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ジーパンのGの正体とは?
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ジーパンとデニムの違いを徹底考察!
デニム、ジーンズ、Gパンと言い方が複数ありますが、この違いって何でしょうか。良く考えると「ジーンズ=JEANS」と「J」からジーンズの単語なのに、何故?Gパンなのでしょうか
今回は、このGパンの「Gの謎」について歴史的な経緯と、これらの違いについて徹底調査+私的な考察を述べます!GパンのGはコレだ!と、今まで謎だったことがなんとなくわかるかと思います^^
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デニム=生地の名前
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ジーンズ=デニム生地のパンツ
デニムとジーンズの違いは、ココ。デニムは生地の事であり、ジーンズはデニム生地から作ったパンツの事です。素材と出来上がった商品という違いがあります。
今回は、Gの秘密に特化して説明していますから、詳しくは「ジーンズとデニムの違いとは?言い方はどっちが正しいの?世代の問題?」で説明してますので、もう少し深堀して知りたい方はココをご参考にしてくださいね
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ジーンズは英語でJEANS
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ジーンズパンツの略なら「J」じゃないの?
Gパンとは、ジーンズパンツの略称という説があります。ジーンズはアメリカから戦後に日本にやってきたパンツです。ジーンズのパンツという事で、ジーンズパンツ→略して「ジーパン」というようになった。
長い単語、特に英単語を省略するのは日本人の私たちの得意技ですよね。ジーンズパンツがジーパンと略されたというのはイメージしやすいかと思います。
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GIが履いているパンツ
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GI=アメリカの兵隊さん
もうひとつの仮説がコレ。戦後にジーンズが輸入された時、ジーンズはもともとアメリカの兵隊さんがはいていたパンツでした。
GIジョーというおもちゃがありますよね。そのおもちゃのモデルのGIとは、GIは男性の兵隊をGIジョー(女性をGIジェーン)という意味があり、GIはGalvanized Iron(亜鉛めっき鉄板)という言葉が語源となっています
要するにジーンズが日本に来た頃は「アメリカの軍人、兵隊さんがはいているパンツ=GIのパンツ→Gパン」という風に言葉を使うようになった。ジーンズパンツ、GIパンツのどちらが正しいルーツか、はっきりしませんが、どちらも混在して使われていたのかと思われます
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Jパンって呼ばなかったの?
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おじんいちゃんに電話して聞いてみた
2つの仮説があるのがわかったかと思います。でも、GIのパンツといっても「ジーンズ」って言葉があったのなら「Jパン」と何故、言わなかったの?ココ、疑問に思いませんか?
という訳で。おじいちゃんに電話して聞いてみました。質問した内容はコレです
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質問:ジーパンの頭文字は何だと思う?
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答え:わからないけど、Gじゃないの?
この質問をしてはっきりしました。うちのおじいちゃんは英語教育が、まだない頃の育ちです
「ジ」から始まる英単語は「JとG」がある事を、特に意識してない感じでした。ジーから始まるモノは「G」が頭文字と思ってしまうのは世代的に普通な事という印象をうけましたね。それなら、ジーアイという軍人さんを「GI」と表記していたなら、ジーンズパンツがGパンと表記されても、特に違和感はないのだと思います
さて、今回はデニムとジーパンの違い。ジーパンのGの謎について調査してみました。特に英語、英単語とスペルを意識しなければ「ジーンズはGが頭文字」と思うのが当然。ジーパンが「正しいスペルならJパン」とココまで細かく意識する必要がなかった。そんな時代背景が関係しているのだな!というのが私の結論です