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オンブバッタの平均寿命+最長記録は?
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オンブバッタの面白い豆知識も大公開!
オンブバッタとは『バッタ目オンブバッタ科』に属するバッタの1種、オスは2mm、メスは4mmの大きさであり、雌の方が大きい昆虫です
メスの背中にオスが乗る理由は「結婚相手を離さない為」と言われ、その姿と様子からオンブバッタと名前がついているのが由来です
比較的よく見るオンブバッタですが、オンブバッタはそもそもどんな生き物なのでしょうか。
今回は、オンブバッタがいる場所!生息地や住処から、オンブバッタは何歳まで生きるの?っといった寿命のお話まで詳しく紹介。オンブバッタだけの特徴的な行動や面白い!話題になる話の小ネタを満載でお届けしますね^^
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オンブバッタとは?
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生息地:沖縄から北海道の日本全国!
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成虫の餌:シソ、バジルなどキク科の植物
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天敵:昆虫ならカマキリ、鳥ならスズメ
オンブバッタの寿命のお話の前に、まずは、オンブバッタの基本情報、成虫のスペックです!
オンブバッタの生息地は「日本全国」であり、温かい地域の沖縄、冬が寒い北海道までっと日本全体を住処としています。日本以外では、中国、台湾とお隣の国にも生息しているグローバルな昆虫です^^
しかし、オンブバッタは人間の食べ物である「紫蘇」や「バジル」など、家庭菜園で育てるのが楽しみな野菜たちを食べてしまうので害虫扱いです。彼らの天敵は昆虫ならカマキリ、鳥ならスズメといった肉食系の生き物であり、草食系のオンブバッタは食べられてしまう側の存在です
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オンブバッタの寿命、成虫の平均は?
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オンブバッタの寿命:6ヵ月
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平均寿命:3~4か月
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生存期間:10、11月の秋まで
オンブバッタは夏前の梅雨の時期、5月の終わりから6月頃に孵化し、成虫となります。その後、10、11月の秋まで生き、その間に交尾をして一生を終えるのが普通のオンブバッタです
オンブバッタは土の中に卵を産み、卵の状態で冬越しする昆虫です
卵の期間を含めると「オンブバッタの一生:約1年」ですが、成虫になってからは「長くて6ヵ月」、平均的には3~4か月と。昆虫採集で捕まえたのなら、2、3ヵ月の付き合い。一般的には冬になる前に、寿命をむかえます
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オスの方がメスよりも早く死ぬ
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1か月程度、交尾後のオスは早く死ぬ
昆虫業界のよくあるケースですが、昆虫は「オス:交尾をする」「メス:卵を産む」とその後、1か月程度以内に死んでしまうタイプが多いです
オンブバッタの場合、交尾で体力を使うオスの方がメスよりも「1ヵ月」程度、寿命が短いのが特徴。子供が捕まえて飼っている方は、同じ虫ケースに入れていると「小さいほう=背中に乗ってるオス」の方が、先にお亡くなりになる!大きい体のメスの方が長生きする!と、思ってくださいね
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オンブバッタは冬越しする?
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→野生化では冬越しなしい
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→飼育下の事例:最長、翌年の4月
オンブバッタは、寒くなる11月までが寿命と説明しました。
では、飼育下、ペットとして育てている人はどのくらい長生きさせることに成功しているのでしょうか。オンブバッタは飼育下でも「年を越す=1月まで存命」させるのは、かなり難易度が高く、非常に飼育環境もシビアです
12月を越え、翌年までオンブバッタが生きていたら、もはやプロ級です。飼育下の最長は「翌年の春、4月まで生きた記録(成虫が10か月程度生きた)」があります。詳しい詳細は不明ですが、交尾をする、卵を産んだ成虫は早ければ1ヵ月程度で死んでしまいます
未交尾の状態のオンブバッタを適正な環境を整えたら、夢の冬越しもデキる可能性が高くなります
さて、今回はオンブバッタとはどんな昆虫なのか、どのくらい寿命があるかを、たっぷり紹介しました。オンブバッタの冬越しは難しく、バッタが好きなシソやバジルは冬の期間にないので、もしも、冬越しさせたいなら冬が旬な野菜である「小松菜」や「大根の葉」を代用するといいかと思います!