野生の猿に遭遇!出くわした時の対処法⇒目を合わせない+攻撃と威嚇をしないのが正解!
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山から猿が出没するのは4月から!
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野生の猿と遭遇した時の対処法とは?
中堅都市であっても少し緑の山や丘がある地域なら
猿、鹿、イノシシが市内や山里に出没するというニュースを見かけます
一説によると、シカやイノシシは50億円以上の作物の損害であり、猿は年間に10億円ほど被害が出ているようです。
被害が出るのは作物だけでなく、猿と遭遇!出くわしてしまってケガをしてしまう方が多く、
もしも、出没した野生の猿に遭遇!出くわしたらどう対処すべきなのでしょうか
今回は偶然、野生の猿に遭遇してしまった!家の屋根の上に野生の猿がいるよ!といった猿が出没した時や
普段、都心に住んでいても子供と田舎へ旅行、キャンプやBBQなど、観光地で偶然、野生の猿に遭遇してしまった時に備えて
猿の出没時期から、出くわした時の対処方法まで護身について徹底解説します
野生の猿が人を襲う理由とは?なぜ猿が出没するのかを徹底解説!
野生の猿に出くわした時に、なぜ野生の猿が町中にいるのか。
野生の猿に遭遇したけど、猿は人を襲ってくるのか気になると思います
猿は群れで暮らしており、大きな猿の群れは100匹近く、エサの確保に困ると
猿は山⇒住処から、人里へ降りてやってきます。簡単に言うと、猿はご飯を食べるために、町中へやってきたとまずは考えましょう
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猿が人を襲う理由
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⇒人間からの威嚇
野生の猿は「肉食動物ではない」の為、エサがないから人間を食べに来たわけじゃないというのが、最初に理解すべきことです
逆に言うと、人間から威嚇⇒攻撃をしなければ、頃合いを見て山へ帰ります
猿が人を襲ったニュースを見かけたら「猿を威嚇してしまう行動を人間がした」というのが猿が人を襲う最も多い理由です
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猿が人を襲う理由
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⇒近くに子ザルがいる
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=子供を守る為
野生の猿に出くわして、人間が襲われる理由の2つ目は「近くに子供の猿がいるから=子ザルを守る為」に人間を攻撃します
市街地へ山から下山した猿は「単独行動ではなく、複数:大人の猿1匹+子ザル2匹」のように、子供とセットで行動するのが普通であり、猿を刺激・威嚇することは「子供を狙っている事」になります
当然、大人の猿や親猿は「子供を守る為」に人間に襲いかかります
猿vs人間になった時、大人の猿は「子ザルがその場を離れるまで戦い続ける」ので
自分が猿から離れるか、子ザルが安全な場所まで逃げるか、どちらかを大人の猿が確認するまで襲われるのがよくあるパターンです
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猿はなぜ?
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人里へやってくるの?
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畑の作物:ジャガイモ
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畑の作物:玉ねぎ
猿は食べ物を求めて、人里へやって来ると説明しました
サルが好きな食べ物は「ジャガイモ」と「玉ねぎ」、この2つの作物が特に大好物です
家庭菜園や畑を掘り起こし、被害が多数あり、根野菜以外⇒なす、トマト、果物の柿が狙われやすいです
育てる方は猿に盗まれないように柵を張るのがベストです
しかし、家庭菜園でそこまで予算を持てませんから、難しいものもありますよね
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猿が嫌いな食べ物は?
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猿よけになるもの
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⇒シシトウ、ピーマン
ちなみに、猿よけになるものが激臭シートやスプレーがありますが
猿は「辛い食べ物:シシトウ、ピーマン」は嫌いであり、家庭菜園でシシトウ、ピーマンは狙われません
猿は「辛い食べ物」が嫌いで食べないだけで「辛い食べ物は猿が怖がるもの」ではないです
シシトウを畑にぶら下げる、粉のように砕き畑の周りに撒く
という猿対策をしても慣れてくると効果がなく一時的な対策にしかなりません
野生の猿に遭遇したら?刺激する行動⇒戦う姿勢を見せないが正解!
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猿に出くわしたら?
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遭遇した時の対処法
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→刺激しない
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→刺激すると突進してくる
もしも野生の猿に遭遇したら、出くわしたら、まず、猿を刺激する行動はやめましょう
猿に遭遇した時に市役所に相談すると
市の説明では「刺激すると襲ってくる可能性がある」といいますが
「可能性があるのではなく⇒刺激すると襲ってくる」が正解。猿を追い払う為に、傘を手に持つとすでに反撃モードの顔になります
野生の猿に出くわした時は『猿に石を投げる』や『長い棒で応戦する』のは『全てNG行動』です
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猿に遭遇した時の体験談
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⇒傘を差したら襲ってきた!
知人にお話を聞いたところ、猿が屋根に上っていたので
怖かったから「傘を差した→バサっという音→屋根の上から突進してきた」という経験があると教えてくれました
傘を差しただけで、猿が襲ってくるなんで、すごく怖い話ですよね
自分の体まで突撃してこなかったそうですが、
猛スピードで突進→途中で猿は3m前ぐらいまで来てストップ⇒怖い顔でもう突進してきたというお話です
野生の猿と目を合わせるとどうなる?目を合わせたら目を見ながら後ろに下がるが正解!
