化粧品の使用期限と消費期限の一覧です。薬事法(法律)で定義される表示義務とは?未開封と開封後のアイシャドウ、ファンデーション(リキッド、パウダー)、乳液、保湿クリーム、マスカラ、フェイスパウダー、マニキュア、コンシーラー、口紅・グロス、チークなどの化粧品・コスメの使用期限と消費期限を解説。未使用でも開封すると酸化が進む!保管方法方に要注意です
化粧品の使用期限&消費期限~家で保管していた化粧品っていつまで使える?~
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表示がない化粧品⇒「通常の保管条件下で3年以上、変質しないモノ=未開封なら、3年間は品質保証」
薬事法(法律)で定義される表示義務とは、通常の保管条件下(未開封)で3年以上、変質しないモノ。未開封の化粧品は3年以上の耐久性があるという考えです。変質とは"開けたら変な色をしている"や"変な匂いがする"、"分離してる"などで通常ありえない状態。良心的なメーカーはシールなどで貼ってあったり、印字がありますが・・・。その為、未開封の化粧品は目安として、3年以内に開封して使いましょうという認識が世の中に広まったとされています
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表示がある化粧品⇒「例.EXP20/10/16 は、2020年10月15日まで、日/月/年で表示」
EXP(expiration date)は、製造年月日ではなく、消費期限。その日まで、品質が落ちる事なく消費できるという意味です。しかし化粧品を使う側としては、消費期限の3年を過ぎる前に使い切ってしまうのが良いでしょう。3年過ぎで、開封して使うなどは自己責任です。例.EXP 15/10/16 は、2016年10月15日まで、日/月/年で表示。例.EXP 10/16 は、2016年10月まで(クレジットカードの有効期限と同じ記述)です。海外の化粧品は日本の和暦(平成)のようなもの、フランスならフランス暦もありますので、国によって注意が必要です
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開封済み、開封後の化粧品⇒「化粧品の種類によって、使用期限が異なる」
問題なのは、未使用だけど開封してしまった化粧品やコスメ。開封済みの化粧品は、使用期限(食品で言う賞味期限)が重要。当然、空気に触れる事で使用できる期限が化粧品によって様々です。ここでは、アイシャドウ、ファンデーション(リキッド、パウダー)、乳液、保湿クリーム、マスカラ、フェイスパウダー、マニキュア、コンシーラー、口紅・グロス、チークなどの開封後の使用期限を解説しています
化粧品・コスメのアイテム別「開封後の使用期限(化粧品の賞味期限)の目安」
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リキッド・ファンデーションの使用期限「半年以内が目安」
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パウダー・ファンデーションの使用期限「半年から1年以内が目安」
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フェイスパウダーの使用期限「2年以内が目安」
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保湿クリームの使用期限「半年以内が目安」
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乳液、クレンジング・洗顔料の使用期限「半年以内が目安」
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パウダー・アイシャドウの使用期限「1年半から2年が目安」
ただし、こまめに週2、3回ブラシやスポンジをクリーニングしているのが条件。ずぼら女子は、半年から1年内と考えて良いでしょう。目に関するコスメは注意が必要ですので、特にリキッド、クリームタイプは半年内に使い切るようにしましょう
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マスカラの使用期限「3ヵ月以内が目安」
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マニキュアの使用期限「1年から2年が目安」
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コンシーラーの使用期限「8ヵ月が目安」
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口紅の使用期限「1年半から2年が目安」
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グロスの使用期限「1年以内が目安」
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チークの使用期限「2年内が目安、リキッドやクリームタイプは日に当たらない保管方法で1年内」
化粧品の使用期限はあくまで目安です。 しばらく使っていないコスメは、"開けたら変な色をしていないか"、"変な匂いがしないか"、"分離していないか"など使う前に必ずチェックしましょう。空気に触れる事で化粧品やコスメは酸化し、肌に悪影響を及ぼすことがあります