【新型インフルエンザ/風邪予防】うがいの効果は?外国・海外はうがいの習慣が無い!?うがいは日本独特の文化だった!

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風邪予防にする手洗いやマスク、うがい。外国・海外では「うがいをする習慣」が無く、うがいは風邪予防の効果がないと考えられています。日本独自の文化の「うがい」について素朴な疑問を解決!うがいは、本当に風邪や新型インフルエンザに効果があるのかを解説しています

世界の人々、外国・海外には「うがいをする習慣」が無い!?実は、うがいは日本独自の文化で、外国ではうがいは効果がないとされている

 世界の人々、外国・海外には「うがいをする習慣」が無い

  • 海外の反応①「うがいで風邪予防なんて、迷信だね」

  • 海外の反応②「西洋人は、100年以上前、風邪のためにうがいをしたものです。しかし、医学的根拠がないとわかったとき、うがいを止めました。しかし、日本人はうがいをし続けています」

  • 海外の反応③「私の日本人の妻はうがい法を信じ切っています。毎朝と帰宅時に手洗いとうがいのために必ず洗面所に直行します。私は心理的なものだと思います。そうすることによって、安心するんだと思います」

  • 海外の反応④「お茶が関係しているのかなぁ?日本の緑茶産地である静岡県出身の人と結婚した友人がいるんだけどね。彼女によると、子供でも、水代わりに緑茶を飲むんだって。そして、学校では緑茶でうがいをするんだって。だから静岡の子どもは日本の他の地域の子どもたちよりも風邪にかかる子が少ないんだってよ」

  • 海外の反応⑤「私は緑茶が効いているんだと思います。つまり細菌を殺すこと、うがいが効いているんじゃないと思う」

西洋医学では「風邪などの原因となるウイルスは、短時間で細胞の中に取り込まれてしまうため、水では洗い流せず、うがいは予防にならないとされてきた」 

え?もしかして・・・うがいって効果ないの?日本では常識だけど、外国の人達からすると非常識なことなの? 

え?もしかして・・・うがいって効果ないの? 

「うがい」という言葉の起源は「鵜飼い」、鵜を使って魚を捕る方法が語源です。魚を飲み込んで、その後吐き出す姿が似ていることから「うがい」と呼ばれるようになり、1444年に作られた国語辞典、下学集にうがいというワードが載っています。少なくとも、何100年以上も前からある日本の風邪予防の習慣・風習です

うがいの風邪予防効果の実験「何100年以上も科学で研究されていなかった事を、2002年から京都大学が研究を開始」

2002年~2003年にかけて京都大学、川村孝教授のグループが「世界初のうがいによる風邪予防効果の無作為割付研究」が行われました。実験方法は、全国からボランティア387名を募り、「何もしない」「水でうがい」「ヨード液でうがい」の3グループにくじ引きで分けて、2カ月間にわたって振り分けられたうがい行為を行なってもらい、その人たちが「風邪をひいたか、ひかないか」を調べるというシンプルなもの

風邪予防の実験結果「水うがいをすると、40%も風邪を引かない」

  • 何もしない人は100人中、26.4人が風邪を引いた 

  • 水うがいをしていた人は100人中、17人が風邪を引いた 

  • ヨード液うがいしていた人は100人中、23.6人が風邪を引いた 

ヨード液でそれほど効果が出なかったことについては、ヨード液がのどに常在する細菌叢を壊して風邪ウイルスの侵入を許したり、のどの正常細胞を傷害したりする可能性があるとみている

発熱予防の実験結果「うがいをすると、発熱する子供が少ない。緑茶、食塩水は水よりももっと効果が高い」

公衆衛生学に詳しい浜松医科大学の野田龍也助教の研究結果。2~6歳の子ども約19,000人を対象に、1日1回以上、水道水や緑茶などでうがいを行ったグループ、行っていないグループに分け、37.5度以上の発熱をした子どもの割合の差を調査。結果、うがいをする子どもが発熱する割合は0.4%だったのに対し、うがいをしない子どもは1%が発熱していた。また、緑茶でうがいをした子どもが最も発熱しにくく、食塩水、水道水の順に発熱者の割合が増えた

インフルエンザの予防「今のところ、科学的根拠が無く、うがいは意味がないとされている」

インフルエンザ予防としてうがいは効果がないと言われています。それは、インフルエンザウイルスは、気道に付着すると20分ほどで細胞の中に取り込まれ、増殖をしていきます。ですので、20分ごとにうがいをするという非現実的な予防法とされているからです。今のところ、首相官邸ホームページでも、「インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません」とされています

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