ダンゴムシの平均寿命!大量死・突然死⇒死ぬときどうなる?白くなる!飼い方!

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ダンゴムシの一生と寿命⇒ダンゴムシが死ぬときの前兆と兆候⇒その後、白くなる理由とは?

ダンゴムシの平均寿命!死ぬときどうなる?白くなる大量死・突然死の原因

  • ダンゴムシの寿命はどのくらい?

  • 死ぬ前の兆候はコレ!

  • ダンゴムシの大量死・突然死の謎を徹底考察!

ダンゴムシとは、昆虫とみせかけて実は昆虫じゃない不思議な生き物^^

昆虫とは足が6本という定義であり、ダンゴムシは足が14本=昆虫ではない!という昆虫の枠をこえた生物であり、ダンゴムシは海老やカニと同じ仲間です

うんうん!虫のようで虫じゃない。そんな可愛い奴がダンゴムシです

今回はダンゴムシを飼育した時。何故か、ある日、突然死。大量死してしまって困っている。そんな方向けにダンゴムシの寿命+ダンゴムシってこんな生き物だよ!というお話と、そのほか⇒ダンゴムシの一生について、面白い雑学を激選してお届けします!

  • 長く生きたダンゴムシは?

  • ⇒最長4年

  • ⇒寿命年数は3~4年

  • ⇒飼育の平均は1~2年程度

まずは、ダンゴムシの寿命年数です

ダンゴムシは研究・報告の内容を調査すると、寿命は最大で4年。平均的には3~4年で亡くなる虫です

一般的に虫とは、春から夏までに生まれ秋に卵を産んで秋に亡くなりますが、ダンゴムシは冬眠⇒冬越しをして3年くらいは生きる生命力があるよ!という事が言えます

ただし、飼育が難しい虫ではないですが、

一般家庭で普通に飼育ケースに入れただけなら、1~2年で死んじゃうっと思ってくださいね

ダンゴムシの大量死と突然死する理由は湿度40%

  • ダンゴムシの大量死と突然死の謎は?

  • ⇒湿度50%を割ると全滅する

ダンゴムシを飼育した事がある方、ダンゴムシが死ぬときは特に前兆や兆候がなかった。

一般的な虫は死ぬ前に「ひっくり返って自分で起き上がれない」と弱っていきますが、ダンゴムシは別。

むしろ、ある日。突然、全滅したり、大量死をしていませんか?

この話は長年というか今でもはっきりとわかっておらず、正式に判明していないダンゴムシの謎の1つです

  • ダンゴムシの突然死

  • ⇒湿度が関係している

しかし、2019年に中学生がとったダンゴムシの自由研究←文部科学大臣賞のモノに面白い観察結果が載っています

ダンゴムシは、湿度50%から活発的に動く、エサを食べる個体数が多く→50%を割った場合に、丸まったり(←冬眠中も寒さ、乾燥対策で丸くなります)。動きが鈍くなる固体が多いという観察内容です

湿度50%→40%まで湿度が下がると「どんどん死んでく」といった事が確認され、

ダンゴムシの大量死と突然死は「湿度がめっちゃ関係している」という事になります

つまり、ダンゴムシの大量死は飼育環境だよ!というのが結論です

ダンゴムシの突然死を防ぐには湿度が大事と言っても、湿度となると土がどれくらい湿っているの?と案外、見逃しがちな部分が死に直結する!という風に考えて良いかと思います

  • ダンゴムシが死ぬとどうなる?

