トムヤンクン・鍋の保存方法・日持ち期間はどれぐらい?

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トムヤンクン・鍋の常温・冷蔵庫保存、冷凍保存の日持ち期間と保存方法(賞味期限・消費期限切れ) 料理&生活

トムヤンクン・鍋の常温・冷蔵庫保存、冷凍保存の日持ち期間と保存方法(賞味期限・消費期限切れ) 

  • トムヤンクンの日持ちと賞味期限。何日もつの?

  • トムヤンクンは鍋ごと冷蔵保管、冷凍保管できるの??

タイ料理のトムヤンクンは酸味があって美味しく、夕飯で残ってしまった時に。外国のスープや鍋類なので、どうやって保管したらいいのか。次の日も食べても大丈夫なのかなど、心配になりますよね

今回は、作ったトムヤンクンを保管する時の常温の賞味期限から、冷蔵庫の保管、冷凍保存の方法と日持ちまで詳しく解説しますね

  • タイではどうしてるの?

  • 再加熱を繰り返し、加熱殺菌

タイの友人に聞くと、トムヤンクンは唐辛子や鷹の爪、ハーブなど。比較的日持ちをよくする材料で作られているから、3日ぐらい大丈夫だよという事を聞きましたが。ココ、心配ですよね

国によって文化や風習も違うし、食に関する考え方も異なります。3日ぐらい大丈夫といても「何度も再加熱している」ようですので、加熱殺菌されていると考えるべきです。今の日本の働く女子は家にいつもいるわけではありませんから、外国でOKであったと言われても生活習慣が違いますから、日本のスープ保管のルールを基準にトムヤンクンは考えた方がいいかと思います

トムヤンクン・鍋の常温保管~常温保管は基本NG、余ったスープを鍋ごと保管する場合の注意点は?~

  • 常温保管:基本NG(日本では)

  • 夏は半日かからず、腐ってしまう事も!

  • 菌が繁殖する温度は、20~50度(43度以上で最も繁殖)

煮込んだスープ、トムヤンクンは、食材からうま味がたっぷりありますから、菌が繁殖しやすい環境です。特に菌(ウェルシュ菌など)は、20~50度前後(43度以上が一番、増える)で繁殖すると言われています。日本の気温からして、冬以外は常温保管は難しいですし、今や冬でも家の中は暖房で温かいと、常温での保管はむいていません

作ったスープが余って残ってしまった時は、まずは冷蔵庫へ。数日食べる予定がないなら、冷凍しましょう

鍋ごと保管でやるべき事

  • 鍋ごと保管でやるべき事、注意点は?

  • 定期的な加熱、再沸騰させること

  • 75度以上、5分間以上の加熱を!

定期的な加熱をすることで、スープは日持ちするようになります。

基準としては「75度以上の温度で、5分ほど」で、ほとんどの菌(腸炎ビブリオやO157など)は死滅するからです。しかし、食中毒よくある原因の「ウェルシュ菌」は完全には死滅しません。増殖するウェルシュ菌は加熱処理で死滅するとされますが、芽胞を作った状態ですと100度の温度に6時間耐久するとされます

さっき加熱処理したから大丈夫と思っても、増殖する菌は死滅しても、芽胞はいますので。また、復活すると思ってください。そういう意味では、鍋ごと保管はめんどうな事も以上に多いので、あまりおすすめできません

トムヤンクン・鍋の冷蔵庫保管~作り置きで冷蔵ストック!冷蔵庫の日持ち、賞味期限は?~

  • 冷蔵の日持ち:2日程度

  • 冷蔵保管の方法:タッパー、保存容器

トムヤンクンが余ってしまった時など。まずは鍋からタッパーにうつしましょう。タッパーは空気を密封できるので、鍋よりは安心。タッパー冷蔵保管で2日以内の日持ちです。

保管する時は「消毒したタッパー、保存容器」に保管します。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふいてきれいにしましょう

  • 食べる時は、必ずレンチン。再加熱を!

冷蔵保管したスープを食べる時の注意点です。スープってなぜか、冷たいままでも飲めるっていう人いますよね

作り置きや余ったスープを飲むときに、再加熱しなかったり、電子レンジを使わない食べ方が一番ダメ。トムヤンクンもココは同じです。冷蔵の場合、タッパーで空気になるべく触れないように保管しているとはいえ、冷蔵庫の中でも傷んでいきます。加熱はそれだけで、殺菌効果がありますので必ず食べる前は、温めるように。

傷んでしまってもう食べれないときは、加熱した時に変なにおいがするなど。調理中に気が付くこともあります。そういった事も含め、加熱することが重要です!ミスや事故を防止する、そういう意味でも加熱はしましょう

トムヤンクン・鍋の冷凍保管~作り置きは冷凍できる?余ったスープの冷凍保存~

  • トムヤンクンの具材の海老はどうするべき?

トムヤンクンの冷凍保存:具材は取り除くべき

手作りした場合のトムヤンクンを冷凍する時は「海老」や「野菜」は取り除き、スープのみです

冷凍食品で海老は、-18度以下であれば6か月ほど冷凍可な事が多いですが、家庭の冷凍庫はドアの開け閉めもありますし、何よりメイン具材の海老が美味しく食べたいですよね。また、トムヤンクンに使う野菜類は、冷凍→解凍するとボソボソするものが多いので、ココも取り除きます

  • トムヤンクンの冷凍:密封可能な保存袋(ジップロック等)

スープの冷凍保存:ジップロックを使う

  • 冷凍したトムヤンクンの日持ち:2~3週間

冷凍したスープの日持ち:2~3週間

  • 賞味期限を忘れないように「ジップロックに日付を書く」

トムヤンクンを冷凍する時はジップ付きの「密封可能な保存袋(ジップロックなど)」で保管します。作ってから熱いうちではなく「冷めてから」、できれば急速冷凍後に冷凍保存が一番望ましいです。この方法で、スープは2~3週間、冷凍で保管可能です

  • 解凍方法:1食分ごとに半解凍→鍋へ

  • 解凍方法:もしくは、流水解凍

トムヤンクンの解凍方法は、袋のまま冷凍庫から、冷蔵庫へうつします。半分、冷蔵庫の中で自然解凍させて、袋から簡単に取り出せるぐらいになったら、そのまま鍋にかけます。この半解凍の方法は、溶けるまで少し時間がかかりますので、もっと早くスープを解凍したい時は、流水解凍をしましょう

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