-
蛇は自分の毒で死ぬ?死なない?
-
マムシとヤマカカシ
-
アオダイショウの毒とは?
毒のあるマムシとヤマカカシ、毒はないが感染症のあるアオダイショウなど、毒が体の中にあるのに、何故、自分の体の中に毒があるのに、蛇は生きていけるのでしょうか。自分の毒は効かないの?と、疑問に思う方向けに蛇の毒の謎について解説します。
毒蛇は自分の毒で、死ぬの?死なないの?
-
蛇は自分の毒で、死ぬ?死なない?
-
毒が体の中にあるのに、何故、生きてるの?
毒蛇は、毒を持っています。しかし、毒があるのに自分の持っている毒で何故、死なないのでしょうか? 蛇の毒については、単純に「毒が体の中にあるのに、そもそも何故、生きていられるの?」、「自分で自分を噛んだら、毒蛇だからやっぱり死んじゃうの?」と、この2つのことが知りたいのではないでしょうか。ここでは、「毒蛇の毒の謎」を徹底解説しますね
-
毒蛇の毒はどこにある?
-
牙が注射の役割
毒がある蛇は、世界に500種類以上いると言われています。そのほとんどが、「牙で噛みつき、毒を注入する方法」で、牙が毒を注入する注射のような役割をしています。蛇の毒は、神経毒と出血毒、筋肉毒など種類がありますが、消化液で毒腺にためています。蛇は自分の毒を自分で作ると考えるとイメージしやすいです
-
毒蛇の毒とは?
-
自分で作る毒には耐性、免疫がある
毒蛇は、自分の毒は効かない場合がほとんどです。なぜなら、自分の体内でつくる毒ですから、進化の過程で耐性や免疫を持っているのが当然ですよね。つまり、同じ種類の蛇どうしが喧嘩して、噛んでしまった場合も毒は効かないのが普通です
-
毒蛇の毒の種類とは?
-
違う種類の蛇の毒は効く
-
死ぬ場合もある
毒の種類によっては、あまりに強力な出血毒である場合は、同じ種類でも毒が効く場合があるとされますが、例外の蛇として考えて良いのではないでしょうか。つまり結論としては、「毒蛇は、自分の毒では死なない」けど「違う種類の蛇の毒は効くし、死ぬ場合もある」ということです
要するに、マムシはマムシの毒で死なないけど、コブラの毒では死ぬことがある。理由は、コブラの毒には耐性がないからですね。蛇どうしの毒の話は、こういった結論ですが、毒蛇は人間にとっては危険です。日本の場合、毒蛇というと沖縄のハブを除いて、「マムシ」が一番有名ではないでしょうか
参考:マムシの住処、巣穴
蛇は、28度前後の温度、気温が暖かくなるとでてきます。夏になると蛇がでますが、毒のある蛇ですとマムシに注意が必要ですね。マムシの場合は、おおよそですが住処がわかりやすいので、蛇怖いな!と思う方は、マムシがどんな場所によくいるか、こちらで解説しますね