  • →土に分解され栄養になる

ダンゴムシとは、本来。枯れ葉や土を食べ、土壌改良をする益虫です

お庭にダンゴムシが大量発生!と不遇の事態になると、植物が食われ被害がでる場合がありますが、そちらはレアケースです。

ダンゴムシは死ぬと土に分解され、ダンゴムシ自体が土の栄養になる。ある意味、土に特化した生き物です

ダンゴムシは死ぬと白くなる理由

  • ダンゴムシは死ぬと

  • →白くなる

  • →カビが発生する

ダンゴムシが死ぬときはどんな状なのでしょうか

また、ダンゴムシが死ぬとどうなるのか。

ダンゴムシだけでありませんが、虫は死んだまま放置するとカビがはえます

冷蔵庫の裏に死んでいたゴキブリ。コイツを発見すると、カビが生えていますよね。ダンゴムシもこそは同様です

しかし、死んだダンゴムシで特徴的なのが「死ぬと白くなる」という事です

理由はダンゴムシは枯れ葉、土の中の栄養分=カルシウムを食べており、ダンゴムシが死ぬとカルシウム不足で白くなります

ダンゴムシって道路沿いのコンクリートにいるじゃないか!

もしかして、ダンゴムシってコンクリート食べてるのでは?

そう思った方。コンクリートの中にカルシウムが豊富⇒ダンゴムシがカルシウムを摂取していると仮説もあります。

ダンゴムシだけじゃないですが、カタツムリも雨の日。カルシウムが溶けだす、コンクリートが大好物です

  • 子供のダンゴムシって白くない?

  • →脱皮中のダンゴムシ

  • ⇒子供のダンゴムシ

  • ⇒白っぽい。透明らしき色

ダンゴムシは死んだ時だけ白色という訳じゃないです

小さい頃は透明っぽく、白っぽい色をしています。幼虫の頃に全部で7回脱皮し、その時期はやっぱり白っぽいです

  • アルビノのダンゴムシが発見!

  • ⇒大人の白いダンゴムシ

それ以外には突然変異というべきか、アルビノのダンゴムシも確認されています

アルビノとは色素のない症状(病気ともされる)であり、昆虫・動物が稀にこのタイプで生まれてきます

アルビノは野生では色が目立ち、すぐに他の動物の餌。標的になりやすく、生存競争に勝てない種類だと言われ、白いダンゴムシは自然化で長く生きられません

飼育中に子供→成虫になっても白だったら特別なユニーク固体(タイプ)→アルビノだと思ってくださいね

  • 青いダンゴムシもいる

  • ⇒病気のダンゴムシ

イリドウイルスに感染した病気のダンゴムシ

詳細:青いダンゴムシを発見する方法+見つけ方

白いダンゴムシは自然化で天敵に発見され、すぐ食べられちゃうよ!と説明しました

では、この青いダンゴムシはどうなのでしょうか

たまに、青いダンゴムシが発見された!とニュースになる事があります

青いダンゴムシは、青い色の品種ではなく、イリドウイルスに感染した病気のダンゴムシです

青いダンゴムシの話は奥が深く、イリドウイルスに感染⇒体が青くなる⇒鳥に発見され餌となるという風に食べられてしまいます

このイリドウイルスの事は、実は正確にはよくわかっていません

しかし、ウイルスや寄生虫は宿主の「体を操るタイプ」がおり、イリドウイルスは「ダンゴムシを青くする⇒鳥に食べられる⇒鳥の糞を偶然食べた他のダンゴムシがイリドウイルスに感染する」という方法で生存しているウイルスとされます

  • 寄生虫とウイルスには

  • 宿主を操るタイプがいる

イリドウイルスではないですが、同じように宿主の体をおかしくして、子孫を残すタイプの生き物がいます

たとえば、カマキリのお腹にいるハリガネムシは「カマキリを水に飛び込ませる⇒水の中でハリガネムシが産卵⇒子孫を増やす」という仕組みで生きており、本来、水を避けるカマキリが勝手に水に飛び込むという風に、体を操られてしまいます

幼体のダンゴムシの足の数:12本(右6本、左6本の合計)

詳細:ダンゴムシの足の数は?

さて、今回はダンゴムシの寿命と死について詳しく紹介しました。この他、ダンゴムシとは!なんと成虫になると足が増える虫という面白い特徴があります

もし、ダンゴムシの足の数に興味あったら、こちらも参考に見てもらえると嬉しいです

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