ココアに虫がわく!開封済みのチョコやココアに混入する虫の見分け方は?

Author

開封済みのココアパウダーやチョコレートは虫がわく理由とは?

ココアの中に虫がいた

  • 長期間放置すると虫や幼虫が虫がわく

  • ココアの中に虫がわいた時の対策方法!

ココアを飲んだら、ブツブツした虫が浮いてた!!これってもしかして虫じゃないの?と思ったことがありませんか?メーカーに何故、虫が混入しているの?っと聞く前に、本当に虫であるのか、保存状態がどうだったか確認する必要があります。

なぜなら、ココアパウダーの中に最初から虫のタマゴがあったわけではなく、開封後に虫の幼虫が混入するのが通常ありえることだかです

何故、ココアやココアパウダーの中から虫が出てくるの? 

ココアやココアパウダーの中から虫

  • 最初から虫が入っていたと考えるのは間違い!!

  • ココアは、虫の大好物

  • 原因:開封済のココア、チョコは密封する必要がある

ココアだけでなく、チョコレートも同じ。ココアパウダーやチョコメーカーのお問い合わせセンターには、虫が混入していた!という苦情が多く入るいいます。しかし、工場で作った時に、ココアに虫がいたのではなく、虫は開封後に混入しているのがほとんどの事例です

ココアやチョコは、虫の大好物であり、開封して、袋を締め忘れると。少しの時間、チャックやジッパー締め忘れちゃったりすると、すぐに虫がは混入し「長期間放置すると、ココアの袋の中で幼虫→成虫」へとなり、これがココアの中にいる虫です

今ではココアは「1杯分ごとにパッケージ化」されているスティックタイプがありますが、開封後にココアに虫が混入しないための対策の1つです。要するに注意すべきココアはお徳用の大きな袋タイプで、開封後は「毎回、しっかりチャックをする」「チャック付近にココアパウダーがついていたら、ふき取る」など、虫を寄せ付けない管理をご自宅で行うしかありません

  • ココアにわく虫の名前は死番虫

  • シバンムシとココアの見分け方は?

  • 見分け方①→ココアの中で動いている=虫

ココアパウダーの中にわく虫は、死番虫(シバンムシ)と言われます。死番虫とは世界中に2000種類以上、日本でも60種類ほどいる虫であり、卵や幼虫の頃は「白色や黒色」で大人になると「茶色の虫」になるのが多いです

1つ目の見分け方は、肉眼でココアの中で「動いているのか」を確認します。小さいのでよくわからない時は「光やライト」をあてると、虫は光に集まる習性があるので「暗い部屋→ペンライトなどに寄って来るか」と目で確認する方法です

  • 見分け方②→お湯に溶けない=虫

白色の小さい虫が死番虫の幼虫の場合、たとえばミルクココアの中にある「白い粒粒:粉乳の粒(溶けてないココア)」と区別がつかないと思います。粉乳の粒は、乳製品と砂糖の塊ですから、お湯に溶け、ココアの表面に浮遊します。ココが1つのココア虫と白い粒粒(粉乳の粒)の見分け方です

粉乳の粒も水に溶けにくい性質ですが、よくかき混ぜると溶けます。ココアの上でプカプカ浮いているのに、溶けない白い粒粒があれば、それは虫である可能性がありますね

  • 間違って食べてしまった時は?

  • 基本的に問題ないが、アレルギーに注意

成虫の虫は食べてしまったら、どうなるか、事例がないのでわかりませんが、ココアに混入した幼虫は食べてしまっても食中毒やお腹で繁殖する虫ではないとされます。虫といっても寄生虫ではないですし、毒をもっているわけではないです。もし心配であれば、病院に相談するのもありです

しかし、注意すべきは人間に大きな害がある虫ではないとされても「アレルギーのある方」は話は別。むしろこっちの方を心配した方が良いかと思います

他にはどんな虫が、開封済みのココアやチョコレートにわくの?

  • チョコ好きのノシメマダラメイガ

チョコ好きのノシメマダラメイガ

ノシメマダラメイガはコガネムシやカブトムシの仲間。糖分が好きでチョコレートを特に愛する幼虫です。米や玄米も食べますが、米の場合、精米すれば味は落ちても、一様・・・食べられます(食べたくありませんが)

  • 粉っぽいモノ好きのスジマダラメイガ

粉っぽいモノ好きのスジマダラメイガ

穀物好きのスジマダラメイガ。粉っぽいモノが好きで、ココアやチョコレートが大好物、大きくなるとイモムシみたいな形態になるので、気持ち悪い虫です

  • お菓子好きのコクヌストモドキ

お菓子好きのコクヌストモドキ(虫、嫌いなので写真は載せません)

ビスケットやチョコが好きなコクヌストモドキ。こいつこそが、お菓子好きの虫で、家庭の中で最もやっかいな存在。チョコやココア以外にも、甘いお菓子類のビスケットやクッキーも狙ってくるので要注意です

開封済み!長期保管中のココアやチョコレートの虫、幼虫対策!! 

  • ココア虫対策①「冷蔵庫で保管」 

冷蔵庫で保管

開封済みのココアやチョコレートを常温で保管すると、虫がわきやすい。しかし、彼からしたら冷蔵庫は氷の世界、 虫は温度に弱く、冷蔵庫の中では繁殖しない。長期間食べずに常温で放置されたチョコレートやココアは注意ですが、基本的にココアやチョコに混入する虫は冷蔵庫の中では生きていけません。

チョコレートは賞味期限よりも、長く常温の場所で保管されているモノが危ないと考えるべきであり、家庭でもチョコの保管は冷蔵庫でするようにするのがベストです

  • ココア虫対策②:個別包装の商品を購入

  • 1回で食べきれるチョコ、飲みきれるココア・パウダーを買う

個別包装、1回で食べきれるチョコ、飲みきれるココア・パウダーを買う

最近のチョコレートは1回で食べきれる量で包装されているモノが多い理由のひとつがコレ、虫対策です。個別包装のチョコなら、虫がわきにくい。ココアもジッパータイプのココア以外に、1回飲む用の袋に入っているのが売られているのは、実は虫対策です。虫が混入してると思われないようにメーカーは保存面での混入を防ぐ企業努力をしているのです

  • ココア虫対策③:ゲームセンターの景品

  • クレーンゲーム(UFOキャッチャー)のチョコ、お菓子に注意

ゲームセンターの景品、クレーンゲーム(UFOキャッチャー)のチョコ

チロル・チョコに虫が入っていた!というクレームの理由が、ゲームセンターの景品であったという事件が昔ありましたね。チロルチョコやマーブルなどがよくクレーンゲーム(UFOキャッチャー)のお菓子の景品としてありますが、長期間常温状態、クレーンで箱や包装を傷つけてしまうこともあり、虫が混入しやすいと言われます。

ゲームセンターも定期的に交換すると、工夫と対策をしている結果、最近では景品のチョコから虫がわいたという事例はあまりききませんが、個人的には極力、人の少ないゲームセンターのチョコは避けるべきと思っています

スポンサーリンク