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桜餅の長期保存は冷凍保存!
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桜餅の常温から冷蔵庫の目安
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冷凍保存の方法を徹底解説!
桜餅とは、小麦粉やもち米を材料に作った和菓子で、別名:道明寺餅という名前もあります。ひな祭りの日やお花見の時など、桜餅は昔から定番のおやつです
桜餅を保存する時「葉っぱはどうるの?食べるべき?」や「桜餅は冷凍できるの?いつまで?」という悩みを解決!ここでは、桜餅の常温、冷蔵庫、冷凍保温について、しっかり説明しますね
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桜餅の保存は、常温・冷凍の2種類!
購入した桜餅は、パック容器にはいっている事が多いと思います。桜餅の葉っぱに殺菌作用があるので、比較的、このままでも保存ができます
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桜餅が冷蔵庫で固くなる理由とは?
しかし、桜餅を冷蔵庫に入れ置いたら固くなって食べられなくなってしまった経験がある方いるのではないでしょうか。桜餅が冷蔵庫で固くなる理由は、お餅やお米といった「でんぷん」を含む食べ物は、実は冷蔵庫の保管があまり得意ではありません
冷蔵庫の保管がダメではりませんが、基本的に桜餅は「すぐに食べる予定→常温」「長期保管→冷凍」のこの2つが適した保管方法です
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桜餅は賞味期限、消費期限を守る!
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お店=手作り:当日中
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工場で作った桜餅:3日
賞味期限とは期限を過ぎても、食べられる可能性がある期間ですよね。しかし、5日以内に腐ってしまう可能性のある食品は基本的に『消費期限』が設定されていて、消費期限切れは食べることはNGです
桜餅は、お店の手作りのモノは保存料が使われてませんので「消費期限:当日中」、メーカーが工場で作った桜餅は「消費期限:3日以内」のモノが多く、作り方によって日持ち期間が変わってきます。ココはパッケージに記載がある消費期限を参考にしてくださいね
桜餅の常温保管:日持ちする賞味期限の目安は?常温の保管温度は?
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手作りの桜餅の常温保管の目安は?
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10度~15度:1日程度(当日中)
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10度前後:2~3日
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推奨の保管温度:4度以上、10度前後まで
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保管場所:高温多湿を避ける
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保管場所:日のあたらない涼しい場所
桜餅を買うとパッケージに「高温多湿・直射日光を避ける」と「涼しい場所で保管」と書いてあります
商品の場合は、賞味期限の間は、常温で問題なし。手作りや和菓子屋さんの桜餅は「基本:当日中、条件によって2~3日が目安」です
しかし、この条件って結局、どういう温度の場所なのか、いまいちハッキリしないですよね。常温という言葉自体、正確な定義がなく目安が分かりにくいかと思います
桜餅は餅粉の1種から出来ていますので、0~4度の温度は水分が抜け固くなる特徴があり、冷蔵庫の保管は実は適していません。
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常温の保管方法は?
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ラップで乾燥防止!
桜餅の食通毒の原因になる菌は10度以下で繁殖を抑えられる事が多く、12度から繁殖する菌もいます。この考えからすると「常温でも10度以下」が望ましく「菌の付着をさけるために、ラップやパッケージのまま保管」するのがベストですね
1つの基準・目安として、常温なら『10度前後の直射日光があたらない場所で保管』と考えて良いと思います
桜餅を冷蔵庫に保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?
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桜餅の冷蔵保管:基本NG
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お餅が材料の柏餅は、固くなる
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夏など、常温が心配なときのみ
桜餅は、でんぷんを含む和菓子です。でんぷんは「0~4度の温度で固く」なりますから、冷蔵庫の保管は不向きです
この期間なら、食べられるというだけで「食感」と「味の劣化」があるので、基本、おすすめはしません
しかし、夏の暑い日など25度以上の部屋の中は、菌の繁殖しやすい温度帯になりますから、常温保管が基本と言えども長く日持ちしません。夏は一時的に、その日のうちに食べるつもりで「一時的な冷蔵保管」ならOK、この方法も場合によって検討に入れてくださいね
桜餅を冷凍保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?解凍方法・温めなおしとは?
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桜餅の冷凍保存
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⇒2週間~1か月
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冷凍焼け対策として
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⇒2週間以内が推奨!
桜餅は、すぐ食べる予定なら常温。暑い日なので心配なら、冷蔵庫(一時的に)。長期保存なら、冷凍保存です
ご飯やおこわを冷凍ストックが可能なのと同じ原理で、柏餅は冷凍保存できます。保存期間の目安は『1か月以内』ですが、冷凍焼けをして味・食感が急激に悪くなることがあるので「2週間以内」が、おすすめの冷凍期間です
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桜餅の葉っぱは冷凍できる?
桜餅を冷凍する時に葉っぱは取り外します。
売っている冷凍桜餅で葉っぱがついている状態のモノがあります。食べられない訳ではありませんが、解凍する時に「レンジを使う方」は、この葉っぱが邪魔になります。冷凍は中身のお餅だけにしてくと、解凍方法の幅が広がります
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桜餅の葉は食べられるの?
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⇒お茶カフェなどでは、食べない
桜餅を巻いている「葉っぱ」は「主にオオシマザクラの葉」で塩漬けされています。
食べてしまう方いるのではないでしょうか。食べられなくありませんが、お茶屋さんなどでは食べる時に「葉っぱ」を外してたべます。
コレって食べられるの?という疑問ですが「一般的には、食べない」のが正しいとの事。理由は「特に食用としているわけではない」のが一番の理由で、香りづけ、殺菌効果で保存期間を延ばすといった「お皿+防腐効果」を目的として、巻かれているからです
ちなみに、この桜の葉(塩漬け)は「冷蔵・冷凍できますが、冷蔵1週間、冷凍1か月程度」と日持ちしますが、取っておいて来年使うほどの保管期間はありませんし、食べる必要もないです。余った桜餅を冷凍する時は、この葉っぱは捨てるのが良いです
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冷凍できない桜餅は?
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フルーツ、苺トッピングの桜餅
桜餅は、葉っぱを外し個別にラップ包装することで冷凍できます。しかし、例外として「生のフルーツ」をトッピングしているタイプ。おしゃれな桜餅は、冷凍不可です。生のフルーツを使ったものは、桜餅だけでなく基本的に冷凍NGです
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桜餅の冷凍保存の方法は?
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→個別にラップする
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→保存袋(ジップロック保管)
桜餅の冷凍保存は「①小分けしてラップをする」+「②保存袋に入れ冷凍する」のこの2つ。二重保存することで冷凍出来ます。桜餅は常温保管が基本とはいえ、日持ち期間が短いので、すぐに食べなのなら冷凍保存で長期保管するのが、おすすめです。冷凍することで「2週間~1か月」の時間がありますので、その間に食べればOK。腐ってしまう心配もなくなりますよね
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桜餅の解凍方法は?
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冷蔵庫へ保管場所の変更
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⇒6時間程度で解凍
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常温2~3時間の自然解凍
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電子レンジ:600W2分
桜餅の冷凍からの解凍方法は3つ。常温の自然解凍なら「2~3時間」、冷蔵庫の中で解凍するなら「6時間程度」、電子レンジで解凍が可です。
さて、桜餅の保存方法と日持ちの目安を紹介しました。保存期間は基本、パッケージに記載ある期日内が推奨ですが、手作りしたり記載のないお店の桜餅もあります。作ってから当日中の桜餅もあり、ひな祭りなど先に購入して置く時は消費期限をよくチェックする必要があります!