【てるてる坊主の起源と由来】中国から伝わった掃晴娘~照る照る坊主の秘密~

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何故、てるてる坊主を雨降りの日に飾るのか。てるてる坊主の起源は、中国の掃晴娘(サオチンニャ)に由来。幼稚園や保育園など、雨の日に、どうして?てるてる坊主を作るのか?晴れの日を願って吊るす人形が、てるてる坊主。てるてる坊主の風習や習慣を解説しています

てるてる坊主の起源と由来~雨降りの日に、てるてる坊主を飾る、吊るす理由は?~

 てるてる坊主

  • どうして雨の日に、てるてる坊主なの?

雨が降った、大雨が続くので、てるてる坊主を作ろう!現在ではあまりそういった事をしませんが、昔は、そういった習慣があったのかと思います。日本の風習や習慣として雨ごいや晴れの日を願う人形として知られる「てるてる坊主」とは、一体、なんなのでしょうか。ここでは、てるてる坊主の起源や由来を歴史的に解説しています

てるてる坊主の起源と由来~中国の掃晴娘(サオチンニャ)~

  • 起源「中国の掃晴娘(サオチンニャ)、唐の時代の逸話」

中国の唐の時代(618年~907年頃) に、掃晴娘というお話がてるてる坊主の起源、いわゆる元ネタです。話の内容は、唐の時代のある村(北京という説もある)で、大雨が続き、悩まされていた。折り紙が得意な晴娘という娘が、龍王の妃となるならば雨を止ませると言われ、妃となった。雨は止んだけど、晴娘はいなくなってしまい、彼女の事を思い雨が降ると「折り紙で作った人形」を飾るようになった

  • 折り紙の理由「掃晴娘の特技は、折り紙。彼女を思っての事」

掃晴娘の話は、つまり、大雨が止んだ結果、娘を1人失った。その娘を思い、折り紙の人形を飾る、吊るすようになったという話からきています。何故、折り紙で人形を作るのかは、折り紙が掃晴娘の特技であったという事に由来しています

てるてる坊主の起源と由来~日本にはいつごろから、てるてる坊主は存在したのか~

  • 蜻蛉日記「女神にはきぬ縫ひて奉るこそよかなれ」

雨の日に、絹を縫って女神へ捧げると解釈して良いかと思います。日本のてるてる坊主は、折り紙以外に、白い布で作る事が多いですが、蜻蛉日記(954年~974年ごろの出来事)の時代にすでに、日本へ雨の日に人形を飾る風習があったのではないかと言う説です

  • 掃晴娘は女性、日本では何故、坊主なの?

雨ごいの儀式、雨を止ませる儀式をするのは坊主や修行僧であった為、てるてる坊主と言われるようになったというのが俗説です。てるてる坊主は地域によって呼び名が違いますが、「照る照る法師」や「照れ照れ坊主」など、どちらにしても、「晴れを願う気持ち」と「坊主」というところまでは一緒です

  • 「掃晴娘は彼女を悲しむ思いから人形を飾る、日本では雨ごいの手段として人形を飾る」

中国の物語では、掃晴娘は彼女を悲しむ思いから人形を飾ります。しかし、日本では雨ごいの手段として人形を飾る、この目的の違いから、女性ではなく坊主。てるてる坊主というネーミングになってしまったと解釈して良いでしょう

ところで、蜻蛉日記の雨の日の出来後を記述した一文の女神とは、誰のことを指しているでしょうか。蜻蛉日記の解釈とは別の話になりますが、ある意味、この当時の日本人に「雨を止ませる女神がいる」という風習的な考えがあったのかもしれません。当時の作者が意識していたかは別として、龍王の妃となった掃晴娘の事を意味しているのかもしれませんね

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