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手作りトマトカレーは何日ぐらいもつの?
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トマトカレーの日持ち期間と賞味期限・消費期限を徹底解説!
素揚げをトッピングした夏野菜カレーのベースに、トマトを煮込んだカレーを作る事がありますよね
酸味があって少し辛いカレーになりますが、いつもと違ったレシピですし。夏によく作るので余った時が心配になります。そんな方向けに今回は、トマトカレーの常温から冷蔵庫・冷凍保存の日持ち期間と保存方法を紹介します
トマトカレーは常温でいつまでもつの?常温保存期間はどれぐらいか?
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トマトの常温保管と賞味期限・日持ち期間
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常温保管:基本NG
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推奨する保管温度:10度以下
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日持ち時間:夏4~6時間以内、冬12時間以内
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定期加熱:3~4時間に1回程度
トマトカレーは常温の場合は『夏4~6時間以内、冬12時間以内』+『定期的な再加熱』する必要があります。
常温放置するとカレーはウェルシュ菌が繁殖しやすい環境。ウェルシュ菌は『12~50度の温度』の広範囲で繁殖し特に『43~45度』で大繁殖する特徴があります
トマトカレーは常温保管を基本NGで推奨できませんが、保管するとしても『10度以下+定期的な再加熱』によって菌を加熱処理するしかありません。しかし、ウェルシュ菌は芽胞を作った状態(バリアをはっている、菌が生まれる前の状態)ですと、100度の温度に6時間耐久すると1度加熱したからといって、完璧に対処するのは難しいです
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トマトカレーの鍋ごと保管は何日?
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常温保管→冷蔵庫保管
作ったカレーを『鍋ごとコンロの上に置いたまま保管』は今はダメです。そう保管をしていた方がいますが、昔と今は違い『専業主婦より働く女性が多い時代』で、常に家にいる訳じゃないですよね
カレーの常温保管は定期加熱が必須で『昔のお母さんは、定期加熱=菌の死滅』をしていたことを忘れてはいけません。
生活スタイルが大きく昔と変わっていますので『カレーの常温保管や鍋ごと放置』は今となっては適切な保管方法ではないので『余った時は冷蔵保管』しましょう
トマトカレーは冷蔵庫でいつまでもつの?冷蔵保存期間はどれぐらいか?
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トマトカレーの冷蔵保管と賞味期限・日持ち期間
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冷蔵保存の方法:タッパー
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冷蔵庫の日持ち:3日内
トマトカレーを冷蔵庫で保管する方法は「鍋→タッパー保管:3日以内」が目安です。手作りのカレーはたくさん作り余ってしまう事が多いですから『冷蔵庫』に保管、それ以上の長期保管なら冷凍保存が正しい保存方法になります
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鍋ごと冷蔵庫に保管は何日もつ?
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鍋のカレーの冷蔵保存:1~2日(非推奨)
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ポイント:熱いままの冷蔵NG(冷めてから)
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ポイント:保存前に『水』と『氷』で冷やす
トマトカレーを鍋ごと冷蔵庫で保管した時は「日持ち期間:1~2日以内」が目安ですが、タッパー保管と違い『完全密封ではない』+『冷蔵庫の開け閉めによる温度変化』があるので、タッパー保管より短い期間しか保存できません
カレーを鍋ごと冷蔵庫に保管する時は「冷めてから→冷蔵庫」にしまう必要があります。熱いままのカレーを鍋ごと冷蔵庫に入れると『他の食品や作り置きしたおかず』の温度が上がり、そっちも傷みやすくなってしまいます。できれば、カレーは急速冷凍後の保管が望ましく、鍋ごと冷蔵庫の時は『水』+『氷』を使ってカレーの温度を下げるのがポイントです
トマトカレーは冷凍保存でいつまでもつの?冷凍期間はどれぐらいか?
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トマトカレーの冷凍保存と賞味期限・日持ち期間
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冷凍保存の方法:ジップロック、フリーザーバッグ
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冷凍の日持ち:1か月以内
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ポイント:大きな野菜は潰す
余ったトマトカレーの長期保存は冷凍保存。ジップロックやフリーザーバックを密封し1か月の日持ち期間です
煮込んでもトマトの形がの追っている時は『トマトは潰して保管』します。解凍した時に『ボソボソ』『パサパサ』になるので、せっかくのカレーが美味しくなくなってしまいます
食べる時は「冷凍→冷蔵庫」にうつし自然解凍後に温めなおすのが理想的。始めから電子レンジ解凍は水分が飛び失敗しやすいので、半分ぐらい解凍されてから、湯銭や鍋で温めるのが美味しく食べるコツになります!
さて、トマトカレーの保存方法と日持ちする賞味期限・消費期限を詳しく解説しました。トマトカレーはお夏に作る人気のご飯になりますから大量に作って残ってしまった時や時短料理で冷凍ストック!と作り置きもできます。カレーは単品料理になりがちですから、食べる時の付け合わせに迷ったとき、他に何か1品用意したい時はコレも参考にしてくださいね