職場・企業のバレンタインは迷惑?会社・バイト先は禁止・廃止すべき?

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  • 職場&会社のバレンタインを廃止する!

  • めんどくさいバレンタインデーに禁止令がなされる理由は?

  • 義理チョコ文化が嫌われる原因と時代背景は?

上司や部下にあげるバレンタインチョコは、完全に義理チョコですよね。昔からの慣習で贈らなければならないモノとなってしまっては「義理チョコというより義務チョコ」と呼ばれてしまう事があります

もっと言うと義務チョコから「バレンタインは家族で過ごす=家族チョコ」といった内容に変わってきてるのも理由の1つですよね

今回は彼氏にも本命チョコをあげない女性も!義理チョコをあげる女性も、もらう男性も迷惑と考える人も!お返しが女性社員だけでなく、男性社員もめんどくさがる、無駄な事と思う時代になった原因と理由を解説していますので、職場や会社のバレンタインデーを禁止、廃止するべきかの案として考えてみてくださいね

職場&会社の廃止・禁止されるバレンタインデー~何故、義理チョコ文化が嫌われるのか~

禁止・廃止されるバレンタインデー

  • 年々増加する会社のバレンタイン禁止令

  • 職場で義理チョコ文化の廃止

  • →希望する声がある理由とは?

女性からの愛の告白の日、それが、バレンタインデーであったはず。いつの間にか、「大切な人」だけでなく「普段、お世話になっている人」にもチョコレートを渡す日となり、会社や職場では感謝の気持ちを込めて、義理チョコを渡す風習が未だに文化として残っています。

しかし、2010年頃より、バレンタインに対する風当たりも変わってきており、だんだんと「バレンタインデーを廃止する声」や「バレンタインの義理チョコ文化に禁止令を希望する声」が女性社員だけでなく、男性社員からも聞くようになってきています

では、何故、バレンタインデーの義理チョコが会社で嫌われるポジションになってきてしまっているのでしょうか。ここでは、会社のバレンタイン事情を様々な観点から解説しています

めんどくさい義理チョコ文化が嫌われる原因と時代背景は?

  • バレンタインの禁止理由 その1「義理チョコが、義務チョコへ」

職場の義理チョコ

バレンタインデーに女性が男性にチョコを渡すようになったのは、1950年頃と言われます。半世紀以上の時間がたち、その風習と文化もマンネリ化。バレンタインデーの義理チョコの立ち位置が、男性にチョコを渡さなければならないモノという「義務」であげる「義務チョコ」になってしまっています。本命チョコではないけど、いつも仕事でお世話になっているから!と善意で、義理チョコを感謝の気持ちとして渡している分には問題なかったことが・・・いつのまにか、2月14日だから、バレンタインだから「女性がチョコをあげなければならない雰囲気」を作り出してしまっている。感謝の気持ちよりも、義務が優先されてしまうのであれば、廃止してしまった方が良い。そういう考え方になっても、おかしくありません

  • バレンタインの禁止理由 その2「不透明な人事評価から成果主義へ」

バイト先の先輩男子、職場の上司に好かれる方法

成果主義という言葉が、会社の中で広く使われるようになったのは、2000年代前半頃。人柄や上司との付き合いで人事評価のポイントになる事も、だんだんと少なくなり、かわりに、仕事の成果が評価や昇進に響くようになりました。仕事の成果が人事評価に関連するのであれば、「モノを贈ったり」「ポイント稼ぎ」をする行為は、会社の中で評価すべき事ではない事柄の1つになります。お中元やお歳暮を取引先から頂くことを断る会社もあり、おくって頂いた会社に「申し訳ないですが、会社の規定で禁止されています」と次回からお断りをいれる場合もあります。社内ではなく、社外・取引先との付き合いでも、モノをもらう、贈ることが賄賂としてとらえられてしまう事がある時代です。同じ理由で、社内での贈りモノも禁止されのは、至極自然な時代の流れです

  • バレンタインの禁止理由 その3「長らく続く不景気、金銭的な負担の問題」

お金

男性社員と女性社員の給与格差がほとんどない時代になりましたが、雇用形態には、まだまだ差があります。正社員とパートでは、同じ給与ではありません。

失われた10年と言われた不景気どころか、今や30年以上続いています。経済成長を続ける時代は、年齢と共に給与があがる仕組みでしたが、ここ数10年、給与がアップすることがない会社も多々あります。

バレンタインのお返しは「2倍返し」や「3倍返し」の金額のモノを!という時代がありましたが、この不景気の時代に、プレゼントの2倍、3倍返しができる男性も、そんなに多く存在しません。贈る側の女性も、もらう側の男性も、お金がかかる。その事が、文化や風習という理由だけで続いているのであれば、バレンタインをやめたら?と声があがってもおかしくありません

  • 社内の男女比率「男性が多い程、女性がお金がかかる」

学校の先生にとって、生徒とは、何1000人の教え子の1人にすぎません。しかし、生徒にとって先生とは、自分にとってたった1人の先生です。

バレンタインのチョコも、男性と女性の立場を変えて見るとどうでしょうか?たとえば、30人の会社や部署で、男性25人、女性5人の場合、男性にとっては、1人の女性からもらうチョコでも、女性からすると25人にあげなければならないチョコです。1人辺り、500円の予算でチョコを用意しても、「500円×25人分=12500円」です。不景気の時代です。12500円を貯金するなり、自分の為に使うなりしたいと思う声があがって当然かと思います

  • 贈り物を選ぶと「時間も気も使う。そういうのは彼氏だけで十分」

人に贈り物をプレゼントするということは、休みの日にデパートに。どんなモノが良いのかと考える時間も必要です。義務となってしまっているバレンタインデー、社内の風習的な暗黙のイベントに、時間と気遣いをする必要があるのでしょうか。そういった時間や気遣いをバレンタインにするのであれば、職場の人よりも、自分にとって大切な人、本当に大切にすべき人の為に使うべきです

バレンタインデーの義理チョコは、もらえないと寂しい。もらえると、めんどくさいと、微妙な男性心理もあります。しかし、この微妙な男性心理は、会社の中で本来、必要な事なのでしょうか?

会社は、恋愛をする場所でもなく、女性に何かを期待する場所ではないでしょう。この点を踏まえ考えると、バレンタインデーは一度、会社では禁止にした方が良いかと。

実際に、禁止にしてみて、逆に支障がでた場合に、復活させたり、「やっぱり、バレンタインに義理チョコがあった方がいいね」という声が全体から増えてくるまで様子をみるのがベストな選択肢かもしれません。今や会社のバレンタインは、義務化したチョコをいやいや渡す、いやいやもらうイベントに成り下がってきている事実を一旦、受け入れましょう

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