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しなちくの簡単!レシピ付き!
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筍のしなちくを冷蔵保管、冷凍保管できるの??
ビールのおつまみやラーメンの具材に。ぴったりなのが「しなちく」ですよね。購入数のもいいけど、自分でも簡単に作る事ができます。今回は「しなちくの作り方」と「保存方法」を常温、冷蔵庫の保管、冷凍保存で。日持ちする期間まで詳しく解説しますね
しなちくの作り方(レシピ)~簡単に作り置き+保存方法~
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しなちくの作り方+レシピのポイントは?
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材料:たけのこ 150g
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材料:鶏ガラスープ180~200ml
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材料★:酒:大さじ1、醤油:小さじ1
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火にかける順番:茹でる→炒める→★と煮る
ステップ1:たけのこを茹でる
ステップ2:ゴマ油で炒める+みりんを加える
ステップ3:★を加えて水分がなくなるまで煮る
この3つのステップで自家製しなちくが完成です。出来上がったら、あら熱が冷めてからタッパー、もしくは保存袋で保管になります
しなちくの常温保管~常温保管NGだけど、瓶詰め+煮沸消毒はOK~
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しなちくの常温保管:基本NG
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しなちくのタッパー保管(常温):NG→冷蔵庫へ
たけのこは、掘り起こすと「徐々に酸化」する食べ物で、掘り起こしてから放置すると「よりアクが強く、苦くなる特徴」がありますので、あく抜き、水煮をする必要があります。根本的に、土から出してしまうと常温での保管がむいていない食べ物です
しなちく作ってを食べやすいサイズに切って保管する時は冷蔵庫ですが、手作りの長期保管を目的なら「瓶詰+煮沸消毒なら3ヵ月から半年ほど」、常温保管できます
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瓶詰め:煮沸消毒+脱気の方法は?
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常温保管場合:瓶詰めなら3ヵ月から半年
しなちくを保管する瓶を「沸騰した湯」で瓶ごと消毒し、脱気すると長持ちするようになります。
市販のしなちくの瓶詰は1年ほど保管ができるタイプがありますが、手作りの場合は「未開封:3ヵ月から半年」が目安です
細菌やウイルスのほとんどは、75度以上の温度で5分以上、熱にあてると死滅する特徴があります。沸騰したお湯でたいがいの細菌は消毒できるというやり方で、推奨する煮沸消毒は「80度以上の温度、10分以上」、このルールで、ほとんど対応できます
市販の瓶詰が長持ちする理由は、使っている酢の違いだけでなく、こういった消毒がされているからです
※ 細菌やウイルスの特徴によって、もっと高温でないとダメな微生物もいますが、大方、死滅する温度と時間です
しなちくの冷蔵庫保管~作り置きの日持ち、冷蔵の賞味期限は?~
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冷蔵の日持ち:開封後1週間以内
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冷蔵保管の方法:タッパー、保存容器
しなちくの冷蔵庫保管の時は「消毒したタッパー、保存容器」に保管します。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふきます
しなちくの冷凍保管~冷凍できる?たけのこを冷凍する方法~
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しなちくの冷凍方法:保存袋
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冷凍保存期間:1か月
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解凍し開封後は1週間以内
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1食分ごとにラップ+保存袋
しなちくを作ったあと、冷凍する場合です。しなちくはタッパー、もしくはジップロック保管のこの方法で1か月の日持ち期間です。注意点は解凍後、開封したら1冷蔵庫で1週以内に食べきるのが目安です
筍が腐るとどうなる?傷んだ時の特徴と見分け方~味・臭い・見た目、よくある食中毒~
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腐った筍(たけのこ)の特徴とは?
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腐った見た目:ぬめり、えぐみ
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見分け方:酸っぱい→苦みのある臭い
筍が腐るとどうなる?というお話です。筍は水分が多いので「生のタケノコは、常温不向き」な食べ物です。あく抜き後や水煮にして保管が一般的です。腐ってしまったタケノコは「酸っぱい→苦みのある臭い」というようになります
水煮など市販で買ったタケノコは、酢が使われていることもあり、酸っぱいニオイだけでは判断が難しい事がありますが、市販のモノは最初と違う臭いがしたら傷んでいる可能性大です
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たけのこの白い粉、つぶつぶは何?
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たけのこの白い粉の正体は、シロチン
この筍は大丈夫?と心配になることは2つ。1つ目に、「タケノコの根元の黒い部分」です
たけのこの黒い部分は、たけのこが大きくなる過程で切り落とした根が変色した部分であり「食べられなくはない→でも、食べた感じは悪い」と害はないですが、料理の時は切り落とす部分です
2つ目に、切ったタケノコに白い粉やつぶつぶしたモノがあると思います
たけのこの白い粉は「シロチン」という成分で、カビではありません。むしろ、ここがタケノコの美味しさで「茹でる→うま味が溶けだす→温度が下がり結晶となる」といったもので特にココは気にするものではないです