正確な体脂肪率の測り方とは？夜の方が低い⇒体脂肪率が急に増えた理由は？

体脂肪計の数字がズレてしまう理由とは？体重減るのに、体脂肪率増えるのは何故？

• 運動した後、体重減ったのに
  

• 体脂肪増えてる！
  

• 体脂肪って、夜測ると低いのに、
  

• ⇒朝測定すると増えてる！
  

• 体脂肪計の誤差のない正確な測定方法とは？
  

今日はジムでトレーニング。

トレーニング前に体重５０ｋｇ、体脂肪率２４％だったのに

トレーニング後、体重４９．８ｋｇ、体脂肪率が２５％と１％も体脂肪が増えている。

夜は脂肪計で測ったら、体脂肪率２２％、朝起きて測定したら体脂肪率２５％⇒体脂肪率が急に増えた！

あれ？どうして体脂肪が急に増えたの？逆に体脂肪率が夜の方が低い日もあり、不思議な体験をしたことがありませんか

間食もしてないし、運動して体重は減っている！夜も寝ただけなのに、何故？ダイエットしたのに、体脂肪が増えた経験がありませんか？体重が減るのに、体脂肪率が増える原因と理があり体脂肪計の仕組みに関係します

体脂肪計の仕組み「体内の水分量で誤差がでてしまう」

• 体脂肪計とは？
  

• 筋肉と脂肪の性質を利用し測定する機械
  

• 筋肉
  

• ⇒水分が多く、電気が通りやすい
  

• 脂肪
  

• ⇒水分が少なく、電気が通りにくい
  

体脂肪計は、筋肉と脂肪の性質を利用して、脂肪の量を測定します。

体脂肪計は、足をのせる場所が"銀色"になっていますよね。

この部分から微量の電力を流し、電気の通り具合で脂肪の量を測定し、体脂肪率を計算する仕組みになっています

• 電気が通りやすい
  

• ⇒体脂肪が少ない
  

• 電気が通りにくい
  

• ⇒体脂肪が多い
  

電気が通りやすい程、筋肉が多くて体脂肪が少ない。逆に、電気が通りにくいほど、脂肪が多くて体脂肪が多いと判定します。その為、体の中に水分が多くある状態、運動して水分がなくなった状態では誤差がでてしまいます。

年々、体脂肪計の精度があがり、改善されつつありますが

体内の水分の状態にもより⇒３％から５％程は誤差がでます。その為、体脂肪計は正しい正確な測り方が重要です

体脂肪率、体脂肪量に誤差が生じやすい 事例

• 体脂肪率の誤差とは？
  

• ３％から５％程は誤差が生じやすい
  

３％から５％程度の誤差といっても、こんなに大きな数字がずれてしまったら、びっくりしますよね。

しかし、実態は水分が少なく、電気が通りにくいだけなので、安定やすい時に測定すれば、比較的正しい数字がでます。ダイエット中程、運動後に体重計に乗る機会や、食べ過ぎ飲み過ぎの日ほど体重が気になります。

しかし、実際には大きな誤差がでて、大きなショックを受けるだけですので、安定しているタイミングで測定しましょう

• 事例①
  

• 運動前と、運動後では？
  

• 体脂肪が増えて計算される 
  

たとえば、ジムでトレーニング。トレーニング前に体重５０ｋｇ、体脂肪率２４％だったのに、トレーニング後、体重４９．８ｋｇ、体脂肪率が２５％。 １％体脂肪率が上がっています。

運動によって汗をかいて、水分が減って体重が減っただけで実は、０．２ｋｇも体は痩せていません。体内の水分が少なくなると、体脂肪計は「水分が少なく、電気が通りにくいので、脂肪が多くある」と誤認してしまうパターンです。

運動で水分を失った場合ですので、ウォーキング、ジョギング、エクササイズ、ダンスなどでも同じ現象が起きます

• 事例②
  

• お風呂に入る前と、入浴後では？
  

• 体脂肪が増えて計算される 
  

ダイエット中など、よく入浴後に体重を測る場合が多いかと思います。この場合も、お風呂に入って体の水分が少なくなる為、電気が通りにくいので、体脂肪率や体脂肪量が増えます。

水に入ると喉が渇くのは、体の中の水分がなくなってしまうからです。同じように、水泳や海水浴、プールなどでも同じように体脂肪は一時的に増えます

• 事例③
  

• お酒を飲む前と、飲んだ後では？
  

• 体脂肪が増えて計算される 
  

お酒、アルコールには利尿作用があります。日本酒、焼酎、ビール、ワインなどを飲むとトイレが近くなりますよね。お酒をたくさん飲んだから、トイレが近くなると思いがちですが、実はそうではありません。

ロックで焼酎を飲む、水分量は少ないにもかかわらず、トイレが近くなります。それは、アルコールに利尿作用がある為、トイレにいけば体内の水分が減り、体脂肪は多く計算されます

• 事例④
  

• 夜は体脂肪が少なく、朝は多く計算される 
  

寝ると汗を人はかきます。朝、起床後に体脂肪を測ると、睡眠中に失った体内の水分が大量にある為、朝は多く体脂肪が計算されます

• 事例⑤
  

• 足に"むくみ"があると？
  

• 体脂肪が低く計算される 
  

むくみの正体は水分です。水分が一時的に、増えている状態で、電気が通りやすい状態

体脂肪計は電気が通りやすいので、筋肉がいっぱいあると誤認していまい、体脂肪率が実際よりも低く計算されます。

むくみがひどい場合では、５％以上体脂肪率が下がる人もいる為、むくんでいる時の数字はあてになりません

体脂肪量、体脂肪率を正確に測定するには？

• 正確な測定方法とは？
  

• ①：朝、起床後なら。起きてから、２時間以上経過後
  

• ②：昼、夜なら。食後、２時間以上経過後
  

• ③：就寝前なら。入浴後、２時間以上経過後
  

比較的安定して、測定が可能なパターンは、起床後、食後、入浴後の２時間後が体脂肪を測定するタイミングです。

生活習慣から、夕食後２時間が経過してから、入浴前に測定し、体脂肪を管理するのがベスト。お酒を夕食で飲んでしまった場合は、正確に測りにくいので、お酒を飲んでいない休肝日に測定しましょう