釜飯の常温放置・冷蔵庫、冷凍保存は何日くらい?
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釜飯が余った時
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保存方法と日持ちを解説!!
お釜で炊いたご飯や釜飯の素を使った時、釜飯がどれぐらい日持ちするのか。常温放置は何時間が目安なの?など、手作りの賞味期限がご心配な方向けに、長持ちする冷蔵庫保管、作り置きの冷凍保存のレシピまで、詳しく紹介しますね
釜飯の賞味期限・消費期限と日持ちは?~常温放置してしまった時、常温でいつまで?~
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具材の「杏子」
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日持ちと賞味期限
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冷蔵:3日から4日
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冷凍:1か月
釜飯によくある具材の「鶏もも・むね肉:冷蔵3日以内、冷凍1か月」とお肉は、冷蔵・冷凍のどちらも可です。他の具材で気になるのは「釜飯の杏子」ではないでしょうか
杏子は、釜飯に1杯に1個なので食べきってしまうと思いますが、念のため、釜飯の杏子の日持ちも紹介です
杏子は、甘酢シロップ漬けがあるように、手作りの調理済みでも意外と日持ちします。冷蔵庫なら3ー4日、冷凍は1か月ですので、ここは心配する必要はないです。
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釜飯はラップ有の常温
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どれぐらい大丈夫?
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常温放置:NG
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推奨する保管温度
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3度~20度以下
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(推奨10度前後)
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日持ち時間は?
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夏3~4時間以内
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冬8~12時間以内
米にはデンプンが含まれますので、適した保管温度はバランス感覚が必要です
米は0~3度の低い温度と20度以上(特に、28度~35度)の2つの温度帯で傷みやすい特徴があります。なかなかベストな温度で常温保管は、難しいのが本音。目安としては、「夏3~4時間以内、冬8~12時間以内」、部屋の温度は最低でも20度以下(推奨:10度以下)なら一時的な保管も出来るかと思いますが、あまり長持ちしませんので、残ってしまった時は、炊飯器のままの方が良いです
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お釜で炊いた釜飯の日持ちは?
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午前中に炊いたご飯は
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夕方食べられない事も!
冷蔵・冷凍は、あとで紹介する日持ち期間と同じです。
江戸時代から戦後まで炊飯器がない時代は、お釜でご飯を炊くのが普通。この時代ではどうだったかという事から説明しますね
昔の方にお話を聞くと「朝炊いたご飯を、夕方に食べる」といった事を聞いたことがあります。しかし、よく詳しく聞いてみると「夕方といっても17:30頃の時間」と今の夕食より、けっこう早い時間帯です
もう1点が、朝炊いたご飯は、食べる時に「母親が臭いや見た目を確認して、食べてOKか、ダメか」をチェックしていたと聞きます
つまり、昔は夕方までも常温でお釜のご飯を食べていたといっても、今より早い夜ご飯+傷み具合のチェック機能をお母さんがやっていたと、注意しながらの食べ方です。このことから、ご飯の常温保管は、長い時間は良くないという結論です
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釜飯の炊飯器の保存
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炊飯器の保温で保管はあり?
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保温機能は?
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もち米の保温⇒不向き
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炊飯器の保管時間
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3時間以内
釜飯の素を使って、炊飯器で作った時です。もち米を使った釜飯は、炊飯器で長く保管が向いていません。うるち米の場合でも「炊飯器:保温時間3~5時間以内」が、比較的、美味しく食べられる期間です
炊飯器の機能的に12~24時間は保温できるので、出来ないって訳ではありませんが、炊飯器の取り扱い説明書には「もち米、玄米を使ったご飯は、保温しないでください」と注意書きがあります。これは、もち米は「炊飯器の中でも傷む(温度の問題)」と「炊飯器に臭いがつく」など、炊飯器が故障する原因にもつながります
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故障の原因になる
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冷蔵・冷凍へ保管方法を変更!
目安としては、保温機能を使っても「3~5時間以内」です
釜めしのご飯が余ってしまったときは「冷蔵庫、冷凍保管」のどちらかに変えるのが賢い保管方法ですね
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駅弁の釜飯の日持ち
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賞味期限切れは?
