米粉パンの日持ちは？常温・冷蔵庫・冷凍保存の賞味期限・消費期限切れは？

米粉を使ったパンの冷凍から解凍！
米粉パンの常温保管、冷蔵庫
冷凍保存を徹底解説！

米粉パンとは、１００米粉（うるち米など）を使ったモノと＋小麦を混ぜて作る２種類があります。初めて米粉パンをみたときは『パンなのにお米？』と驚きましたが、小麦粉だけのパンよりももっちりした食感が良くやみつきになりましたね

どちらも材料的にデンプンを含む食品ですので、米粉の割合に関係なく、保管方法と保存期間は同じで考えるといいかと思います

ここでは、米粉パンの常温保管、冷蔵庫保管、冷凍保存からの解凍方法を詳しく解説しますので、手作りした時や大量購入して保管に困った時の参考・目安にしてくださいね

米粉パンは、消費期限内は常温保管
冷蔵庫NGだけど、冷凍保存できる！

手作りと、パン屋で買った「米粉パン」の保管についてです

炊いたご飯を冷蔵庫で保管すると、お米がすぐにカチカチになる経験をした方いるのではないでしょうか。あの現象と同じで、パンやご飯といったデンプンを含むモノは冷蔵庫の温度で、パッサパサになります

焼いたパン生地は冷蔵庫の低い温度で『水分が抜ける問題』がありますので、冷蔵NG。賞味期限内は常温保管、長期保管は冷凍保存です

米粉パンの常温保管：日持ちする賞味期限の目安は？常温の保管温度、場所は？

米粉パンの賞味期限と消費期限

賞味期限の目安：２日以内
消費期限の目安：約２日半
（賞味期限＋１２時間）
消費期限切れのパン：NG

米粉パンの賞味期限は３日以内の商品が多く、消費期限で記載があります。

消費期限は、５日以内の日持ちのモノに記載されるルールがありますので、ほとんどのパンは、消費期限が決まっています。

概算の目安になりますが、消費期限は「製造からの賞味期限×０．８」という式で決まることが多く、米粉パンの場合「賞味期限は約２日→1.25倍の２日と１２時間」が、手作りの消費期限ではないかと推測されます

賞味期限で考えた時、製造から２日半（２日と１２時間）の間であれば「カビ・異臭がないかなどのチェック後、食べられる」可能性があります。ただし、消費期限（２日と１２時間の間など）を過ぎたパンは、NG。消費期限切れの米粉パンは食べてはなりません。

推奨の保管温度：４度以上、２０度以下
場所：高温多湿を避ける
日のあたらない涼しい場所

米粉パンは「常温：約２日半」の保管期間と説明しました。では、保管の注意点はどんな事があるでしょうか

パンは、２つの温度帯で傷みやすいとされます。米粉パンの使う米粉にはデンプンが含まれ、お米と同じ。

傷みやすい温度の１つは「０～４度の低温」もう１つが「２０度以上」で「４～２０度以下の温度」が適温です。一般的に『菌が特に繁殖するのは、温度２５度以上、湿度６０度以上のどちらかが多い』と考えられますので、特に危険なのは夏場の２５度以上の日、２０度以上でも湿度の高い日です

手作りホームベーカリー、米粉パンの場合は？
冷めてから、個別にラップをする
個別ラップが、カビの移植を防ぐ

ここまで考えると米粉パンは、常温保管が基本ですので「温度は２０度以下」で「日のあたらない涼しい場所」を保管場所にするのがベストです。また、手作りした時は熱いままででラップすると『むした蒸気』で傷みやすくなるので「あら熱が冷めてから、ラップ」をして保管するのがポイントです

また、パンは１個カビが生えると、隣のパンにもカビが移ります。個別ラップを推奨してるのは、もしも、カビが発生した時に『他のパンにカビを移さない工夫』です。パンのカビは、パン生地の水分から発生するので、外からでは見分けがつきにくいと。そういった問題もありますから、個別ラップが推奨です！

２日経ってないのにカビが、なぜ？
天然酵母と手作りは、２日以内の時がある

パンが腐る原因は、パンに含まれる水分から菌が繁殖する事が多いです。パンが腐るとカビが発生し『同じ保存袋に保管したパンもダメ』になってしまう事がります。２０度以下であれば、おおよそ湿度の問題はクリアされますが、梅雨や蒸し暑い日に湿度が高い場所で保管した、天然酵母のパンであったら、余分な添加物が少ないのがメリットですが。カビが生えやすく２日以内で腐ってしまうケースがあります。パンは傷みやすいので、状況による判断も大事です！