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チーズケーキの保管は温度が重要!
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基本の保存温度:10度以下
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→しかし、最適性は5度以下
チーズケーキの保存の仕方は一部と例外を除き『常温』『冷蔵』『冷凍』の3種類、どの方法でも保管が出来ます。
しかし、ココで重要な事は『保存場所より、保管する場所の温度』で考えるべきです。市販のチーズケーキは『通常:10度以下で保存』とシールに記載があり、10度以下であれば賞味期限・消費期限どおりに食べることができます
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チーズケーキの保存
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推奨は5度以下
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ケーキ屋さんの設定温度
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2~3度が多い
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ホールケーキは、そのまま保存も可
一般的なケーキは『スポンジ生地=材料が小麦粉』を使うため、ケーキの生地は『材料が小麦粉→0~3、4度で固くなる』といった特徴があります。しかし、チーズケーキはスポンジ生地よりも、チーズクリームの面積が多くを占めますよね
ケーキ屋さんのショーウィンドーのケースは2~3度で設定されていますが『チーズの保存に適した温度は、5度以下』である為、チーズケーキは5度以下で保存するのが理想です
10度以下なら、菌の繁殖(稀に12度から繁殖する菌がいますが)がほぼないとされます。食中毒の問題はないですが、最適性の温度ではないのでチーズケーキ単体で考えた時は「5度以下」を目安にしましょう
チーズケーキの常温保管の仕方!~推奨の温度は10度以下、ベストは4度~
工場で作った保存料有りのチーズケーキは、記載の消費期限以内がルールで、ほとんどの商品は『3~5日の消費期限、10度以下で保管』と記載があります。賞味期限は過ぎても多少、風味・食感の変化、見た目、カビなどが無ければ問題はありませんが、消費期限切れは『たとえ、1日でも過ぎた場合』は完全にNGです
しかし、コンビニやスーパー以外のケーキ屋、洋菓子屋さんのケーキは『手作り=保存料は使われていない事』がほとんどですので、次の紹介する日数を参考にしてくださいね
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手作りチーズケーキの常温保管
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手作りチーズケーキ
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⇒2日以内
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保管温度:10度以下、理想は5度以下
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保管場所:日があたらない涼しい場所
チーズケーキ(通常のベイクドチーズ、スフレタイプのチーズケーキ)の常温保管は『日があたらない涼しい場所』+『保管温度:10度以下、推奨は5度以下』が推奨です
おおよそ、常温では「手作りチーズケーキ:2日以内」が保存の目安です。温度の問題がクリアできるなら常温保管も可です
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当日中なら、箱のまま保存もOK!
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翌日食べる予定なら
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箱から出す+ラップで密封
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→ホール型は、カットしない状態の方が良い
ケーキを箱のまま保存はダメな訳ではありません。空気に触れる為、若干、水分が抜け生地が乾燥する事がありますが『大半のチーズケーキは、生地の部分をガード』されていると思います。この手のタイプは、当日中に食べるのであれば、温度、保管場所に気を付ければ問題はなく、『買った当日に食べない、次の日食べるのならラップで密封』する必要ありです
その為、ホール型でチーズケーキを買った時は、未カットの状態の方が保存に適しています
また、先ほど記したとおり、ベストな保存温度は『5度以下』ですので、5度以上になると『チーズが劣化するスピードが速くなる』と、思ってくださいね
チーズケーキの冷蔵庫保管の仕方!~推奨の温度は10度以下、ベストは4度~
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手作りチーズケーキの冷蔵保管
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手作り:3~4日以内
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保管温度
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10度以下
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推奨は5度以下の4度
チーズケーキを冷蔵庫で保管する目安は「手作り:3~4日以内」が目安です
チーズケーキのカットした表面から傷みやすくなるので、冷蔵保管する時は「ラップで個別包装」する、もしくは、タッパー等で密封するのがベストな保存方法です
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夏の期間は冷蔵庫保管!
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日持ちする日数
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3日以内
日本の夏は暑いです。気温が35度オーバーな日も多く、10度以下保存が基本のケーキにとっては夏は天敵です!
