フランスパンの常温保管、冷蔵庫、冷凍保存を徹底解説!
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フランスパンの冷凍
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⇒美味しい解凍方法まで!
フランスパンは主に小麦粉・塩・水・イーストで作り、材料に砂糖がはいっていないので固いパンが出来上がります。日本人はやわらかいパンの方が好きなので、本場のフランスパンと実は大きく違う!という印象がありますが、それでも美味しいですよね!
ホームベーカリーしたり、パン屋さんのフランスパンを長く楽しみたい!どうやってみんな保管して食べてるの?など、ここでは、フランスパンの常温保管、冷蔵庫保管、冷凍保存からの解凍方法⇒フランスパンの賞味期限と消費期限切れを詳しく解説します
手作りした時や大量購入して保管に困った時の参考・目安にしてくださいね
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フランスパンは
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消費期限内は常温保管
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冷蔵庫NGだけど、冷凍保存できる!
手作りホームベーカリーで作ったフランスパン、パン屋のフランスパンの保管についてです
炊いたご飯を冷蔵庫で保管すると、お米がすぐにカチカチになる経験をした方いるのではないでしょうか
あの現象と同じで、フランスパンやご飯といったデンプンを含むモノは冷蔵庫に保管するとパッサパサになります
焼いたフランスパンの生地は冷蔵庫の低い温度で『水分が抜ける問題』があり、特に常温でも他のパンよりフランスパンは固くなりやすいので、冷蔵NG。賞味期限内は常温保管、長期保管は冷凍保存です
フランスパンの常温保管:日持ちする賞味期限の目安は?常温の保管温度、場所は?
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フランスパンの賞味期限と消費期限は?
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賞味期限の目安
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2~4日以内
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パン屋の消費期限の目安
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約4日以内
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手作りの消費期限の目安:2日
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消費期限切れのフランスパン:NG
フランスパンの消費期限は4日以内の商品が多く、消費期限で記載があります
消費期限は、5日以内の日持ちのモノに記載されるルールがありますので、ほとんどのパンは、消費期限が決まっています。
賞味期限で考えた時、製造から2~4日の間であれば「カビ・異臭がないかなどのチェック後、食べられる」可能性がありです!しかし、消費期限を過ぎたパンは、NG。消費期限切れのパンは食べるのNGです。
また、ホームべカーリーでよくあるのが『フランスパンは2日程度で固くなる事』が多いので、手作りは2日以内を目安にするといいかと思います
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推奨の保管温度:4度以上、20度以下
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場所:高温多湿を避ける、日のあたらない涼しい場所
フランスパンは「常温:約4日以内」の保管期間と説明しました。では、保管の注意点はどんな事があるでしょうか
パンは、2つの温度帯で傷みやすいとされます。1つは「0~4度の低温」もう1つが「20度以上」の温度帯で「4~20度以下の温度」が適温です。 一般的に『菌が特に繁殖するのは、温度25度以上、湿度60度以上のどちらかが多い』と考えられますので、特に危険なのは夏場の25度以上の日、20度以上でも湿度の高い日です
ここまで考えるとパンは、常温保管が基本ですので「温度は20度以下」で「日のあたらない涼しい場所」を保管場所にするのがベストです。また、手作りした時は熱いままででラップすると『むした蒸気』で傷みやすくなるので「あら熱が冷めてから、ラップ」をして保管するのがポイントです
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手作りホームベーカリーの場合は?
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冷めてから、ラップをする
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カットした断面
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しっかりラップが、カビの移植を防ぐ
パンは1個カビが生えると、隣のパンにもカビが移ります。このカビ移り対策に『保管する時は、全部カットせず、丸ごと1本保管』がおすすめ。少しづつカットしながら食べると思いますので「カットした断面をしっかりラップ」が推奨です!
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フランスパンが固くなった
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どうする?
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トースターでコンガリ焼くのがベスト
フランスパンは乾燥しやすいので、保管中に固くなってしまうことあります。食べ方のおすすめは『トースター』で温めて、フレンチトーストにする等!こんがりしたフランスパンを楽しむのがコツです!
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4日経ってないのにカビが、なぜ?
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天然酵母と手作りは
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2~3日以内の時がある
パンが腐る原因は、パンに含まれる水分から菌が繁殖する事が多いです。パンが腐るとカビが発生し『同じ保存袋に保管したパンもダメ』になってしまう事がります。20度以下であれば、おおよそ湿度の問題はクリアされますが、梅雨や蒸し暑い日に湿度が高い場所で保管した、天然酵母のパンであったら、余分な添加物が少ないのがメリットですが。カビが生えやすく2~3日以内で固くなってしまうケースがあります。パンは傷みやすいので、状況による判断も大事です!
フランスパンを冷凍保存する場合:日持ちする賞味期限の目安は?解凍方法・温めなおしとは?
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フランスパンは冷凍保存ができる!
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日持ち目安
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冷凍:2週間~1か月以内
フランスパンは冷凍保存ができます。冷凍保存したフランスパンは1カ月以内が日持ちする賞味期限の目安です
フランスパンは、0~4度の温度も傷みやすく「冷蔵庫の温度:2~3度」ですから、冷蔵庫の保管がむいていません。
パン生地の中のデンプンは、0~3,4度で劣化しやすく、パン生地から水分が抜け「パンが固く」なります。パン屋さんで大量購入!常温で保管できる期限内に食べないのなら『冷凍保存』です
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フランスパンを冷凍保存する方法①
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個別にラップ
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+ジップロック
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フランスパンを冷凍保存する方法②
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個別に
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アルミホイル+ジップロック
フランスパンの冷凍は、よく空気を抜いて「カット後を個別にラップ+ジップロック」で密封して保管です。
フランスパンは、ゆっくり冷凍するより急速冷凍。アルミホイルで包む+ジップロックの保管方法なら、ラップより気密性が高いだけでなく、熱が伝わりやすく、早くパン生地の中の水分を冷凍できます。
②の冷凍保存の保存の方法の方が、解凍した時の温めたパンも美味しいです
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冷凍したフランスパンの解凍方法は?
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自然解凍:常温:2~3時間
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自然解凍:冷蔵庫:前日に移動
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自然解凍後→カット→トースター
フランスパンの自然解凍の方法です。
自然解凍は、常温と冷蔵庫で解凍時間が違いますので、食べる予定の時間に合わせて、どちらか選びます。
基本の美味しい食べ方なら『自然解凍後→トースター』とこの方法がベストです!
常温なら2~3時間、冷蔵庫なら食べる前日からがちょうどいい自然解凍の時間です。朝食に冷凍したフランスパンを食べる予定なら、前日の夜に冷蔵庫へ移すのがベストです
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冷凍したフランスパンを、すぐに食べたい時は?
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電子レンジ、トースター
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ポイント:霧吹きで少し水分を
冷凍したフランスパンは『自然解凍後→トースター』と、この方法があっています。
でも、フランスパンをすぐに食べたい時もありますから、その場合は電子レンジやオーブンで温めも可です。
しかし、自然解凍後に比べ生地が『少し柔らかくなる』『ふにゃとする感じがする』感じになりやすいので「この食感の感じが」な方は、自然解凍からの温めの方があっていると思います。
香ばしい感じのパンが好きな方は『アルミホイルで包む+軽く霧吹き』をするとお好みの食感かと思います。
さて、フランスパンの常温、冷蔵庫、冷凍保存から解凍方法まで詳しく解説しました。日持ちする期間は、コレぐらい!という目安を参考に、あとは食べた時の「食感の好み」に合わせて、保存方法を参考にしてくださいね