ヒレカツ・豚の一口カツの日持ちと保管期間!冷蔵庫と冷凍食品の保存方法

ヒレカツ・豚の一口カツの日持ちと保管期間-冷蔵庫、冷凍食品の保存方法-

  • ヒレカツの日持ちは、どのくらいが目安?

  • 手作りのヒレカツ、お惣菜、冷凍食品の保管方法は?

同じ揚げ物でも、とんかつよりもヘルシー!カロリーも低くて、お得な感じがするヒレカツですから、少しは多めに食べてもいいのでは!と期待する揚げ物ですよね。1つあたりのカロリーの事もありますが、1口サイズなら数の調整も出来る。子供がたくさん食べるなら、作り置きしていいですよね

ここでは、作りすぎた!大量に余ってしまったヒレカツの賞味期限、日持ちを!常温保管、冷蔵庫保管、冷凍保管と保管方法の違いを『揚げる前、揚げた後の日持ち目安』を徹底解説しています

作り置きや残ってしまった時の保管やリメイク料理に悩んだ時に、参考にしてくださいね

  • 豚のヒレ肉の日持ちは?

豚のヒレ肉の常温から冷蔵保管・冷凍保存の日持ち・賞味期限

  • 冷蔵庫の保管:3日以内

  • 冷凍保管:1か月

とんかつ用の豚肉と部位が違いますから、まずは、ココから解説。豚のヒレ肉は、冷蔵3日、冷凍1か月の日持ちです。

購入した時にシールで賞味期限があるものは、そちらを参考に。ない場合もありますので、その時の目安にしてくださいね。お徳用や見切り品の場合は、期限の短いヒレもあります。そのタイプの時は冷凍が推奨です!

  • 冷凍食品のヒレカツの賞味期限と消費期限は?

  • 冷凍食品:多くが1か月以内の賞味期限

  • 賞味期限切れは食べても大丈夫?

ヒレカツは1か月の冷凍食品がほとんどです。揚げ物の冷凍食品は「マイナス18度以下」で保管することで、賞味期限内に美味しく食べられるという基準で作っています。

ここが賞味期限と消費期限の違いで、賞味期限切れになっても食べられないわけではありません。冷凍食品のメーカーは、ホームページなどで、食品の味や風味が落ちるとして賞味期限切れは推奨していませね。

冷凍食品の場合も、常温や冷蔵庫の保管は揚げた後の項目を参考にしてくださいね!

揚げる前!ヒレカツ、一口カツの日持ち~常温放置、冷蔵保管、冷凍保存の目安は?~

  • 揚げる前のヒレカツ

揚げる前のヒレカツの保管方法、常温から冷蔵保管・冷凍保存の日持ち・賞味期限

  • 常温保管の日持ち:目安は、半日以内

  • 夏場:20度以上の温度なら、1、2時間以内

ヒレカツは揚げる前なら、パン粉を付けずに、保管します。

パン粉をつけてると「衣が水分を吸収」しますから、雑菌がわきやすく、常温で保管はNGです。揚げるまでに時間があるときは「ラップ」を、半日以内(3時間以内)が保管の目安です

夏場や部屋の温度が20度以上の場合は、1、2時間以内と部屋の温度にも違いがあります

  • 揚げる前のヒレカツ

  • 冷蔵保管:2日以内

  • 長持ちのコツ:パン粉はつけずに、1個1個ラップを!

揚げる前の状態であれば、一時的に冷蔵庫で保管する事ができます。タネの状態(パン粉はつけない、キッチンペーパーで水分をふきとる)で1つ1つをラップに包み、冷蔵庫に保管します。この方法で、冷蔵2日の日持ちです

この方法なら、翌日のお弁当に使う時など、前日にある程度用意が出来ます。子供の運動会や学芸会など、学校のイベントの日のお昼用なら、味も大事。出来るだけ、油で揚げるのは当日がベストです

  • 揚げる前のヒレカツ

  • 冷凍保存:30日程度(1カ月)

  • 大量保管ストック可!作り置きなら、コレ!

  • 時短のコツ:パン粉をつけたまま、冷凍保存する

ヒレカツやお弁当用の1口カツの大量保管、作り置き用なら「揚げる前の状態で冷凍保存」です

冷蔵と違い冷凍の場合は「パン粉」をつけた状態での保管です。この方法で1カ月も日持ちしますので、お弁当のおかずや夜ご飯のもう1品として使えます

  • ヒレカツの解凍方法

ヒレカツの解凍方法:揚げ方と揚げる温度、揚げ時間

  • 冷凍のまま揚げる

  • 揚げる時間:5~6分、170~180度

  • 揚げる個数:3個まで

冷凍したときの解凍方法は「自然解凍ではなく、冷凍のまま、揚げる」のが正解です

冷凍ヒレカツを揚げるコツは「揚げる温度170~180度」を保つこと。一度にたくさん冷凍のヒレカツを油に入れると、急激に温度がさがってしまいます

冷凍した揚げ物は解凍してから揚げると「衣が破裂」しやすくなるので、「1度に揚げる個数は、3個まで」にしましょう。半解凍からの電子レンジで温める方法もありますが、個人的にはその方法では、やはり衣が破裂しやすい事があり、冷凍→そのまま揚げるという方法が適していると思います

