クライオセラピーとは、クライオ(冷やす)とセラピー(治療)から生まれた体を冷却してアンチエイジングを促す凍結療法。気化した液体窒素を使って約-150℃~-190℃で体を数分間冷やし、たるみ、しわ、毛穴の開きの改善する美容法とされている。治療目的で体を冷やしたり、冷却したりする冷凍痩身・全身結療をクライオセラピーといいます。ダイエット効果としては、脂肪を燃焼するのではなく、脂肪を凍らせて除去し、脂肪細胞を減少させるのが特徴で「脚やせ」や「美脚」に効果があるとされています
クライオセラピーとは「もともとはリウマチの治療を目的として日本で開発。マイナス150~190度の超低温で全身を冷却する凍結療法」
写真:Cryohealthのクライオサウナ
クライオセラピーは、1978年に関節リウマチの治療を目的として日本で開発。マイナス150~170℃で全身を冷却し、「たるみ、しわ、毛穴の開きの改善」や「脂肪を冷却除去する脚やせダイエット」としてアメリカで注目されている美容法です
ハリウッドスターや海外セレブ、芸能人やモデルが注目するクライオセラピー。スポーツ業界では、仁川アジア大会(韓国 2015年)で、日本選手団の疲労回復に効果があるとされ「超低温カプセル」が導入された
動画:仁川アジア大会、日本支援拠点を公開=疲労回復機器も設置
激しい運動後に、選手に与える苦痛も少なくより効率よく効果を体感することができます。疲労した筋肉組織を全身冷却セラピーにより-190℃にさらすことで血管を急速に収縮拡張、筋肉組織内に溜まった乳酸等の疲労物質を効果的に循環させ、筋肉疲労の回復を促進させる。
クライオセラピーの効果「①冷却により脂肪細胞がアポトーシス(自然死)、足やせして美脚効果」
写真:Men Beauty もっと男前へ
油と水の融点(氷点)の違いを利用して、体の主成分の水を温存し、脂肪分だけを凝固させます。人間の身体は60%以上が水分で構成されていますが、脂肪細胞内はほぼ脂で満たされているので、皮膚表面から冷やしていくと、 血液や皮膚が凍るよりも早く、脂肪がアポトーシス(細胞の自然死)される。アポトーシスされた脂肪細胞は、 1~3ヶ月かけて代謝により自然に排出され、脂肪を減らすことができます。
出典:フローズンダイエット
クライオセラピーの効果「②コラーゲン生成を促進し、たるみ、しわ、毛穴の開きの改善」
写真:Men Beauty もっと男前へ
フェイシャルは額、右頬、左頬、ほうれい線、フェイスライン、口元、首、その後、頭と肩を順番に。人間が本来持っている自己回復能力の働きが正常化し、お肌を若返らせ、弾力性のある引き締まった状態に戻します。身体を冷却することで、自身の免疫細胞の活性化、血行促進、コラーゲンの生成の促進など、自身が本来持っている力を高めることができます
出典:Men Beauty もっと男前へ
クライオセラピーの注意点「妊娠中の方や、高度の高血圧症、不整脈、心臓疾患、熱がある方。通院中の方や薬を服用中の方は医師に相談が必要です」
クライオセラピーでアメリカ人女性が「凍死」 したケースも。自身の体調も考慮した利用が必要です
全身クライオセラピーは、免疫力や新陳代謝を高めることから美肌・痩身などにも効果があるといわれてる。2015年10月、アメリカ・ネバダ州ラスベガスにあるビューティーサロンで、従業員の女性がクライオセラピー装置の中で「かちかちに凍って」死亡しているのが発見されたとのこと。死亡した女性は勤務終了後、仕事の疲れを癒やそうとし利用。