貝柱・ホタテフライの日持ち・賞味期限は？常温放置、冷蔵・冷凍の保存方法

貝柱の揚げ物、ホタテフライの日持ちは、どのくらいが目安？
お刺身用の場合、揚げる前、揚げた後の保管方法は？

大きなホタテを買ったら、お刺身で食べきれない！たくさんある時は、ホタテフライにしてはどうでしょうか。しかし、ホタテは生もの、貝類ですから冷蔵保管や作り置きが心配になりますよね。

ここでは、作りすぎた！大量に余ってしまったホタテフライの賞味期限、日持ちを！常温保管、冷蔵庫保管、冷凍保管と保管方法の違いを『揚げる前、揚げた後の日持ち目安』を徹底解説しています

お刺身用のホタテを揚げる時の注意点！
長く常温においてしまったホタテは、よく揚げる！

お刺身用のホタテから、ホタテフライを作るときの注意点です。

お刺身用は、あまり長く常温放置はよくありません。余ってしまったホタテだからこそ、揚げ物にする事が多いと思いますが。お刺身用から作るときは「いつもより、しっかり揚げる」ことが重要です

特に、揚げ物は１４５～１６０度前後で揚げる事が多いと思いますが、揚げる時間が短いと「芯の部分まで」火が通っていない事があります。お刺身用なら、生でも食べられますが「常温放置したホタテは、話が別」です。腹痛防止の為、よく揚げた方がいいです！

冷凍食品のホタテの賞味期限と消費期限は？
賞味期限切れは食べても大丈夫？
通常：１～２カ月、長い商品で１年の賞味期限

揚げ物の冷凍食品は「マイナス１８度以下」で保管することで、賞味期限内に美味しく食べられるという基準で作っています。

ここが賞味期限と消費期限の違いで、賞味期限切れになっても食べられないわけではありません。冷凍食品のメーカーは、ホームページなどで、食品の味や風味が落ちるとして賞味期限切れは推奨していませんね。

揚げる前！ホタテフライの日持ち～常温放置、冷蔵保管、冷凍保存の目安は？～

揚げる前のホタテフライ
冷蔵保管：半日以内
長持ちのコツ：パン粉はつけずに、１個１個ラップを！

揚げる前の状態であれば、一時的に冷蔵庫で保管する事ができます。タネの状態（パン粉はつけない、キッチンペーパーで水分をふきとる）で１つ１つをラップに包み、冷蔵庫に保管します。この方法で、冷蔵１日の日持ちです

出来るだけ、油で揚げるのは当日がベスト、冷蔵庫で保管しても半日以内と短いですから、先に作っておくなら、冷蔵より冷凍があっています。

揚げる前のホタテフライ
冷凍保存：３０日程度（１カ月）
大量保管ストック可！作り置きなら、コレ！
時短のコツ：パン粉をつけたまま、冷凍保存する

ホタテフライの大量保管、作り置き用なら「揚げる前の状態で冷凍保存」です

冷蔵と違い冷凍の場合は「パン粉」をつけた状態での保管です。この方法で１カ月も日持ちしますので、お弁当のおかずや夜ご飯のもう１品として使えます

ホタテフライの解凍方法
冷凍のまま揚げる
温度：１７０～１８０度の高温

冷凍したときの解凍方法は「自然解凍ではなく、冷凍のまま、揚げる」のが正解です

１８０度というと、高温に感じると思いますが冷凍ホタテフライは、凍っていますから。油の温度が急激に下がりやすいのです

また、冷凍した揚げ物は解凍してから揚げると「衣が破裂」しやすくなるからです。半解凍からの電子レンジで温める方法もありますが、個人的にはその方法では、やはり衣が破裂しやすい事があり、冷凍→そのまま揚げるという方法が適していると思います

揚げた後！ホタテフライの日持ち～常温放置、冷蔵保管、冷凍保存の目安は？～

揚げた後のホタテフライ
常温保管の日持ち：目安は、３時間以内
夏や暑い日：１、２時間以内
推奨温度：１０度以下

すでに調理済み、揚げた後のホタテフライの日持ちです

温度は１０度以下と常温での保管は冬でも難しいです。常温の場合（揚げたあと、冷蔵庫に入れ忘れた。作りすぎて残ってしまった等）は、３時間が賞味期限の目安とされますが、夏場など２０度を超えるような日は「１、２時間以内」が限界です。

お惣菜のホタテフライは？

原則：３時間以内（常温の場合）
コツ：購入後は、冷蔵庫へ

お店で購入した場合「お早めにお召し上がりください」と記載がありますよね

お早めにっていつまで？という話ですが、一般的に３時間以内の事を意味しています。

調理済みという考え方ですので、コンビニで買ったモノやお惣菜は、常温保管の日持ち時間とほぼ同じ原理です。スーパーで購入したら、すぐに食べないのであれば「冷蔵庫へ保管」、常温状態は３時間以内（暑い日は、もっと短く１、２時間程度）が原則ですので、「午前中に購入した→お昼に食べるなら、常温でも可」「午前中に購入した→夜ご飯のおかずなら、冷蔵保管へ」という保管スタイルがおすすめです