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日本のカピバラが温泉が入浴する理由はコレ!
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温泉に入るカピバラは日本だけの事例!?
カピバラとは、日本語名で「鬼天竺鼠(おにてんじくねずみ)」と書きますが、インディアンのツピ族の言葉で「草原の支配者」、ギリシャ語で「水の豚」という意味があるネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属の所謂、ネズミの仲間です
世界で最も大きなネズミと言われ、体重は40~50kgとネズミにしてはすっごく大きく、可愛いですよね^^
カピバラは温泉が大好き!しかも、ただの温泉だけでなく、柚子まではいった「柚子風呂」にはいるとか、かなりの温泉好きに思えますが、この情報だけ聞くと、カピバラが温泉入る動物に思えませんよね。では、なぜ、日本のカピバラは温泉に入るのでしょうか。
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カピバラの生息地は暖かい地域+水辺
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生息地域:ブラジル、パナマ、アルゼンチン
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生息地:池、沼、川の近くの草原
野生のカピバラがどんな場所に生息して暮らしているのか、ココが温泉に入る理由に大きくかかわってきます。
カピバラの生息地域は主に「ブラジル、パナマ、アルゼンチン」といった南米の「池、沼、川の近くの草原、サバンナ」といった水陸両用の暮らしをしています。
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なぜカピバラは日本にやってきたの?
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食用の研究の為、日本にやってきた
カピバラの肉は豚肉に近い味と言われ、食用の研究をするために、日本の動物園や牧場に、カピバラがいるのは1960年代に外国からやってきた。研究の一部のカピバラを動物園(伊豆シャボテン動物公園)に預けて飼育したのが事のはじまりです。
ええ!食べるために連れてきたの?とびっくりする方いると思いますが、1960年という時代は「戦後が終わって10年ちょっと」の頃で、まだ、日本ではブロイラー(今の鶏肉)の普及がはじまったばかりと、安定したお肉ってまだまだない時代であったのです
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なぜカピバラは温泉に入るの?
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→カピバラ温泉は偶然、生まれた!
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→お湯に近づいたカピバラがいたから
要するにカピバラは「日本より温かい地域の動物」であり「水辺が大好き」+「寒さに弱い動物」なのです。
しかし、暖かい地域とは違い『日本の冬は寒く』、1982年に寒くて震えるカピバラがお湯に近づいたのをきかっけに飼育員さんが、思いついたアイデアが「カピバラ温泉」だったのです
要するにリラックスして欲しいと飼育員さんが癒しを与えてあげたのです。ちなみに、野生のカピバラは5~7年と言われ、飼育下のカピバラは10年~12年と少し平均寿命は長く、お風呂に入る効果もあるのでしょうかね
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カピバラの可愛いポイントは?
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→しっぽがない!!もふもふ
カピバラは、もふもふして可愛いと言われますよね
カピバラはもふもふしてるだけでなく、よく見てください。なんと「カピバラには、しっぽがない」と、ココも可愛いポイントですよね。
なぜ、カピバラにしっぽがないかというと「必要ないから尻尾がなくなった」と考えられ、カピバラの属する「テンジクネズミ科の天竺ネズミ」、モルモットのネズミが有名ですが、このネズミにも尻尾がありません
テンジクネズミの系統は「高い場所に上らず、穴を掘る」行動をし、高い場所に上るために「ネズミの尻尾はある」ため、カピバラにも尻尾が退化してない、存在しないのです
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カピバラブームは12年に1回
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第一次カピバラブームはネズミ年の2008年
カピバラは12年に1度、ブームが来るチャンスがある動物と言われます
なぜなら、カピバラは「ネズミ目テンジクネズミ科」と「ねずみの仲間」ですから、干支がねずみ年の時にブームがやってくると騒がれます。最初のカピバラブームは2008年のねずみ年です^^
2020年のねずみ年の時は、各地で、それに合わせて、柚子風呂がはじまったりと。カピバラは12年に1回、話題になる。ある意味、動物園や牧場からすると一発お金儲けできる可能性を秘めていますね^^
さて、カピバラがなぜ、温泉に入るのかを説明しました。簡単に言うと「寒いの苦手→お湯に寄ってきた→温泉入れたら喜んだ」という流れで温泉入るようになり、動物園や牧場の客寄せ的もデキるという感じですので、日本のカピバラだけ温泉に入るっと考えてOKかと思います