ペストリーは冷凍できる?日持ちする期間と消費期限切れはいつまで?

ペストリーの日持ち期間と常温・冷蔵庫、冷凍保存の賞味期限・消費期限

  • ペストリーパンの保存方法と日持ち期間!

  • ペストリーの常温保管、冷蔵庫、冷凍保存を徹底解説!

ペストリーとはタルトやデニッシュに近い存在のパンですよね。ペストリーは小麦粉にバター、ショートニングやベーキングパウダーが主な材料で、パン生地的には冷凍も可能です。しかし、種類が豊富すぎて。フルーツありから、ジャム系まで様々と、大量に買って来てしまった時はペストリーってどう保管したらいいのと困りますよね

ここでは、パン屋で買ったペストリー、手作りパンの常温保管、冷蔵庫保管、冷凍保存からの解凍方法まで、しっかり解説しますね

  • ペストリーは、常温保管が基本!

  • 冷蔵庫NG、大量にある時は冷凍保存!

ペストリーの基本的な考え方は、常温保管と冷凍保存のどちらかです。

パンは他の食べ物と比べて「乾燥しやすく、水分が維持されにくい特徴」があります。これは、主な材料が「小麦粉、塩、水」といったシンプルな故に、水分をとどめる力が弱く「冷蔵で保管すると、パサパサになる問題」があります。冷凍の場合は、水分まで含めて凍らせるので保存が出来ますが、長期ストックや食べきれない量いがいは常温保管が基本です

しかし、ペストリーはトッピングが豊富ですので、トッピング別にまず、保管方法と日持ちの目安と次に紹介しますね

  • ペストリー+ジャム、クリーム

  • 常温:当日中

  • 冷凍:可

ペストリーにジャムやクリームを使っているものは、常温保管は当日中ですが、冷凍保存ができます。このタイプのペストリーは、すぐに食べないなら冷凍がおすすめです

ペストリー+ジャム、クリームの日持ち期間と常温・冷蔵庫、冷凍保存の賞味期限・消費期限

  • ペストリー+生のフルーツ

  • 常温:当日中

  • 冷凍:不向き

逆に、冷凍ができないのは『生のフルーツ+ペストリー』のタイプです。生のフルーツが、トッピングされているペストリーは冷凍不向きですから、当日中に食べるのを心がけましょう

ペストリー+リンゴの日持ち期間と常温・冷蔵庫、冷凍保存の賞味期限・消費期限

  • ペストリー+しっかり焼かれたリンゴ

  • 常温:当日中

  • 冷凍:可

見極めが難しいところが、有りますが。フルーツが全部、冷凍がダメというより『生=冷凍×』で『よく焼かれたフルーツ=冷凍〇』が正確な表現かと思います。生のマンゴーやキウイがトッピングされているペストリーは冷凍が×ですが、リンゴパイのように「しっかり焼かれた」「焼きリンゴ」になっているペストリーは冷凍ができます

ペストリーの常温保管:日持ちする賞味期限の目安は?常温の保管温度、場所は?

  • 手作りパン、パン屋のペストリーは常温保管で何日もつ?

ペストリーの日持ち期間と常温・冷蔵庫、冷凍保存の賞味期限・消費期限

  • ペストリーパンの賞味期限と消費期限は?

  • 賞味期限の目安:3日以内

  • 消費期限の目安:賞味期限+18時間

  • 消費期限切れのパン:NG

菓子パンのジャンルになるペストリーの賞味期限は3日、消費期限は5日ぐらいと言われますよね。しかし、実際どうなのでしょうか

5日以上日持ちする食品は、賞味期限が記載されていますが、パンによって違いがあり「ほとんどのパンは、消費期限」が決められています。つまり「一般的なパンは5日以内のモノが多い」という認識で間違いないですよね。製法や保存料によって違いがありますが一般的にパン屋さんのは「消費期限4~5日が多い」と言われますが聞いてみると「2、3日」や『当時中』と答えるパン屋さんもあります。購入したパンはパン屋さんの指定する消費期限を、まずご確認を。わからない時は、店員さんに聞くのがベストです

あくまで概算の目安になりますが、消費期限は「製造からの賞味期限×0.8」という式で決まることが多いです。ペストリーの場合「賞味期限は約3日→1.25倍の3日と18時間」が、消費期限ではないかと推測されます

