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オートミールの栄養価・栄養成分は?
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オートミールを白米・玄米と徹底比較!
離乳食初期にも食べられる、栄養価も高いと言われる『オートミール』ですが、栄養成分の内訳はどうなのでしょうか。気になる1食30グラムに、エネルギー量(カロリー)、炭水化物、糖質量、ビタミンB1・E、マグネシウム・鉄分・食物繊維を解説しますね
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オートミール:350kcal、糖質量59.7
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白米:358kcal、糖質量77.1
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玄米:353kcal、糖質量71.3
まずは100gあたりのカロリーと糖質量の比較です。カロリーに大きな差はありませんが、糖質はオートミールが低いというのがわかります。この数値から『オートミールは、お米より太らない、やせやすい』と言われる理由となっていますね。しかも、オートミールは1食分を30gとしますので、この約3分の1と考えると確かに、いいかも!と思うはずです
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1食分30gのオートミールは?
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エネルギー量105kcal、糖質量18.8
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炭水化物:20.7g
具体的に、オートミール1食分に換算したのがこの数値です。ご飯や玄米は茶わん1杯で150g前後ですから、オートミール1食分の30gは、魅力的に感じますね。実際に食べてみてお腹に満足感があるのか、この点に個人差はあるとは言え、オートミールはかなりの低カロリー、低糖質です
※成分内容は作成時の情報です。現時点の情報と異なる場合があります
オートミールの栄養価・栄養成分~食物繊維、ビタミンB1・E、鉄、マグネシウムは?~
オートミール100gと1食分の30gの栄養成分の比較です。主にオートミールの注目すべき『食物繊維』『ビタミンB1、ビタミンE』『鉄、マグネシウム』にポイントを絞っています
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オートミールの食物繊維
30g:2.8g
100g:9.4g(水溶性:3.2g、不溶性:6.2g)
食物繊維の効果効能としては『便秘予防』。緑黄色野菜(ほうれん草、人参など)に多い成分です。食物繊維は水溶性・不溶性(水に溶ける、水に溶けないの違い)の2種類があり、不溶性の方が量としては多く含まれるとされていいます。不溶性の食物繊維が多いなら『オートミールはスープのような料理』よりも、たとえば『ヨーグルトと一緒に』や『おかゆ』として『オートミール、そのもの』を食べるのがあっていますね
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オートミールのビタミンB1
30g:0.06mg
100g:0.2mg
疲労回復の効果・効能がみこめるビタミンB1です。白米と比べて、オートミールは約2倍のビタミンB1があります。ビタミンB1は、白米:0.1mg、玄米:0.5mgとビタミンB1だけを見るなら、玄米がこの3つの中では一番あります
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オートミールのビタミンE
30g:0.2mg
100g:0.6mg
老化防止、抗酸化作用が期待されるビタミンEです。白米:0.1mg、玄米:1.4mgですので、オートミールのビタミンEはちょうど、中間ぐらいです
オートミールと白米、玄米ならビタミン系は『玄米』の勝ち!という事です。オートミールを食べる時は、フルーツなら『キウイ』、ドライフルーツなら『ひまわりの種』など。ビタミンEが豊富なモノと組み合わせて食べるのが良いです
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オートミールの鉄
30g:1.3mg
100g:3.9mg
貧血予防の鉄分です。白米:0.8mg、玄米:2.1mgと、100gあたりではオートミールが豊富です。ただし、オートミールは1食分が30gで、ダイエットの為に食べがちです。白米よりも鉄分は30gでも多いので心配は少ないですが
過度なダイエットをすると『貧血』や『頭がふらふら』するといった事になることがありますので「ブルーベリー」などのドライフルーツで補完するのが良いかと思います。牛乳+ブルーベリーでオートミールの相性がいいのは、そういった理由です
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オートミールのマグネシウム
30g:30mg
100g:100mg
マグネシウムの量は、さほど気にする必要はないです。マグネシウムは、オートミール100mg、白米23mg、玄米110mgと玄米よりは低いですが、十分な量が含まれています
※成分内容は作成時の情報です。現時点の情報と異なる場合があります
さて、今度、主食の1部としても注目されているオートミールの栄養価・栄養成分を解説しました。白米と玄米と比較して、メリット、デメリットがありますが、他の野菜やフルーツと食べることで十分な栄養をとるのも可能かと思います。しかし、細かな数字の話されても、ちょっとわかんない!という方もいると思います
こちらで、オートミールの食べ方、料理のレシピも紹介していますので参考にして頂ければと思います
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