【教育費/高騰の原因】国立大学の学費は予想以上に今後高くなる傾向「少子化・私立大学の学費上昇・公的な教育支援が日本は低い背景」

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高校・公立高等学校授業料の無償化がされましたが、その後の大学にかかる学費は今度どうなるのでしょうか。実は国立大学の学費・教育費は過去30年で約2倍に高騰しているのです。なぜ学費や教育費が年々高くなってしまうのか原因と理由を「少子化・私立大学の学費上昇・公的な教育支援が日本は低い背景」から解説。一般に文系で国立大学は年間70万円前後、私立大学で130万円前後の学費がかかると言われていますが、この値段は15年後には最大で2倍程度になるという予測もあります

国立大学の授業料・学費・教育費は30年間で約2倍「文系の国立大学で年間約70万円、私立大学で130万円が今の相場」

教育費が高騰する原因、国立大学の学費は予想以上に今後高くなる傾向

出典引用:大学授業料の話

  • 国立大学の授業料の平均は年間で約53万円、私立大学は約85万円

  • 平均ではなく一般的な相場の料金にすると、文系の国立大学で年間約70万円、私立大学で130万円

大学の授業料金は個別にばらばらである。文系と理系でも大きな差がある。平均的な年間の授業料よりも、みんながよく行くような大学の料金を相場とすると、文系での国立大学で年間約70万円、私立大学で130万円です。4年間で計算すると、国立280万円、私立520万円前後のお金が授業料だけで必要な金額になります

国立大学は実はお金がかかる「国立大学は日本国内に約80大学しか存在せず、1人暮らしをしている国立の大学生は約60%」=1つの件に1~2の大学しかない

国立大学は日本国内に約80大学しか存在せず、1人暮らしをしている国立の大学生は約60%

国立大学は学費が安い!と言われお金がかからないように思えますが・・・国立大学って地元の国立に行かない限り1人暮らしのお金がかかって結局地元の私立に通うのとかかるお金に差がなくなってしまいます。また、最近は国立大学を重視する企業も減り、入学する国立大学の県内で就職する事が多い。しかし、県内に地域密着型の日本有数の企業がない場合も多く、都心部の有名私立の方が民間企業への就職は有利な場合も少なくない。頭の良い学生ほど国立大学へ入学するメリットがなくなってきているのです

国立大学の教育費・学費が高騰している原因と理由

  • 教育費高騰の原因①「国立大学の授業料は、私立大学の授業料を参考に決定される。私立大学の学費の高騰を指数に、国立大学の授業料が決まる仕組みから、自然と高騰してしまっている」

  • 教育費高騰の原因②「少子化による私立大学の経営状況の悪化からの学費の値上げ」

  • 教育費高騰の原因③「アメリカの私立大学は学費で大学を運用している割合は約16%、日本の私立大学は逆に学費で約80%を大学運営をまかなっている構造をしている。学費以外の収益の少なさが大学の経営状況をより悪化させている」

  • 教育費高騰の原因④「世界的に見ると、日本は国からの教育費の支援が少なく、民営の私立とはいえ、教育費を公的なサービスとしての認識が低い。日本の公的な教育費支援は13年連続、OECD加盟国の中で最下位」

モノの物価が上昇している為に、教育費も上昇しているという見解もありますが、2000年~2010年のデフレ時代(物価の下がる状態)でも、教育費は下がらず高騰しています。その為、物価の上昇は一概に教育費の上昇と関連性が低い、直接的な原因ではないと考えられます

財務省の見解「2031年までに国立大学学費を年間93万円まで引き上げる方針を発表(2015年10月)」

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日本の財務省の見解では、現在の年間約70万円(平均では53万円)の学費を年間93万円までに引き上げる方針を2015年10月に発表。この数字が下方修正される事はほぼないでしょう。今の日本の経済状況が続く前提で考えると、93万円よりももっと高い学費になる気がしますね。そもそも、国立大学の学費を私立大学の学費を最も重視し値上げをする仕組みをしている以上、どのような根拠をもって算出したのかも確証はあると思えませんね。高校のように大学も無料化される事になれば、話は別ですが・・・

つまり、今の子供!小学生ぐらいの子が大学に行く頃はいまよりも学費が上がっている可能性が高い!

金なんてものは結局、心がない

小学校から高校までの学費をランニングで支払い、大学の費用を貯蓄に回すやり方が一般的な家庭のやりくりです。今までは国立で約280万円、私立で520万円を目標に貯蓄していた家庭は、今からでも遅くないので、貯蓄する金額を増やしておくと良いでしょう

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