賞味期限3日のペストリーは、製造から3日+18時間の間であれば「カビ・異臭がないかなどのチェック後、食べられる」可能性があります。ただし、消費期限(3日+18時間の間など)を過ぎたパンは、NG。消費期限切れのパンは食べてはなりません。賞味期限・消費期限の違いがいまいち、わからない時は「作ってから3日以内」なら正しく保管していたら基本的に問題ないです

  • 推奨の保管温度:4度以上、20度以下

  • 場所:高温多湿を避ける、日のあたらない涼しい場所

  • 手作りのポイント:冷めてから、個別にラップをする

ペストリーは「常温:3日以内」の保管期間と説明しました。では、保管の注意点はどんな事があるでしょうか

パン生地は、2つの温度帯で傷みやすいとされます。1つは「0~4度の低温」もう1つが「20度以上」の温度帯で「4~20度以下の温度」が適温です。 一般的に『菌が特に繁殖するのは、温度25度以上、湿度60度以上のどちらかが多い』と考えられますので、特に危険なのは夏場の25度以上の日、20度以上でも湿度の高い日です

ここまで考えるとパンは、常温保管が基本ですので「温度は20度以下」で「日のあたらない涼しい場所」を保管場所にするのがベストです。また、手作りした時は熱いままででラップすると『むした蒸気』で傷みやすくなるので「あら熱が冷めてから、ラップ」をして保管するのがポイントです

  • 3日経ってないのにカビが、なぜ?

  • 天然酵母と手作りは、2日以内の時がある

パンが腐る原因は、パンに含まれる水分から菌が繁殖する事が多いです。パンが腐るとカビが発生し『同じ保存袋に保管したパンもダメ』になってしまう事がります。20度以下であれば、おおよそ湿度の問題はクリアされますが、梅雨や蒸し暑い日に湿度が高い場所で保管した、天然酵母のパンであったら、余分な添加物が少ないのがメリットですが。カビが生えやすく2日以内で腐ってしまうケースがあります。パンは傷みやすいので、状況による判断も大事です!

ペストリーを冷凍保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?解凍方法・温めなおしとは?

  • ペストリーパンは冷凍保存ができる!

  • 日持ち目安:2週間以内

ペストリーは、0~4度の温度も傷みやすく「通常、冷蔵庫の温度は2~3度」ですから、冷蔵庫の保管がむいていません。パン生地の中のデンプンは、0~3,4度で劣化しやすく、パン生地から水分が抜け「パンが固く」なります

ペストリーを大量にパン屋で購入した時、余ってしまった時は冷蔵ではなく冷凍保存です

パンの冷凍保管:ラップに包み冷凍する

  • ペストリーを冷凍保存する方法①:ラップ+ジップロック

パンの冷凍保管:アルミホイルに包み冷凍する

  • ペストリーを冷凍保存する方法②:アルミホイル+ジップロック

パンの冷凍は「基本:ラップ+ジップロック」で密封して保管です。このもう1手上の保管方法が「アルミホイル+ジップロック」で、アルミはラップより気密性が高いだけでなく、熱が伝わりやすく、早くパン生地の中の水分を冷凍できます。

②の冷凍保存の保存の方法の方が、解凍した時のパンも美味しいです

  • 市販の場合(パッケージング:有)

  • ペストリーを冷凍保存する方法③:購入した袋を開けずに+ジップロック

市販のコンビニのように「パッケージされたタイプ」は、袋を開けずに「袋のまま、ジップロック」で保管です。包装されてないパン屋さんのモノ、手作りパンはラップ、アルミホイルで包みますが、パッケージされた商品は袋を交換する必要はないです

  • 冷凍したペストリーの解凍方法は?

  • 自然解凍:常温:2~3時間

  • 自然解凍:冷蔵庫:前日に移動

  • 電子レンジ:ラップをして、解凍モード

ペストリーの解凍方法は、主に3つあります。

自然解凍は、常温と冷蔵庫で解凍時間が違いますので、食べる予定の時間に合わせて、どちらか選びます。

冷凍したペストリーをすぐに食べたい日は、電子レンジ。オーブンで軽く温める時は、アルミホイルで包むと少しコンガリ、香ばしくなりますが、時間に余裕がある方は、前日に冷蔵庫へ移し朝食に食べるなど、食べるタイミングに合わせて解凍です