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ドイツのお菓子、シュトーレンの日持ちは?
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シュトーレンの常温・冷蔵庫、冷凍保存の保存方法を徹底解説!
シュトーレンとは、ドイツのクリスマスに食べる伝統的なケーキの事です。クリスマスの日までに1か月ぐらいかけて、ゆっくり食べる事が出来ると非常に、日持ちするお菓子・ケーキがシュトーレンです。
洋菓子屋さんでもシュトーレンは人気のケーキですから、手作りする人も増えています!ここでは、手作りしたシュトーレンの基本的な保管法から日持ちする賞味期限を!プレゼントで贈るまでの保管日数、保管場所、ラッピング包装の例までしっかり解説しますね
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なぜ、シュトーレンは日持ちするの?
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シュトーレンが日持ちする理由:サワー種のパン粉
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シュトーレンが日持ちする理由:ラム種などの漬け込みドライフルーツ
手作りのシュトーレンの賞味期限を説明する前に『そもそも、何故、シュトーレンが日持ちするのか』、その理由を明確にしておいた方がいいですよね。理由は大きく分けて2つ、小麦粉を使わずに『サワー種のパン粉』を使っているため、ケーキというよりパンの扱いです。また、材料のナッツは乾燥ですから日持ちは問題ないとして、使われている『ドライフルーツは、ラム酒などのお酒で漬け揉まれている』というのもポイント。
本場のシュトーレンなら、使用するバターの割合も高く、保存に適した作りになっています。手作りの場合は、そういった細かな事まで行っていないのなら、シュトーレンだから大丈夫!ドイツでは1か月ぐらい家庭でも問題ないと過信しすぎるのはダメです
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シュトーレンの手作りは、常温・冷蔵・冷凍の3種類!
シュトーレンの保存法は『常温』『冷蔵』『冷凍』の3種類、どの方法でも保管が出来ます。
手作りの時は、作ってからプレゼントするまでの期間に注意して保管する必要がありますから。長持ちする秘訣、コツを軽く頭に入れて、渡すときに「いつまでに、食べてね」という感じで、日持ちと保管場所まで教えてあげるといいと思います
シュトーレンを常温保管:日持ちする賞味期限の目安は?常温の保管温度は?
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シュトーレンの常温保管、手作りの時は?
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手作りの場合:まるごと保管『1か月』
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カット済み:2~3週間日以内の日持ち
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推奨の保管温度:15度以下
シュトーレンは、常温でも保存できるので「日持ちするお菓子」として、手作りには最適です
市販のお店のシュトーレンは『常温:1~2か月』と非常に長いです。専門家が作るシュトーレンは『サワー種のパン粉』や『バターの分量』が的確に作られています
もともとシュトーレンは、本場ドイツのお店のモノは『作ってから1週間ほど、熟成させる作り方』をしてますので、熟成期間も含めて『1~2か月』と日本では少し短めの設定にしているお店も多いと聞きます
しかし、手作りの場合は、同じ材料や分量でも本場ほどの腕前になるまでは『手作りは、カット済み:2~3週間』と考えて食べるのがいいと思います
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保存場所:高温多湿を避ける、日のあたらない涼しい場所
洋菓子屋・お店のシュトーレンは「高温多湿を避け、直射日光を避けてください」「涼しい場所で保管してください」と書いてありますよね
この常温の保管場所って、何度なの?湿度は?と疑問に思うかもしれませんが、ここは明確に定義はされていないです。一般的に『高温多湿とは、温度28度以上、湿度60度以上の事』と考えられますので、シュトーレンは『20度以下で問題ないはずですが、本などには15度以下が推奨』となっています。日本はドイツと違って気温は温かい国ですし、梅雨の時期もあります。
念のため、ここは15度以下に合わせて考えた方がいいかと思います
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常温の保管方法:ジップロック、ラップで乾燥防止!
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保管のコツ:あら熱が冷めてから、保存袋へ
手作りしたては、温かいですよね。温かいまま、ラップやジップロックに入れると中で水分が蒸してしまい、腐りやすくなります。出来立ての『熱が冷めてから、保存袋』に入れ『乾燥を防止』するのが保管のポイントです
シュトーレンを冷蔵庫に保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?