揚げた後!ヒレカツ、一口カツの日持ち~常温放置、冷蔵保管、冷凍保存の目安は?~

  • 揚げた後のヒレカツ

揚げた後のヒレカツの保管方法、常温から冷蔵保管・冷凍保存の日持ち・賞味期限

  • 常温保管の日持ち:目安は、3時間以内

  • 夏や暑い日:1、2時間以内

  • 推奨温度:10度以下

すでに調理済み、揚げた後の場合のヒレカツの日持ちです

温度は10度以下と常温での保管は冬でも難しいです。常温の場合(揚げたあと、冷蔵庫に入れ忘れた。作りすぎて残ってしまった等)は、3時間が賞味期限の目安とされますが、夏場など20度を超えるような日は「1、2時間以内」が限界です。

  • コンビニ・お惣菜のヒレカツ、一口カツは?

コンビニ・お惣菜のヒレカツ、一口カツの保管方法、常温から冷蔵保管・冷凍保存の日持ち・賞味期限

  • 原則:3時間以内(常温の場合)

  • コツ:購入後は、冷蔵庫へ

  • 推奨温度:10度以下

お店で購入した場合「お早めにお召し上がりください」と記載がありますよね

お早めにっていつまで?という話ですが、一般的に3時間以内の事を意味しています。

調理済みという考え方ですので、コンビニで買ったモノやお惣菜は、常温保管の日持ち時間とほぼ同じ原理です。スーパーで購入したら、すぐに食べないのであれば「冷蔵庫へ保管」、常温状態は3時間以内(暑い日は、もっと短く1、2時間程度)が原則ですので、「午前中に購入した→お昼に食べるなら、常温でも可」「午前中に購入した→夜ご飯のおかずなら、冷蔵保管へ」という保管スタイルがおすすめです

電子レンジ

  • ヒレカツの温め直しのコツは?

  • 温め直し①:電子レンジ600W:2分

  • 温め直し②:レンチン後、アルミホイルを敷いてトースターへ

冷めてしまった時の温め直しのコツです。揚げ物は、揚げ直すとカリっとして美味しく美味しく温められますが、電子レンジとトースターを使って、カリっとした揚げたてのようにする方法があります

電子レンジで温めた後、「衣に水を軽く霧吹き」してからトースターで温めると衣がしっかりとします。トースターにアルミホイルを敷くとより揚げたてように温め直し出来ます

  • 揚げた後のヒレカツ

  • 冷蔵保管:1日以内(翌日まで)

  • ワンポイント:前日にお弁当用に作り置きが可

揚げたコロッケの冷蔵保管「2日以内(翌日まで)」

揚げた後の状態で冷蔵保管するときは、「1日以内」が目安、脂っこくもなりがちですので、クッキングペーパーを敷いてタッパに入れてもよいですが、「1個ずつ、ラップで包む」とこの工程を加えると、衣の脂っこさを抑えることができます。

揚げてからでも翌日のお弁当に使いたい時は、安全のため「再加熱が必要」です。

  • お弁用のヒレカツは、サンドイッチもあり!

ヒレカツサンド

夏場は、保冷剤がいりますが、残ったヒレカツはお弁当にするなら、サンドイッチも〇です!

やぱり、2日連続で同じヒレカツを単品で食べると飽きてしまう男性も多いので、こうやってサンドイッチの具にアレンジするのがベスト。ただし、食べる時は、再加熱。レンチンするなど、会社に電子レンジあるなら、この方法もありですね

  • 2日目のお昼に、ヒレカツ丼!

ヒレカツ丼

揚げてからのヒレカツは、安全のため「再加熱が必要」とお話した通り、ヒレカツ丼!卵とじ!なら再加熱していますよね。

作り置きや、余ってしまったヒレカツのリメイクなら、ヒレカツ丼がおすすめです

  • 揚げたヒレカツ

  • 冷凍保存:約1カ月

  • 注意点:冷凍食品より手作りは短い

揚げたヒレカツを冷凍で保管するときは、「約1カ月」が目安です。市販のものは「1カ月」など賞味期限が長いモノがありますが、手作りの場合は違いますので注意が必要です。

揚げたヒレカツと揚げる前のどちらも冷凍できますが、味や食感は揚げる前の方がもちろん美味しいので、時短したい方は「どれぐらい普段の料理を時短したいのか」と1度、よく考えて保管方法を検討してくださいね