カレーライスに福神漬けを付け合わせる理由は?
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最初は、インド料理のチャツネだった!?
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いつからカレーには、福神漬けを付け合せるようになったの?
カレーの付け合わせといえば、らっきょう、もしくは、福神漬けですよね。
時より箸休めにもなる福神漬け。そもそも、何故、福神漬けを付け合わせるようになったのでしょうか。また、誰が考えたのか等!
ここでは、福神漬けとカレーライスに関する謎を解説します
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福神漬けとは?
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七福神と同じ7種類の野菜から作る漬物
福神漬けとは7種類の野菜(ダイコン、ナス、ナタマメ(鉈豆)、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマ)から作る漬物です
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福神漬けは誰が考えたの?
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福神漬けの名前の由来は?
この福神漬けは、1800年代後半、明治時代に東京・上野の漬物店が考案したとされています。
15代目の野田清右衛門という方が、当時、漬物と言えば塩漬けといった味しかなかった時代に、醤油とみりんを使った漬物を苦労の末、完成。10年ほど、時間がかかったとされています
福神漬けの名前の由来と起源ですが、七福神と同じ数、要するに7種類の野菜を使っている事が由来となっています。しかし、何故、カレーライスと一緒に、漬物が付け合わせされるようになったのでしょうか
日本郵船の食堂説~チャツネが在庫を尽きて、福神漬けを付け合わせた~
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カレーに福神漬け、いつから?
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明治時代、国内に広まったのは大正時代
福神漬けという漬物は「上野の漬物店さん」が考えたメニューですが、カレーはインドやスリランカ等。日本とは違った国が発祥の食べ物ですから、なぜ、カレーと一緒に日本の漬け物を付け合わせしたのか、ここは謎ですよね
カレーと一緒に、福神漬けを食べるようになったのは、いつからか。はじまりは、明治時代の日本郵船の食堂。船の中だけで食べられていたと考えられます。
実際に普及したのは、そのあと。大正時代であったとされています。
福神漬けは日露戦争(1904年~1905年)の時に兵隊の携帯食として採用され、全国から集められた兵隊さんが食べ、味が美味しく各地に広がったと、考案⇒普及するまでには、こんな事情があったのです
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なぜカレーに福神漬けなの?
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船内の食堂でチャツネの代わりに、福神漬けを付け合わせた
明治時代後半に、日本郵船の食堂の料理人が、福神漬けを付け合わせたというのが有力説。特に、資料や証拠となる記録が残っているわけではないとされていますが、明治時代の船の中での出来事の資料を明確に記録していることも稀でしょう。一般的には、欧州航路を航海する日本郵船の食堂で、カレーライスに福神漬けが定番化したと言われています
船内の食堂では、インド料理のチャツネをカレーライスの付け合わせとしていたが、長い航海をする船です。途中で、チャツネが在庫切れしてしまい、しかたなく、福神漬けをカレーライスと一緒に食べたのがはじまりとされています
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