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シュトーレンの冷蔵保管:1~2週間日の日持ち
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常温戻し:10分~20分
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冷蔵保管の問題点:バターが固まる
手作りのシュトーレンを冷蔵庫で保管する目安は「冷蔵庫:1~2週間」と、常温より短い日持ちになります
理由は材料に使うバターが固まり、シュトーレンの食感が失われて『食べた時に、パサつく』ようになるからです。冷蔵よりも常温の方がむいている「珍しいタイプのケーキが、シュトーレン」と、思っていいかと思います
しかし、カット済みのシュトーレンを常温に置いておくのは少し不安もありますよね。
カットしたシュトーレンなら、日持ちする期間は短くなってしまいますが。一度、包丁をいれてしまったら、ラップや保存容器の保管がしやすい冷蔵庫の方が利便性は高いです
シュトーレンを冷凍保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?解凍方法・温めなおしとは?
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手作りシュトーレンの冷凍保存:3か月
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冷凍焼け対策なら、1か月以内が推奨!
せっかく美味しく作るのなら、シュトーレンの作り置きも!と大量ストックを考えてしまいますよね
シュトーレンも冷凍保存が出来ます。賞味期限の目安は『3か月』ですが、冷凍焼けをして味・食感が急激に悪くなることがあるので「1か月以内」が、おすすめの冷凍期間です
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シュトーレンの解凍方法は?
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常温戻し:30分~1時間
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冷蔵庫へ保管場所の変更:8~12時間程度
冷凍からの解凍方法です。食べたい日の前日に、冷蔵庫に保管場所を変更します。
冷凍からいきなり常温で自然解凍より、ゆっくり解凍できる冷蔵庫が最初は、おすすめ。12時間ぐらいで、しっとり感も戻ってきます。この状態でも食べられます。常温で戻す場合は、大きさにもよりますが「30~1時間程度」で自然解凍できます
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冷凍シュトーレンを、すぐに食べたい時は?
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電子レンジ、オーブン:霧吹きをしてから!
冷凍した時は、ゆっくり解凍するのが良い。ここは、理解した!けど、食べたい時に食べたいのがお菓子ですよね!
電子レンジ、オーブンを使うと水分が、一気に飛んでしまい。パサパサになってしまいますから、『温める前に、霧吹きで水分を』与えると、ふっくら感がします
加減が難しいので、何度かチャレンジしてみて、自分なりのコツを掴むしかありません。ここだけは、失敗を繰り返し経験をいかしまよう。
シュトーレンのラッピング方法、包装のコツ~日持ちするお手軽アイテムは、脱酸素剤(ウェルパック)~
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シュトーレンのラッピング包装の例:丸ごとがプレゼントらしい!
シュトーレンのラッピング方法です。お菓子類は、個別包装が基本!ですが、シュトーレンはまるごと1本!のようなプレゼントの仕方の方が豪華な感じがします。シュトーレンを食べたことがない男子は多いので「カットして食べてね」っと1言、伝えるといいと思います
こちらの方法がおすすめですが、もしも、個別方法する場合は、カット済みのシュトーレンをラッピングして、お菓子箱に綺麗にならべてプレゼントします
さて、常温・冷蔵庫、冷凍の保管方法から日持ちする賞味期限までを紹介しました。手作りだから、いつまでに食べてね!と言っても、男性はちゃんと保管しないかもしれないので心配になる!という方は、お菓子用の乾燥剤やウェルパックも、ちょっと検討してみてくださいね
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シュトーレンの使う脱酸素剤(ウェルパック)
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丸ごとシュトーレン:大きいサイズ1個
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カット済みシュトーレン1個:小さいサイズ1個
シュトーレンに乾燥剤(アベニール)や脱酸素剤(ウェルパック)入れてラッピングする。この方法も手作りにありです
どちらも併用していいのですが、シュトーレンは水分が多いので、脱酸素剤(ウェルパック)の方が使いやすいです。
お店や市販の商品なら、ラッピング包装の中に「お菓子用の乾燥剤、シリカゲル、鮮度保持剤」が入っているモノもあり、手作りより日持ちするようになっています。手作りだから、賞味期限が心配だという方は、乾燥剤も検討してみてくださいね
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