-
安倍川餅の長期保存は冷凍保存!
-
安倍川餅の常温・冷蔵庫、冷凍保存の日持ち目安を徹底解説!
安倍川餅とは、焼いたお餅を湯に浸して「きな粉」や「砂糖」をつけて食べる静岡市の名物。黒蜜をつけても美味しく、家でも簡単に出来るお餅スイーツですよね
では、安倍川餅を作った時。どのくらい日持ちするのでしょうか。たくさん作って残ってしまった時の保存方法から常温、冷蔵庫、冷凍保存の日持ち期間を説明しますね
-
安倍川餅の保存は、常温・冷凍の2種類!
安倍川餅は、材料に「餅米」から作っていますので冷蔵庫の保管が不向きな和菓子です。餅菓子の種類である「安倍川餅」は、すぐに食べる予定なら常温、長期保存のストックは冷凍保存がむいています。
-
お店の安倍川餅は賞味期限、消費期限を守る!
-
お土産の安倍川餅:製造から10日程度の賞味期限
-
スーパーの安倍川餅:4日程度
賞味期限とは期限を過ぎても、食べられる可能性がある期間ですよね。しかし、5日以内に腐ってしまう可能性のある食品は基本的に『消費期限』が設定されていて、消費期限切れは食べることはNGです
安倍川餅は和紙などで包装され箱に入っているものが多く、常温で保管する和菓子。市販の安倍川餅は、製造から10日程度の商品が多く、中には14日と2週間ぐらいのモノもあります。また、スーパー等でパックに入った安倍川餅がありますが、手作り感の強い安倍川餅は市販でも3~4日以内の消費期限のモノが多いです
しかし、コレは市販の安倍川もちのお話。手作りの場合はどうでしょうか。賞味期限がないこともあったり、日持ちする期間の目安を次に説明しますね
安倍川餅の常温保管:日持ちする賞味期限の目安は?常温の保管温度は?
-
手作りした安倍川餅の常温保管の目安は?
-
10度~15度:1日程度(当日中)
-
10度前後:2日
-
推奨の保管温度:4度以上、10度前後まで
-
場所:高温多湿を避ける、日のあたらない涼しい場所
安倍川餅を買うとパッケージに「高温多湿・直射日光を避ける」と「涼しい場所で保管」と書いてある事が多いと思います。商品の場合は、賞味期限の間は、常温で問題なし。
家で手作りした安倍川餅は「基本:当日中、条件によって2日が目安」です
しかし、この条件って結局、どういう温度の場所なのか、いまいちハッキリしないですよね。常温という言葉自体、正確な定義がなく目安が分かりにくいかと思います
安倍川餅はもち米から出来ていますので、0~4度の温度は水分が抜けパサパサになる特徴があり、冷蔵庫の保管は適していません
-
常温の保管方法:ラップで乾燥防止!
-
→もしくは、手作りはタッパー保管
食通毒の原因になる菌は10度以下で繁殖を抑えられる事が多く、12度から繁殖する菌もいます。この考えからすると「常温でも10度以下」が望ましく「菌の付着をさけるために、ラップやパッケージのまま保管」するのがベストですね
1つの基準・目安として、常温なら『10度前後の直射日光があたらない場所で保管』と考えて良いと思います
安倍川餅を冷蔵庫に保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?
-
安倍川餅の冷蔵保管:NG
-
お米が材料の安倍川餅は、カチカチになる
-
夏など、常温が心配なときのみ
安倍川餅はお餅米が材料、でんぷんを含む和菓子は「0~4度の温度でパサパサ、カチカチ」になってしまいますから、冷蔵庫の保管は不向きです
しかし、夏の暑い日など25度以上の部屋の中は、菌の繁殖しやすい温度帯になりますから、常温保管が基本と言えども長く日持ちしません。夏は一時的に、その日のうちに食べるつもりで「一時的な冷蔵保管」も視野に入れてくださいね
安倍川餅を冷凍保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?解凍方法・温めなおしとは?
-
安倍川餅の冷凍保存:2週間~1か月
-
冷凍焼け対策なら、2週間以内が推奨!
安倍川餅を買いすぎて、大量に余っている!安倍川餅は冷凍できますから、すぐに食べる予定がないなら、冷凍保存です
ご飯の冷凍ストックが可能なのと同じ原理で、安倍川餅は冷凍保存できます。保存期間の目安は『1か月以内』ですが、冷凍焼けをして味・食感が急激に悪くなることがあるので「2週間以内」が、おすすめの冷凍期間です
-
安倍川餅の冷凍保存の方法は?
-
→個別にラップする
-
→保存袋(ジップロック保管)
安倍川餅の冷凍保存は「①小分けしてラップをする」+「②保存袋に入れ冷凍する」のこの2つ。二重保存することで冷凍出来ます
和菓子は常温保管が基本とはいえ、日持ち期間が短いので、すぐに食べなのなら冷凍保存で長期保管するのが、おすすめです。冷凍することで「2週間~1か月」の時間がありますので、その間に食べればOK。腐ってしまう心配もなくなりますよね
-
安倍川餅の解凍方法は?
-
冷蔵庫へ保管場所の変更:6時間程度で解凍
-
常温2~3時間の自然解凍
冷凍からの解凍方法は2つ。常温の自然解凍なら「2~3時間」、冷蔵庫の中で解凍するなら「6時間程度」です。
さて、安倍川餅の保存方法と日持ちの目安を紹介しました。保存期間は基本、パッケージに記載ある期日内ですが、記載のない手作りの時は、保管する温度に注意しながら、なるべく早く食べきるように心がけるのが大事かと思います