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日保ち期間:当日中
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(6~8時間程度)
お弁当市や駅弁で有名なのが、おぎのやの峠の釜めしではないでしょうか。
私が食べたタイプは、お弁当タイプ。賞味期限は当日中と、5~8時間以内が目安でした。電車に乗りながら、お昼ごはんにぴったり。お土産で持ち帰ったとしても、その日のうちに食べましょう。ここの釜飯は、杏子が旨い、そして具材がしっかりしているので、確実に期限内に食べるのが、おすすめです
中には、似たような商品で「自分で炊くタイプ」+「具材が真空パック」といった保存型の釜飯もあります。こちらは、お弁当タイプより日持ちします。記載の賞味期限を要確認です
釜飯の冷蔵庫の保管と賞味期限・日持ち~お弁当用や次の日も食べられる?~
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釜飯の冷蔵庫の保管期間
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いつまでが目安?
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冷蔵保存の方法
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ラップ+タッパー
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冷蔵の日持ち:2日内(味の劣化はある)
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味のおいしさ:1日~1日半
次の日に食べるなどは、冷蔵庫で保管が出来ます。夜ご飯で余った時は「ラップ+タッパー保管」、もち米は、固まりやすいので水分を保って保管する必要があり、ラップは必須です。
タッパーに雑穀っぽい臭いうつりする事が多いので「ご飯を平たく、ラップで包む」「その後、密封容器で保管」がベストです。
冷蔵庫にしまえば、最大2日の日持ちですが、味は「1日半」ほどでやはり悪くなりますし「お米が固く」なる課題があります。電子レンジでチンしても、2日目に美味しくないなと感じる人も多いので、冷蔵保管と言えども翌日までが目安です
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作り置きや長期ストックは冷凍保存!
作り置きや長期保存を考えている方は「冷凍保存」が、おすすめです。では、次に賢い冷凍保存、冷凍ご飯の作り方のポイントを説明しますね
釜飯の冷凍保存と賞味期限・日持ち~余った時は冷凍!作り置きの保管方法~
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釜飯の冷凍保存
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何日ぐらい冷凍できる?
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冷凍保存の方法
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ラップ+ジップロック、保存袋
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保存する時のコツ
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温かいうちに冷凍
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冷凍の日持ち
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⇒1か月以内
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味のおいしさ
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⇒2週間ほど
うるち米、もち米のどちらも冷めてから冷凍すると、お米が固くなります。もち米を使ったご飯は、普通のお米よりもデンプンが多いので「ご飯がより固まりやすい」です。
美味しさを維持しながら、長く保管するなら「冷凍保存」が一番あっています。冷めてしまうとご飯が固まるので「温かいうちに、冷凍」です。1か月ほど、冷凍できますが、目安としては2週間ぐらいが美味しく食べられます
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杏子、うずら
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大きな具材は取り除く
釜めしの冷凍保存の注意点です。釜飯には「杏子、うずら」など、大きな具材がありますよね
あんずとうずらの具材は、冷凍不可ではありません
しかし、「釜飯ご飯」と一緒に冷凍は不向きです
釜めしを冷凍保存するなら「大きな具材とご飯は別」っといったように、保存し、食べる時に解凍して混ぜる
この方法になります
よく市販の釜飯の素で「具材が別でパッケージ」されているモノが入っているかと思います。あのタイプののように、具材は別で冷凍保存が一番、安心です
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自然解凍後に電子レンジを使う
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温め時間:は?
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600W:1分から2分
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二度目の温めなおし
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ほぐしてから、2分
美味しく釜めしを解凍する方法です
釜めしの連投保存⇒電子レンジの解凍より「一度、軽く自然解凍した後、電子レンジ」を使って温めます
冷蔵庫へうつし自然解凍なら「5~8時間」ほどで「夜ご飯に食べるように」朝、冷蔵庫にうつします。夕方、ご飯を食べる時に電子レンジで約2分、この方法でほとんど完璧ですが、蒸し器やフライパンでも解凍できます
しかし、1度、電子レンジで温めたあと「ご飯がぱさつく」ことがあります。その場合は「ご飯をほぐして、再度、レンチンする」と、パサつかない感じになります。ご飯をほぐす、ひと手間いれるだけでずいぶん変わりますよ