お好み焼きの常温・冷蔵庫、冷凍保存の賞味期限・消費期限を解説!
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冷凍で何日くらい日持ちするの?
お好み焼きはパーティー気分で大量に焼いてしまうと作りすぎてしまう事がありますよね。焼いて余ったお好み焼き、焼く前のタネ・生地のお好み焼きはどうやって保管するべきなのか、捨てるのももったいないし何か良い方法はないのか。
今回は余ってしまったお好み焼きの保存方法を常温、冷蔵庫、冷凍保存で、いつまで日持ちしてもつのか、徹底的に解説します
焼く前⇒お好み焼きのタネ・生地の冷蔵庫保管と冷凍保存を解説!
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冷蔵・冷凍できません
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→材料の小麦粉が分離する
お好み焼きは、休日にホットプレートで焼く方も多く「生地やタネの状態で保存できないのか」と
先に準備したり、作り置きを考えている方には、残念なお話。お好み焼きのタネは、冷蔵も冷凍も向いていません
冷蔵の場合は、イカや海老といった海鮮類や卵を除けばいいのでは?と思っても、材料のキャベツから水分が出て傷みやすくなってしまいます。キャベツまで取り除くと、もはや、タネの状態で冷蔵する意味もないですよね^^
では、お好み焼きのタネを冷凍はどうでしょうか
お好み焼きのタネ・生地に「小麦粉」を使っていることもあり、冷凍すると小麦粉が分離してしまい、食べられなくなってしまいます。
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余ったお好み焼き
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タネと生地の保管はどうするべき?
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→小さく焼く
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焼いたお好み焼きは冷凍:可
お好み焼きのタネが余ったは、タネを冷蔵・冷凍ではなく「焼いてから冷凍」が正しいです。焼いたお好み焼きは冷凍できます。次に焼いたお好み焼きの常温、冷蔵庫、冷凍の目安を解説しますので、詳しくはそちらを参考にして下さいね!
お好み焼きの常温保管:日持ちする賞味期限・消費期限の目安は?常温の保管温度、場所を解説!
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焼いたお好み焼き
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どれくらい、いつまでもつ?
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焼いたお好み焼きの消費期限
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消費期限の目安
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1日以内(当日中)
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夏場:3~5時間が目途
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消費期限切れのお好み焼き
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⇒NG
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推奨の保管温度
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⇒4度以上、20度以下
焼いたお好み焼きはラップをした状態で消費期限は1日、当日中です。春や秋、冬といった季節なら「作ったその日まで」ならラップや密封容器で食べられますが、暑い夏の日、20度を超えるような時は3~5時間以内が目安です
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焼いた後のポイント
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冷めてから個別にラップ
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保管方法
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高温多湿を避ける
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日のあたらない涼しい場所
常温だけではありませんが、焼いたお好み焼きは「カットして1個1個ラップ+密封容器(もしくは、ジップロック)で保管する」もしくは「小さく焼いた状態で保管する」のがベストな方法です。保管する時の場所は、高温多湿を避ける、日のあたらない涼しい場所です
お好み焼きの冷蔵庫の日持ち⇒冷蔵保管のお好み焼きの賞味期限の目安を解説!
焼いたお好み焼きに適した温度を「4度以上、20度以下」としているのは理由があります
お好み焼きは小麦粉が材料で、本来であれば冷蔵保管がむいていません。どういうことかというと、「小麦粉=デンプンを含む」食べ物は「0~4度の低温:冷蔵庫の温度」で、水分が乾燥し、生地が固くなって食べられなくなってしまいます
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お好み焼きの冷蔵庫の保管は?
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冷蔵保管:不向き=固くなる
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冷蔵するとして、翌日まで
お好み焼きは、冷蔵庫で保管できない訳ではないですが、材料に小麦粉を使っている食べ物は、水分が抜け固くなって食べられなくなります。そのため、お好み焼きは冷蔵庫の保管がむいていません。もしも、冷蔵庫で保管するのなら「1個1個ラップ+密封容器(もしくは、ジップロック)」と、水分が抜けないように工夫する必要があります
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焼いたお好み焼きの温め直しは?
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①フライパンで軽く焼く
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②電子レンジ:ラップをして、解凍モード
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③トースター:2~3分
常温、冷蔵庫、冷凍のどの保管方法の場合でも、焼いたお好み焼きは、この3つの方法で温め直しが可能です。個人的な意見を言えば、忙しい日は電子レンジ、美味しくな食べるなら③のトースターがおすすめ。水分が急激に抜けるので、軽く霧吹きをしてからの方がいいかと思います
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電子レンジの注意
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イカ、タコには切り目を入れて!
お好み焼きの温め直しで注意することは、皮や身が厚めなイカやタコは中に水分が多く含まれていると「電子レンジで破裂」することがあります。対処方法は、水分がボン!っとならないようにするために「お好み焼きのイカ、タコは切り目」を最初から入れておく、そうすると電子レンジで加熱した時に、水分が抜ける道ができ破裂を防止できます
お好み焼きの冷凍保存の日持ち⇒冷凍お好み焼きの賞味期限の目安は?解凍方法・温めなおしを解説!
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焼いたお好み焼きは、冷凍保存!
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冷凍保存の日持ち目安
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2週間から1カ月
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冷凍焼け対策
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2週間以内が推奨
焼いたお好み焼きは「個別にラップ+ジップロック」が王道な方法ですので、余ったタネがある時は「小さく焼く」のがポイント。すでに焼いてしまったお好み焼きの生地なら、ピザ切りや四角に小さくカットして個別に保存します
焼いたお好み焼きは、当日食べないのなら常温・冷蔵ではなく冷凍保存が一番の方法です。この方法なら、1か月日持ちする期間があり、ゆっくり食べたい日に食べられます。ただし、1か月OKといっても冷凍焼けすることがあるので2週間以内に食べきりましょう!
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具材の海鮮は、常温・冷凍しても大丈夫?
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海老、イカは冷凍保存:可
焼いたお好み焼きが余ったとき、具材のイカ、エビなどの海鮮が気になりますよね。冷凍食品のルールですが、海老やイカといった生のモノでも、-18度以下で半年から1年というのが業務用の保管期間です
家庭の冷蔵庫は-18度と業務用より冷たくありませんが、海鮮具材は加熱済みでも2週間~1か月程度なら日持ちします
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冷凍お好み焼きのNG具材は?
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水分の多い野菜:もやし
お好み焼きによく似たメニューで、とん平焼きってありますよね。もやしを卵で包んで焼く、アレンジお好み焼きの1種のような料理です。
とん平焼きは「もやし」に水分が多く冷凍できません。もやしの水分が原因で、生地が水っぽくなり、美味しくなくなってしまいます。同じ理由で、お好み焼きに「もやし」を入れている時は、冷凍は不向きです
お好み焼きの保存方法と日持ちを詳しく紹介しました。お好み焼きのタネは冷蔵・冷凍が不向きですので、残った時は焼いてから冷凍する。この方法がベストなお好み焼きの保存方法です。焼いたお好み焼きは冷凍可ですから困った時や作り置きの目安、アイデアに。余ったお好み焼きを冷凍して夕飯に食べる時は、おかず不足になるのでこの献立例も参考にしてもらえると嬉しいです