ケーキはなるべく『涼しい場所+常温保管』がベストだと考えられますが、夏は部屋の温度が大きく変わります。直中毒の原因となる菌の繁殖は20度以上からが多いですが、中には12度から活動する菌もいます
せっかく買ったチーズケーキが食べられなくなるのも残念ですから、冷蔵庫保管、夏の場合はドアの開け閉めも考慮すると、3日以内に食べきるのが推奨です
チーズケーキの冷凍保存の仕方!~保存方法の注意点+解凍方法~
チーズケーキの冷凍は、使っている材料、トッピングによっては取り除く必要があるタイプがあります。ケーキは味、食感を楽しむなら基本的に、冷凍より冷蔵の方が向いています。冷凍は、あくまで大量にある時、どうしても余って食べられない場合の緊急措置で考えるのがベストです
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チーズケーキの冷凍保存
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冷凍期間:1ヵ月
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冷凍焼け対策なら
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2週間以内が推奨!
チーズケーキは冷凍可です。冷凍できる日数は、約30日の1ヵ月です。しかし、冷凍すると冷凍焼けの課題がありますので『チーズケーキの冷凍:推奨は、2週間以内』です
他のケーキは、カットしたケーキを個別にラップして保存が望ましいですが、チーズケーキの場合は『なるべく、カットした表面をガードする』方が味の劣化は少なく、ホール型のチーズケーキは、ホールごと冷凍する方がベストです
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ソースかけタイプのフルーツは取り除く!
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生のブルーベリーは
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食感が大きく変化する!
チーズケーキにフルーツが使われているなら『冷凍する前に、取り除く必要』があります
チーズケーキの場合は、ブルーベリー+ソースのタイプがありますよね。そのタイプのブルーベリーや他の果物がトッピングしてある時は、生のフルーツ→冷凍→解凍後に『水分が発生=チーズケーキの食感、味が変わる課題』があり、果物+ケーキの冷凍はNGです
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レアチーズケーキの保存と日持ちは?
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常温:不向き
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冷蔵庫:3日以内
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冷凍:2週間以内
レアチーズケーキはベイクドチーズケーキとの違いは『黄卵を使用しない=色が白』+「ゼラチンを使う」といったレシピ的なお話と、焼き加減が『生焼け=レア』という意味です
チーズの種類が生っぽいという意味ではなく、焼き具合の加減と材料の卵の違いです。レアといっても加熱はしてありますので、基本的に大きく消費期限は変わりませんが、常温・冷蔵共に1日程度、日持ちが短くなると思ってくださいね
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ニューヨークチーズケーキの保存と日持ちは?
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常温:基本不向き、2日以内
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冷蔵庫:3~4日以内
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冷凍:2週間以内
ニューヨークチーズケーキとは、クッキー生地の上に、生クリーム+チーズクリームを使ったチーズケーキです
食べた感じレアチーズの濃厚な味がすると思いますが、作り方は『ベイクドチーズケーキの製法』に近く、生焼けという訳ではありません。ニューヨークチーズケーキは通常の『ベイクドチーズケーキと日持ち、保存方法は同じ』という認識で問題ないです
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チーズケーキの冷凍保存の仕方
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→ケーキ専門の保存容器
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→蓋有のタッパーを逆にして使う
チーズケーキを冷凍する時は「1つ1つ、ラップで包んで冷凍」する方法が品質の劣化を防ぎます
冷凍ケーキ専門の保存容器がない!個別にラップが難しい高さのあるケーキは『タッパーを逆にして(ひっくり返して)、コンビニのケーキ容器のようにして保存』がベストです。コレもアイデアとして◎なので、是非、保存の目安にしてくださいね
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チーズケーキの解凍方法は?
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冷蔵庫で自然解凍:3~4時間程度
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味の変化:特に大きさ変化、劣化はない
冷凍チーズケーキを解凍して食べる時の方法です。冷凍からいきなり常温で自然解凍より、ゆっくり解凍できる冷蔵庫が、おすすめ。保管場所を『冷凍→冷蔵庫』へ変更し、自然解凍で3~4時間程度で食べられるようになります
さて、今回はチーズケーキの保存の仕方と日持ちする日数について詳しく解説しました。
チーズケーキとは発祥が古代ギリシャと紀元前より前からあるスイーツで、3000年近い歴史があります。紀元前776年の第一回オリンピックでもふるまわれた記録もあり、古くから人類と関りが深いチーズケーキですが、現代ではレアチーズケーキといった少し消費期限の短いものまであるので、種類別に多少、気を使う必要があります^^
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