【消毒】ノロウイルス予防に「レモン汁」急性胃腸炎にクエン酸が感染力を弱める?ノロの症状と感染経路、潜伏期間

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冬ほど多いノロウイルス感染。ノロウイルスの症状は、食中毒や感染性の急性胃腸炎です。潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が発症します。感染経路は、ノロウイルスが含まれるふん便や吐ぶつに触れた人の手など二次感染する場合や、汚染された二枚貝(生牡蠣やシジミ、大アサリなど)を、生や十分に加熱調理しないで食べた場合などに感染します。予防策の少ないノロウイルスにレモン汁が有効かもしれないとドイツの研究者達が発表。消毒や感染力を弱めるクエン酸に注目です

従来のノロウイルスの予防方法「加熱処理と塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)​で殺菌」

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  • ノロウイルスの予防①「まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は熱湯(85℃以上)で1分以上で加熱」

  • ノロウイルスの予防②「調理器具は、洗剤で十分に洗った後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)に浸す」

  • ノロウイルスの予防③「手洗いは、 手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法(あくまで一般的な感染症対策の補助)」

出典:厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A

ノロウイルスは毎年、冬にかけて大発生。10月頃から発症件数は増え12月、1月頃にピークを迎える。予防方法としては食品の場合は加熱処理、衣類についたウイルスは二次感染防止には塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で殺菌するしか方法はない。アルコール消毒が効果がない為、手洗いでウイルスを減らす・洗い流す事ができても、手軽に、自然な行動からできる有効な予防策がないのが現状です

急性胃腸炎の予防、ノロウイルス予防に「レモン汁のクエン酸が有効」かもしれないとドイツの研究者達が発表!「レモンのクエン酸が感染力を低下させる」

急性胃腸炎の予防、ノロウイルス予防に「レモン汁のクエン酸が有効」かもしれない

アルコール消毒はノロウイルスには効果が無く、手洗いや食品(生牡蠣やシジミ、大アサリ)への予防方法は意外と有効的な手段が少ない。次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)でお皿や箸、スプーンなどを消毒できても、手洗いするには濃度を薄めなければなりません。次亜塩素酸ナトリウムを食品にするのも現実的ではなく、ノロウイルスの本質的な対策は難しいのが現状。ドイツの研究者達が、ノロウイルスをクエン酸で処理する実験を行ったところ、ノロウイルスの粒子の構造が大きく変化。クエン酸がノロウイルス表面と統合し、感染力を低下させる可能性がある事がわかった(出典:Virology、4851、199-204、2015)

新しいノロウイルスの予防方法①「食品の加熱にレモン汁を加える、レモン汁に浸す。クエン酸を含む柑橘系の食材を上手く使う」

  • クエン酸を多く含む食べ物①「レモン(1個4g)」

クエン酸を多く含む食べ物①「レモン(1個4g)」

  • クエン酸を多く含む食べ物②「グレープフルーツ(1個4g)」  

クエン酸を多く含む食べ物②「グレープフルーツ(1個4g)」

  • クエン酸を多く含む食べ物③「オレンジ(1個2g)、みかん(1個1g)」 

 クエン酸を多く含む食べ物③「オレンジ(1個2g)、みかん(1個1g)

新しいノロウイルスの予防方法②「クエン酸を含むレモン水や石鹸で手洗いを!」

クエン酸を含むレモン水や石鹸で手洗い 

  • 手の洗い方①「レモン水、クエン酸を含むレモン石鹸で手洗いをし、よく手を乾かす」

  • 手の洗い方②「風邪、インフルエンザなど予防の為、アルコール消毒をする」

他の風邪予防などを考えると、レモン水やレモン石鹸などで手洗いをし手を乾かしたた後、アルコール消毒するのが得策です。ただし、市販のレモン石鹸の成分は良く見ましょう。レモン風の香りがするだけで、クエン酸を含んでいなければ意味がありません

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