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2月3日の節分の日を子供にわかりやすく!
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節分の食べ物、節分料理の由来、起源、意味とは?
子供向けの簡単!節分の食べ物を紹介。昔から続く風習は「豆、蕎麦、イワシ、こんにゃく、けんちん汁」、2000年代からは、恵方巻きを食べる文化が全国的になった理由など。子供でも分かる説明!豆=魔滅、鬼や邪気を追い払う、蕎麦=春の始まり、1年の始まりの前日(=大晦日)、イワシ=鬼が嫌いな臭い、こんにゃく=体にたまった砂を出し、身を清める等、節分の食べ物の意味や由来を解説しています
節分の食べ物の意味や由来、子供に教えるなら、なんて説明する?
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2月3日の節分の食べ物、子供にも分かる方法で解説!
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昔から節分で食べる"豆、蕎麦、イワシ、こんにゃく、けんちん汁" の意味は?
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恵方巻きは、2000年以降に全国的に広まった風習なの!?
2月3日の節分。節分に食べる食べ物は?豆、蕎麦、イワシ、こんにゃく、けんちん汁を食べる理由、由来、起源とは?2000年以降に全国的に広まった恵方巻きの由来など!子供にも分かる方法で、節分を解説しています
昔から食べられている節分料理、節分の食べ物の由来や起源、意味は?
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節分の食べ物「豆」
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意味「豆=魔滅(魔を滅する)、鬼や邪気を追い払う魔除けのアイテム」
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起源由来「中国の厄払いが起源。日本では、京都の鞍馬で鬼を大豆で追い払ったとされる」
節分の食べ物と言えば、豆。鬼は外、福は内!の掛け声で、豆まきをしますね。豆まきは、中国の厄払いの行事、追儺(ついな=鬼を追う払う儀式)が起源とされています。日本に、中国文化が渡来してから、"京都の鞍馬で鬼を大豆で追い払った"という説があり、豆を投げたら、鬼の目に大豆が入って、逃げて行ったことから、鬼=豆に弱い、鬼を追い払う効果があると広まったのです。つまり、不思議な力が備わった魔除けのアイテムではなく、鬼にとっては目に入ると危ないモノだったという解釈が正しいですね
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節分の食べ物「蕎麦」
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意味「1年間の苦労を切り捨て翌年に持ち越さない」
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起源由来「節分は、冬と春の季節の分かれ目。春になる前日が、節分で、昔は春の始まりが1年の始まりで、節分は今でいう大晦日であった」
節分に蕎麦を食べる風習が残っている地域もありますね。昔は、"春の始まり=1年の始まり"でした。節分が冬と春の季節を分ける日です。ようするに、今のお正月、元旦の前日=大晦日にあたる日です。大晦日には、年越し蕎麦を食べますよね。それと同じで、節分に蕎麦を食べる風習が、今も残っているのです
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節分の食べ物「イワシの塩焼き」
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意味「イワシの臭いが鬼が嫌いだから、鬼が家に入って来ない」
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起源由来「昔の日本では、節分にイワシの塩焼きを食べ、イワシを家の前に飾る風習があった」
節分にイワシを食べる理由です。イワシは、邪気(=鬼)を追い払う効果があると考えられていました。鬼がイワシの臭いが嫌いであったとされ、昔の日本では、節分にイワシの塩焼きを食べ、を家の前に飾る風習があったのです
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節分の食べ物「こんにゃく」
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意味「お腹の調子をよくして、身を清める」
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起源由来「四国地方の"腸内の砂おろし"=腸を綺麗にして、体の中から身を清める」
節分は1年の始まりの前日、今の大晦日として昔は考えられていました。四国地方では、こんにゃくが、腸内の砂おろしと呼ばれており、お腹の中の悪いモノを外に排出する"こんにゃく"で、身を清める為に食べていました。大晦日なので、1年の悪いこと、災難を体の外に出すという意味で、節分に"こんにゃく"を食べる風習が残っています
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節分の食べ物「けんちん汁」
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意味「寒い日の行事には、けんちん汁。これは、節分に限ったことではない」
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起源由来「関東方面では、寒い時期の行事(イベント)に、けんちん汁を食べるのが、一般的な事であった」
関東では、節分に、けんちん汁を食べる風習があります。特に節分だから食べるルールがあるのではなく、寒い時期の行事(イベント)に、けんちん汁を食べるのが、一般的な事であったからです。節分は、お味噌汁や豚汁ではなく、けんちん汁を食べるのもありですね
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番外編「山口県では、節分に"くじら"を食べる!?」
山口県の風習で、節分に"クジラ"を食べる地域があります。節分に「クジラのように大きく育ってほしい」、「大きな夢や希望を持った子供に育って欲しい」 など、少年よ大志を抱け!的な理由で、節分に"クジラ"を食べることがあります
2000年以降に全国的に、広がった"恵方巻き"の由来は?
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恵方巻きは、商業的な要素が強い
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1年の祈願、幸福を祈って食べるモノとされるが、歴史は浅い
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恵方巻きが全国的に普及したのは、コンビニのセブンイレブンの功績が大きい
江戸末期、大阪商人の幸運巻寿司説。商売繁盛を願って食べた太巻きがルーツの1つ。大正時代に、大阪の花街で行われた芸者遊び、女性に太巻きをまるかじりさせる遊びをヒントに、1930年頃から、大阪方面の酢と海苔屋さんの業界が、恵方巻きの原点となるものを販売開始する。以降、関西方面で徐々に広がったが、恵方巻きを全国区に広めたのは、コンビニのセブンイレブンです。セブンイレブンが全国に出店されるようになり、2000年頃には関東方面でも、恵方巻きを節分で食べるようになりました。まだ、歴史が浅い文化ですが、今では定着した食べ物でしょう
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