急性アルコール筋症という症状を御存知でしょうか?運動もしていないのに、飲み会の翌日に筋肉痛になった経験のある方、それが急性アルコール筋症です。お酒の飲みすぎが原因で、筋肉痛になる仕組みを解説しています
何故、筋肉痛になるの?筋肉痛の原因は傷ついた筋線維を修復するときに起こる痛みが原因
筋肉痛のメカニズムは、医学的にははっきりと解明されていません運動したときに生じる疲労物質「乳酸」の蓄積が原因だとする説もありましたが、その矛盾点が指摘されていることから、現在は、運動によって傷ついた筋線維を修復しようとするときに起こる痛みであるという説が有力
出典:第一三共ヘルスケア
つまり、運動をしていないなくても、筋線維が傷付いた場合は筋肉痛になる(飲んで暴れた場合は、別かもしれませんが・・・)
写真:PAKUTASO
お酒を飲みすぎると「①体内が水分不足に。アルコールは体内では毒素。大量に摂取すると、毒素を分解する為に大量の水が消費され、体内に乳酸が溜まりやすくなる=筋肉痛」
お酒を飲みすぎると、体の中は脱水症状気味に。アルコールを分解する為に大量の水が消費される。水割りより、ロックで飲んだ日の方が筋肉痛になりやすいのは、この為ですね。 運動して汗をかくと水分不足になります。水分不足になると血液はドロドロに・・・。そうなると体内に酵素を送る機能が減少し、乳酸が溜まりやすくなって筋肉痛になりやすくなるのと同じ原理です
お酒を飲みすぎると「②体内がビタミン不足に。ビタミン不足は神経障害の原因=筋肉痛、関節痛」
アルコールの分解には、水以外にもビタミンも大量に必要とする。ビタミンが不足したき筋線維が破壊されやすい状態となり、筋肉痛や関節痛を引き起こすのだ。喫煙していたら、タバコでなおさらビタミン不足に・・・。
飲み会で「お酒の飲みすぎは筋肉痛の原因」
イメージ画像:写真AC
楽しいお酒の席も飲みすぎは、あまりいい事がありません。特にアルコールの過剰摂取は体にもよくないので、ほどほどにしましょう。