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猿と目を合わせた時の対処法
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基本⇒目を合わせない
野生の猿と遭遇して、猿と目があってしまった
猿と目を合わせると「野生の猿が怖い顔」をしているのが普通⇒怒っているという印象を持ちます
猿と目が合うと襲ってくるかも!と思い、人間側から攻撃をしてしまうと逆に猿に襲われます
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応用⇒目を見たまま離れる
野生の猿と目があった時の対処方法とは、猿を威嚇しないように目が合っても怪我をしないように
その場を乗り切る必要があり、最も有効な手段が「猿と目があっても目をそらさない事」です
猿だけではありませんが
動物は基本的に『目を合わせる→目をそらす』と、攻撃開始の合図になります
つまり、野生の猿と目があったら「目を離さず、ゆっくりゆっくり後ろへ下がる=猿と距離を取る」のが正解の対処方法です
家猫や飼ってるペットの犬は、目を合わせてそらしても襲ってきませんが、野生の動物は別。目を合わせてしまう事自体が、まずNG行動です
遠くに猿を発見した!というような時は「野次馬根性を捨て→近くに寄らない」のが正しい行動です
しかし、偶然、近くて出くわしてしまった時は「すでに目があってしまった→目を見たまま、少しづつ離れる」しか方法はありません
猿に追いかけられたら?荷物を置持って逃げない⇒荷物を置いてその場を離れるのが正解!
野生の猿と遭遇したら、猿に追いかけまわされた!というニュースを見ることがありますよね
猿に追いかけられたらどうするべきなのでしょうか
まず、猿に追いかけられたら?という心配があると思いますが、攻撃・威嚇をしなければ「猿は人を襲う事」はないです
猿に追いかけられた人とは「何かしらの威嚇を猿にした人」であり
たとえば、猿と目があった⇒目をそらした時や猿に向かって近くにあった棒や傘で戦おうとした時です
猿に追いかけられたら「手に持っている荷物⇒その場に置いてからその場を立ち去る」のが正解です
猿に一度、追いかけられたら「手に持っている手提げ袋やバック」を狙って、ずっと追いかけてくるパターンがあるからです
猿に遭遇しやすい時期と時間は何時ごろ?野生の猿との遭遇を回避する方法を紹介!
さて、ココまでに、猿に出くわしてしまった時の対処方法をたっぷり紹介しました
では、猿はどの時期に出没しやすく、何時ごろ活動しているのでしょうか。野生の猿と遭遇を避けたい人向けに、猿の活動時間と時期を解説します
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猿に遭遇する可能性がある時期
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出没時期①:春、4月から
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出没時期②:夏、5月から9月後半
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猿に遭遇する可能性がある時間
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出没時間:日が差している時間帯
野生の猿は夜行性ではない動物であり
『日中:朝、明るくなってから夕方18:00頃』までと、日が差している時間帯に出没します。
野生の猿が出没する時期は、春は草木の新芽を食べに4月頃には活動を開始します
夏は人間が作物を育て、夏野菜が実っている時期『5月から9月後半』が出没しやすい時期です
サルは、ジャガイモや玉ねぎ以外に、ナスも食べますので、9月の後半までは出る可能性あり!と思ってくださいね
野生の猿の群れの数は?1匹猿を見たら何匹いるの?
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猿を目撃した!何匹ぐらいいるの?
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通常:3~4匹で行動
野生の猿は、群れを作る動物です。
通常、人里へ現れる猿は「3~4匹で行動、たとえば、子ザル3匹、大きめ1匹」のユニットで行動しています
子ザルだけで活動する事もありますが、ある程度、大きくなるまでは大人の猿と同行して行動します
基本、近くに大人の猿がいると考えるべきです
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1匹猿を見たら、何匹いるの?
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猿の出産:3年に1度
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出産の数
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メス1匹が子供を1匹産む
猿は1匹見たら、何匹いるの?という計算方法です。
猿の群れは10匹~50匹以上と把握が難しいと言われます。ざっくりした猿の群れの数を知る方法ですが、猿の生態系を説明しますね
猿は『1匹のメスから1匹の子供を産む』仕組みです。1匹の親から2,3匹生まれませんから『目撃した猿の数:子供の猿の数』と『大人の猿の数をカウント』するとわかりやすいです
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→顔の赤い猿の数は何匹?
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例.4匹の猿のユニット
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大人の猿:1匹
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子供の猿:3匹
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→猿の群れには少なくともメスが3匹いる
大人の猿は『成長して血管の数が増えた、赤い顔の猿』で、子供の顔は赤くないです。
たとえば、4匹の猿の遭遇したら、『大きな体の猿』もしくは、赤い顔の猿をカウントします。1匹いたら、それは大人の猿。同じくらいの大きさの『子ザルが3匹』いたら、母親が3匹、群れにいるという事です
猿の出産は3年に1度、1回に1匹しか生みませんから、子供が3匹いるなら『母親が群れに3匹』いると仮定して大方、間違いないです。1つのユニットで約10匹の群れと考えれば、おのずと、猿の住処に何匹ほど暮らしているか想定できそうですね