卵スープの賞味期限⇒日持ち期間と保存方法！常温・冷蔵庫・冷凍保存の消費期限

• 卵スープの日持ちと賞味期限は？
  

• 卵スープは鍋ごと冷蔵保管、冷凍保管できるの？？
  

子供が好きな味で、ふわふわ卵が美味しい「たまごスープ」、中華料理以外の献立にも合いますよね

卵スープは、市販の素を使えば作るのに手間はかかりません

しかし、手作り卵スープを大量に作って残ってしまった場合

作り置き用にはどう保管したらいいのか、賞味期限が知りたい方向けに詳しく解説します

• 基本の卵スープの保管方法は？
  

• 余った時の保管方法
  

• 冷蔵保管（一時的に保管）
  

• 作り置きの保管方法
  

• 冷凍保管（スープを冷凍ストック）
  

作った卵スープの基本の保管方法です。以前は、鍋のままコンロの上などに、そのまま放置してとそういった保管方法もありましたが、今では「冷蔵庫」や「冷凍保存」が主流です。

翌日、残ったスープを食べるような時でも冷蔵保管。食べたい日に、使いたい時用に冷凍しておくのが基本的な保管方法です

卵スープの常温保管～常温保管は基本NG、余った「たまごスープ」を鍋ごと保管する場合の注意点は？～

• 卵スープの常温保管：基本NG
  

• 保管適温：１０度以下
  

• 夏は半日かからず、腐ってしまう事も！
  

煮込んだ卵スープは、うま味がたっぷりありますから、菌が繁殖しやすい環境です

卵はいたみやすい食品ですが、「生で食べることを前提」として売られているのが日本の卵です

生卵を食べて食中毒になったニュースより「卵料理を常温で放置⇒腹痛、下痢になった」という食通毒事例の方が多いです

• 菌が繁殖する温度は？
  

• ２０～５０度
  

• （４３度以上で最も繁殖）
  

特に菌（ウェルシュ菌など）は、２０～５０度前後（４３度以上が一番、増える）で繁殖すします

日本の気温からして、冬以外は常温保管は難しいですし、今や冬でも家の中は暖房で温かいと、常温での保管はむいていません

作った卵スープが余って残ってしまった時は、まずは冷蔵庫へ。数日食べる予定がないなら、冷凍しましょう

• 鍋ごと保管でやるべき事、注意点は？
  

• 定期的な加熱、再沸騰させること
  

• ７５度以上
  

• １分間以上の加熱を！
  

定期的な加熱をすることで、卵スープは日持ちするようになります。

基準としては「７５度以上の温度で、１分」でほとんどの菌（腸炎ビブリオやO157など）は死滅するからです

しかし、食中毒よくある原因の「ウェルシュ菌」は完全には死滅しません

増殖するウェルシュ菌は加熱処理で死滅しますが

芽胞を作ったウェルシュ菌は１００度の温度に６時間以上耐久＝事実上、完全に処理する事は不可能です

さっき加熱処理したから大丈夫と思っても、増殖する菌は死滅しても

芽胞はいますので。また、復活すると思ってください

そういう意味では、鍋ごと保管はめんどうな事が多く、保存方法におすすめできません

卵スープ の冷蔵庫保管～作り置きで冷蔵ストック！冷蔵庫の日持ち、賞味期限は？～

• 卵スープの日持ちは？
  

• 冷蔵の日持ち：２日以内
  

• （鍋ごとは翌日まで）
  

• 冷蔵保管の方法：保存容器
  

卵スープが残ってしまった時など。まずは鍋から保存容器にうつしましょう

卵スープは、卵を使っていますので他のスープより日持ちしません

保存容器は空気を密封できるので、鍋よりは安心冷蔵保管で２日の日持ちです。スープ用に「縦長の保存容器」もありますので、冷蔵庫のスペースの問題がある時は「縦長の保存容器」の方が良いで

保管する時は「消毒した保存容器」に保管します。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふいてきれいにしましょう

• 食べる時は？
  

• 必ずレンチン
  

• 再加熱を！
  

冷蔵保管した卵スープを食べる時の注意点は「再加熱」です。

作り置きや余ったスープを飲むときに、再加熱しなかったり、電子レンジを使わない食べ方が一番ダメです。冷蔵の場合、タッパーで空気になるべく触れないように保管しているとはいえ、冷蔵庫の中でも傷んでいきます。加熱はそれだけで、殺菌効果がありますので必ず食べる前は、温めるように。

傷んでしまってもう食べれないときは、加熱した時に変なにおいがするなど

調理中に気が付くこともあります。そういった事も含め、加熱することが重要です！ミスや事故を防止する、そういう意味でも加熱はしましょう

• 具材に「乾燥ワカメ」を使っている時は？
  

• ワカメは、基本取り除く。
  

卵スープに「ワカメ」を使っている場合です。日持ちの問題よりも、乾燥ワカメや増えるワカメを入れた状態で冷蔵は適していません。次回、食べる時に加えて作りましょう

卵スープの冷凍保管～作り置きは冷凍できる？余ったスープの冷凍保存～

• 卵スープの冷凍保存
  

• 密封可能な保存袋
  

• （ジップロック等）
  

• 冷凍した卵スープの日持ち
  

• ３週間
  

• 賞味期限を忘れないように
  

• ジップロックに日付を書く
  

卵スープを冷凍する時はジップ付きの「密封可能な保存袋（ジップロックなど）」で保管します。作ってから熱いうちではなく「冷めてから」、できれば急速冷凍後に冷凍保存が一番望ましいです。この方法で、スープは３週間、冷凍で保管可能です

• ペットボトルに保管すると？
  

• 破損することがある
  

縦長の保存容器を買うのは、もったいないなと思って「ペットボトルで代用」するとどうなるか？という話です。

極論を言えば、保管できますが「ペットボトル」が壊れてしまう事が多いです

破損が原因で、ボトルが膨張したりしますので、おすすめできません

• 解凍方法は？
  

• １食分ごとに半解凍→鍋へ
  

• もしくは、流水解凍
  

卵スープの解凍方法は、袋のまま冷凍庫から、冷蔵庫へうつします

半分、卵スープを冷蔵庫の中で自然解凍させて、袋から簡単に取り出せるぐらいになったら、そのまま鍋にかけます。この半解凍の方法は、溶けるまで少し時間がかかりますので、もっと早くスープを解凍したい時は、流水解凍をしましょう