レバニラ炒め、もつ鍋、餃子などの食材になる「ニラ」。ニラの独特の香りの90%はメチインです。メチインは胃がんの原因のピロリ菌を抑制・殺菌する作用がある。また、ニンニクやニラの香りに含まれるアリシンは疲労回復効果も!疲労回復、胃がん予防として効果的なニラを食べよう
ニラを食べると①「疲労回復」、ニラの香りに含まれるアリシンが糖代謝を促進!糖がエネルギーとなるサポートしスタミナが回復
写真:写真AC
ニラの香りの成分のアリシン。アリシンは疲労回復に良いニンニクにも多く含まれる成分で、体の中で糖がエネルギーに変わるサポートし、スタミナ回復、疲労回復に役立っている
ニラを食べると②「胃がん予防」、ニラの香りの成分の90%がメチイン。メチインは、胃がんの原因のピロリ菌を抑制・殺菌する効果
ニラの香りの90%をしめる成分がメチイン。メチインは、胃がんの原因とされるピロリ菌を抑制・殺菌する効果がある。ピロリ菌にニラを抽出した液体を加えた実験結果では、濃度4%のニラ抽出液の場合、ピロリ菌が減少。濃度20%のニラ抽出液の場合、ピロリ菌が死滅した(平成24年科学研究費助成事業 研究成果報告書 課題番号21780128)
ニラの食べ方「細かく切って、香り成分をたっぷりと」、「成分を逃がさないように、加熱はさらっと」
写真:写真AC
ニラの香りは、細かく切る事でたっぷりと摂取できる。玉ねぎを切ると、涙がでるのと同じ原理。玉ねぎもニラと同じネギ属の野菜で、切る事で香りがするのです。香りに含まれる成分のアリシンとメチインを逃がさないように、加熱する場合はさらっと。できれば生で食べるのが良いとされています
ニラを使ったレシピ①「にら玉炒め」、ポイントは香り成分の逃がさないよう、さらっと炒める
写真:クックパッド
<材料>にら 1束、卵2個、塩少々、サラダ油小さじ2
<作り方>ボウルで卵を割りほぐし塩を一つまみ加え混ぜておきます。洗ったにらを5㎝位の長さに切ります。フライパンを強火で熱しサラダ油を入れ、にらと塩を一つまみ加えさっと炒めます。卵を加え好みの固さになるまで炒めれば出来上がり
出典:写真:クックパッド「にら玉炒め」 うにらさんのレシピ
ニラを使ったレシピ②「もつ鍋風スープの豚バラ鍋」、ポイントはたっぷりのニラ。もつが苦手な人でも食べられるヘルシー鍋
写真:クックパッド
<材料>豚バラ肉(ロースでも)400g、キャベツ 半玉、ニラ 1把、もやし ひとつかみ、鷹の爪(輪切り)、白ごま適量、水1000ml、鶏ガラスープ顆粒大さじ1、塩(できれば天日塩)、醤油各小さじ2、砂糖、みりん各小さじ1、ほんだし小さじ1、すりおろしにんにく(チューブでも)適量(チューブ3cm程度)、すりおろし生姜(チューブでも)適量(チューブ3cm程度)
<作り方>鍋にの材料を全て入れて煮立たせる。煮立った鍋の火を止め、肉、キャベツ、もやし、ニラの順に重ねて入れる。(ニラが一番上)。鷹の爪、白ごまを散らし蓋をする。ここで再び点火。全体のかさが減り、火が通れば完成
出典:写真:クックパッド「もつ鍋風スープの豚バラ鍋」 ルーパンとバーバラさんのレシピ