ぜんざいの日持ち期間!何日もつ?冷蔵・冷凍保存の方法!賞味期限・消費期限!

スポンサーリンク
善哉(ぜんざい)の常温・冷蔵庫保存、冷凍保存の日持ち期間と保存方法(賞味期限・消費期限切れ) 料理&生活

善哉(ぜんざい)の常温・冷蔵庫保存、冷凍保存の日持ち期間と保存方法(賞味期限・消費期限切れ)

  • 善哉(ぜんざい)の日持ちと賞味期限・消費期限切れは?

  • ぜんざいは鍋ごと冷蔵保管、冷凍保管できるの??

善哉(ぜんざい)とは、粒あんを水、砂糖を材料にして煮詰めて作る甘い餡子の汁。関西では、こし餡から作り『お汁粉』と、関東は『ぜんざい』と呼んでいますよね。どちらも餡をつかっていますが、今回は、ぜんざいの常温の賞味期限から、冷蔵庫の保管、冷凍保存の方法と日持ちまで詳しく解説します。

白玉や焼いたお餅を材料にする事も多いので、そのあたりまで含めて余った時の保存の目安にしてもらえると嬉しいです!

ぜんざいの常温保管~常温保管は基本NG、作りすぎた時の鍋ごと保管の注意点は?~

善哉(ぜんざい)+鍋ごと保管の場合:ぜんざいの常温・冷蔵庫保存、冷凍保存の日持ち期間と保存方法(賞味期限・消費期限切れ)

  • ぜんざいの常温保管:基本NG

  • 夏は3~5時間以内(再加熱必須)

  • ぜんざい の食中毒の菌:セレウス菌

  • 菌が繁殖する温度は、28~35度

ぜんざいの常温保管は、推奨ではなく余った時は「冷蔵、もしくは、冷凍保存」です。

常温保管は基本的に半日程度、夏なら3~5時間が目安ですが『再加熱は必須』です。ぜんざいに多い食中毒の事例は『セレウス菌』でこの菌は、28~35度で大増殖する性質があり、夏は特に危険です。セレウス菌は『砂糖に弱く、砂糖の量を多めにすることで菌の増殖を軽減』できる傾向があり、ぜんざいを作る時は、砂糖を多くいれて作る方がいるのはそういった理由です

この菌は2つの形態を持ち『増殖状態:75度、1分以上の加熱で死滅』しますが、『芽胞状態(要するに卵から生まれていない菌):90度で60分耐久』すると、増殖前の状態なら、加熱でも死滅しない特殊な菌ですので、常温放置→芽胞(28~35度で増殖へ)→増殖状態として生まれる!活発的になるので、食べてしまうとと食中毒になっていしまう可能性があるのです

主な症状は『吐き気』と『嘔吐』で食後、30~6時間以内にこの症状になる方が多いと報告があります

善哉(ぜんざい)の冷蔵庫の保管:鍋→保存容器へ

  • ぜんざいを鍋ごと保管でやるべき事、注意点は?

  • 定期的な加熱、再沸騰させること

  • 75度以上、1分間以上の加熱を!

定期的な加熱をすることで、増殖型のセレウス菌は死滅し、ぜんざいを食べても食中毒防止になるようになります。

基準としては「75度以上の温度で、1分」でほとんどの菌(腸炎ビブリオやO157など)のと同じく『増殖状態のセレウス菌』も死滅するからです。しかし、食中毒よくある原因の「セレウス菌:芽胞状態」は完全には死滅しませんので、基本的には常温での保管よりも冷蔵、冷凍が推奨。理由は簡単で『増殖する温度が28~35度=冷蔵、冷凍の低い温度では、増殖状態になりにくい=冷蔵・冷凍する方が安全』だからです。

ぜんざいの冷蔵庫保管はできるの?~冷蔵庫の日持ち、賞味期限・消費期限切れはいつから?~

 

  • ぜんざいの冷蔵の日持ち:3~4日

  • 鍋の場合:2日以内(翌日まで)

  • 冷蔵保管の方法:タッパー、保存容器

ぜんざいが余ってしまったら、まずは鍋からタッパーにうつしましょうタッパーは空気を密封できるので、ぜんざいの鍋保管よりは安心。タッパー冷蔵保管で3~4日の日持ち、鍋ごと保管は2日以内です。

残った「ぜんざい」を保管する時は「消毒したタッパー、保存容器」に保管します。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふいてきれいにしましょう

白玉ぜんざいの冷蔵・冷凍保管:焼いた餅、白玉は取り除く

  • 食べる時は、必ず再加熱を!

  • →お餅、白玉は冷蔵できない!

冷蔵庫に保管したぜんざいは、再加熱をしてから食べましょう!加熱は75度以上で1分以上は必須です!

また、ぜんざいに『焼いたお餅』や『白玉』を入れると思います。お餅と白玉は『デンプンを多く含む食べ物』のため『0~4度の温度で固くなる』現象が起きますので、冷蔵庫に保管する時は「お餅、白玉は取り除いて汁だけ保管」になります。ココも注意点です!

ぜんざいの冷凍保管~余った時は冷凍できる?残った善哉の冷凍保存~

  • ぜんざいの冷凍:密封可能な保存袋(ジップロック等)

  • →汁だけ保管、作り置きの方法もコレ!

スープの冷凍保存:ジップロックを使う

  • 冷凍したぜんざいの日持ち:2~3週間

冷凍したスープの日持ち:2~3週間

  • 賞味期限を忘れないように「ジップロックに日付を書く」

ぜんざいはお餅や白玉粉は冷凍不可、汁だけ冷凍保存になります。ぜんざいを冷凍する時はジップ付きの「密封可能な保存袋(ジップロックなど)」で保管します。作ってから熱いうちではなく「冷めてから」、できれば急速冷凍後に冷凍保存が一番望ましいです。この方法で、ぜんざいは2~3週間、冷凍で保管可能です

  • 解凍方法:1食分ごとに半解凍→鍋へ

  • 解凍方法:もしくは、流水解凍

ぜんざいの解凍方法は、袋のまま冷凍庫から、冷蔵庫へうつします。半分、冷蔵庫の中で自然解凍させて、袋から簡単に取り出せるぐらいになったら、そのまま鍋にかけます。この半解凍の方法は、溶けるまで少し時間がかかりますので、早く「ぜんざい」を解凍したい時は、流水解凍→その後、加熱という流れです

ぜんざいの保存方法をしっかりと解説しました。ぜんざいはセレウス菌に狙われやすいですのでこの菌に注意!保存と食べる時の加熱、砂糖を多めで作るなど、1工夫して手作りするのがベストな方法です!

タイトルとURLをコピーしました