【中華料理のマナー】テーブルクロスや箸置き、料理を残すなど「コレだけ覚えておけば大丈夫!中華料理店で恥をかかない簡単マニュアル」

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中華料理のマナーは、比較的ルーズです。中華料理は円卓で、会話や人間関係を重視した食事スタイルをしています。その為、日本の和食やフレンチと比べると恥をかいてしまうような厳格なマナーはありません。しかし、それでも基本的なルールやマナーはありますので、初めての円卓料理や取引先の接待などで役に立つ「コレだけ覚えておけば大丈夫!中華料理店で恥をかかない簡単マニュアル」に中華料理店のマナーをまとめました

中華料理のスタイルは「会話や人間関係を重視、円卓のテーブルは角の無い人間関係で和やかに楽しく食事ができる。しかし、中国の文化的に目上の人を敬う傾向が強く、目上の人への配慮は必要」

 中華料理は楽しい会話や和やかな人間関係を重視する

  • ポイント①「楽しい会話や和やかな人間関係を重視する」

  • ポイント②「和食やフレンチのマナーと比較して厳格ではない」

  • ポイント③「目上の人を敬う傾向が強く、親しき仲にも礼儀ありの精神を忘れずに」

中華料理のマナーは和食やフレンチほど、厳格ではない。たとえば、テーブルクロスやナプキンは汚してOK、なんの問題もありません。わいわいと会話を楽しむのが基本のスタイルです。しかし、目上の人を敬うのが中国の文化、その点だけは注意しましょう。日本の諺でいうところの「親しき仲にも礼儀あり」に近い精神です

中華料理のマナー「コレだけ覚えておけば大丈夫!中華料理店で恥をかかない簡単マニュアル」

  • 中華料理のマナー①「中華料理の円卓には、上座がある。入口から一番遠い位置が上座です。座る順番は下の写真の順番に目上の人や偉い人が座ります」 

中華料理の円卓には、上座がある。入口から一番遠い位置が上座です

  • 中華料理のマナー②「テーブルのお皿の上に、ナプキンがあります。ナプキンは、主催者の挨拶が終わってから、半分に畳んで膝に置きましょう。折りたたんだナプキンは、折り目を自分の方向に向けて置くのがマナーです。それまでは、触ってはいけません」  

ナプキンは、主催者の挨拶が終わってから、半分に畳んで膝に置きましょう

  • 中華料理のマナー③「食事のとりわけは上座から、目上の人からの順番です。日本の会食の席では、女性が目上の人や男性に小皿にとってあげる事がしばしばありますが、中華料理の場合、取ってあげなくてOK。料理は自分で取る、人間関係に角を作らないのが円卓の正式マナーです」  

中華料理の場合、取ってあげなくてOK

  • 中華料理のマナー④「中華料理は、座ってテーブルを回して取り分けるのがマナー、立ちあがって料理をとってはいけません」  

  • 中華料理のマナー⑤「料理ののっているテーブルの回し方は、自分から見て時計回り(自分から見て、左に回す)です。みんなが取り終わったら、もっと料理を食べたければ円卓を自由に回して取り分けてOK」  

  • 中華料理のマナー⑥「日本の中華料理店は、箸置きが日本流に横に置いてあるケースがありますが、海外では箸置きは縦に置いてあります。箸の置き方は、縦に置くと、まだ食事中という意味、箸を横に置くと、もう食べないので料理を下げても良いという意味になります」  

中華料理の特殊なマナー「日本人が失敗しがち、間違えがちなマナー」

  • 特殊なマナー①「ナプキンやテーブルクロスは汚してOK。汚れていると、その料理がおいしかったという意味になります。その為、テーブルクロスで口を拭くのもOKなのです」

  • 特殊なマナー②「茶碗と、れんげ以外の器は、器を持ち上げてはNG」

  • 特殊なマナー③「麺類はれんげにとって食べるのがマナーです。日本ではカッコ悪いとされる「レンゲで作っちゃうミニ・ラーメン」が中華料理では正しい食べ方。スープや汁を飲む時は、箸を置くのが中華料理風です」

  • 特殊なマナー④「中華料理は少し残すのがマナーです。全部食べてしまうと、お店の人が量が足りなかったのかと心配します。実際、海外で中華料理を食べると、食べきれない程の量がでてきますので、どの料理も全部食べる必要はないです」

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