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手作りコーンスープの日持ちと賞味期限は?
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鍋ごと冷蔵保管、冷凍保管できるの??
コーンスープを手作りしたよ!でも、思ったほど食べなくて残ってしまった!
そんな日の保存方法と手作りの賞味期限を詳しく解説!常温、冷蔵庫、冷凍保存の目安を保存方法も含めて教えちゃいますね
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粉末のコーンスープの素の日持ちは?
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未開封:約1年
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開封後:1ヵ月
まず、作る前の市販のコーンスープの粉末の素の賞味期限からです
コーンスープの粉末の素は多く商品がありますが基本的に『賞味期限:1年』がほとんどです。これは未開封の場合の賞味期限で『開封後:1ヵ月以内』に使い切るのが目安です
コーンスープの常温保管~常温保管は基本NG、余ったスープを鍋ごと保管する場合の注意点は?~
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コーンスープの常温保管:基本NG
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目安:3時間以内
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夏は半日かからず、腐ってしまう事も!
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菌が繁殖する温度は、20~50度(43度以上で最も繁殖)
コーンスープは、作ってから常温はお皿にラップ、鍋にちゃんと蓋をした状態で『3時間が目安』です
煮込んだコーンスープは、食材からうま味がたっぷりありますから、菌が繁殖しやすい環境です。特に菌(ウェルシュ菌など)は、20~50度前後(43度以上が一番、増える)で繁殖すると言われています。日本の気温からして、冬以外は常温保管は難しいですし、今や冬でも家の中は暖房で温かいと、常温での保管はむいていません
作ったスープが余って残ってしまった時は、まずは冷蔵庫へ。数日食べる予定がないなら、冷凍しましょう
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鍋ごと保管でやるべき事、注意点は?
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定期的な加熱、再沸騰させること
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75度以上、1分間以上の加熱を!
定期的な加熱をすることで、スープは常温でも日持ちするようになります。
基準としては「75度以上の温度で、1分以上→コーンスープならコトコトした状態で3分ぐらいが目安」でほとんどの菌(腸炎ビブリオやO157など)は死滅するからです。
しかし、食中毒よくある原因の「ウェルシュ菌」は完全には死滅しません。増殖するウェルシュ菌は加熱処理で死滅するとされますが、芽胞を作った状態ですと100度の温度に6時間耐久するとされます
さっき加熱処理したから大丈夫と思っても、増殖する菌は死滅しても、芽胞はいますので。また、復活すると思ってください。そういう意味では、鍋ごと保管はめんどうな事も以上に多いので、あまりおすすめできません
コーンスープの冷蔵庫保管~作り置きで冷蔵ストック!冷蔵庫の日持ち、賞味期限は?~
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冷蔵の日持ち:3~5日
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冷蔵保管の方法:タッパー、保存容器
スープが余ってしまった時など。まずは鍋からタッパーにうつしましょう
タッパーは空気を密封できるので、鍋よりは安心。タッパー冷蔵保管で3~5日の日持ちです。
保管する時は「消毒したタッパー、保存容器」に保管します。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふいてきれいにしましょう
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コーン+クリームスープ
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冷蔵庫目安:3日以内
コーンにクリームを使う場合がありますよね
コーンクリームスープの場合は、通常より少し賞味期限は短くなると考えるべき。目安としては『冷蔵庫:3日以内』です
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冷製コーンスープの場合は?
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冷蔵庫:1日以内(翌日まで)
夏に食べやすい『冷製コーンスープ』ですが、残ってしまった時は「冷蔵庫:日以内(翌日まで)」が目安です
冷製コーンスープは冷蔵庫で長く保管が向いてませんので『長期保存→冷凍保存』に保存方法を変更するのがベストです。冷凍期間は通常のコーンスープと同じです
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食べる時は、必ずレンチン。再加熱を!
作り置きや余ったスープを飲むときに、再加熱しなかったり、電子レンジを使わない食べ方が一番ダメです。冷蔵の場合、タッパーで空気になるべく触れないように保管しているとはいえ、冷蔵庫の中でも傷んでいきます。加熱はそれだけで、殺菌効果がありますので必ず食べる前は、温めるように。
傷んでしまってもう食べれないときは、加熱した時に変なにおいがするなど。調理中に気が付くこともあります。そういった事も含め、加熱することが重要です!ミスや事故を防止する、そういう意味でも加熱はしましょう
コーンスープの冷凍保管~作り置きは冷凍できる?余ったスープの冷凍保存~
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冷凍したコーンスープの日持ち:2~3週間
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スープの冷凍:密封可能な保存袋(ジップロック等)
大量に作りすぎた時や作り置き用は『冷凍保存:約1ヵ月』保存できますが、手作りの場合は『2~3週間』が推奨の目安です
できれば、タッパーよりもジップロック+空気をよく抜くという保存方法で冷凍焼けを防止したやり方が、おすすめです!
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賞味期限を忘れないように「ジップロックに日付を書く」
スープを冷凍する時はジップ付きの「密封可能な保存袋(ジップロックなど)」で保管します。作ってから熱いうちではなく「冷めてから」、できれば急速冷凍後に冷凍保存が一番望ましいです。この方法で、スープは2~3週間、冷凍で保管可能です
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解凍方法:1食分ごとに半解凍→鍋へ
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解凍方法:もしくは、流水解凍
解凍方法は、袋のまま冷凍庫から、冷蔵庫へうつします。半分、冷蔵庫の中で自然解凍させて、袋から簡単に取り出せるぐらいになったら、そのまま鍋にかけます。この半解凍の方法は、溶けるまで少し時間がかかりますので、もっと早くスープを解凍したい時は、流水解凍をしましょう
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ツブツブのコーンはどうするべき?
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基本:そのままで可
コーンスープに野菜の『とうもろこし』を具材としている時は、どうするべきかです
ジャガイモなど冷凍するとボソボソになる野菜ではないので『コーンを潰す必要はなし』ですが、フレッシュさは冷凍期間が長いとなくなるので、ココは食感のお好みで『潰した方が好きな味』と思う方は、潰すのはありです
さて、今回はコーンスープの日持ち期間と保存方法をばっちり紹介しました。コーンスープは子供が好きな味ですから、たっぷり作ってしまう事が多いと思います。よくコーンスープを作る方は、良かったらコーンスープに合うおかずやご飯を紹介しますので、献立の参考にしてくださいね