イカの足は何本ですか?イカの足は10本は間違い~足が8本、腕が2本~
-
イカの足の本数は10本は間違い!
イカの足は何本なのか。イカの足は10本で本当に正しいのか教えて!
イカの体の構造⇒イカの足の数のことが知りたい方、イカの足の数は10本ではありません
一般的に、タコは8本、イカは10本と足の本数を子供に数えますが、正確に言うと⇒学術的にイカの足は10本ではありません
イカの足の数の話は、よく考えると、意外と深い意味があり、8本とも10本とも言えます。今回はイカの足のお話をたっぷりしますので、参考にしてもらえると嬉しいです
-
10本の足の内訳は?
-
学術・生物学的な答え
-
2本の腕と、8本の足が正解!!
私達、人間が食べるゲソ足の数は10本で正しいです。
しかし、生物学的(頭足類の十腕形状目と足ではなく腕と定義もある)の考えのイカの足の何本は、私たちが思う足が足ではなく、触手(腕)が2本含まれております。イカの足と思われる10本の内訳は、足:8本、腕:2本が正解です
子供から、イカの足って何本?ちぎれて無くなってしまった足は、どうなるの?など、イカの体の秘密と謎を解説しています
イカの10本足の正体は、触手2本と足が8本!!
-
私達が食べる1匹(1杯)のゲソ足の数は?
-
イカの足は、大きな腕が2本
-
小さな足が8本
-
合計⇒10本
イカの足は何本なのか。イカの足を、足と呼んでいるのは私達人間だけのお話です。
ゲソの天ぷら、ゲソの唐揚げなどにイカの足を使いますが、 1匹(1杯)のイカからは、一般的に10本の足を食べることができます
しかし、生物学的には、イカの足は、大きな腕が2本。小さな足が8本と、足の数は10本ではないのが答えです
-
イカの長い足はどれ?
-
⇒二本の触腕
イカに2本だけ長い足がある⇒イカの長い足は食べない方が良いと聞いた事がありませんか
イカの足は10本の内の2本が触腕、イカの手だと説明しました
獲物をイカが捉える触腕こそが「イカの長い足」と呼ばれるものであり、イカの長い足の正体はイカの手⇒手腕です
-
イカの長い足を食べない理由は?
-
⇒雑菌が多いと昔はされていた
-
⇒吸盤が多く固くて食べれない
実際、日本料理の現場では昔から「イカの足先を切り落とす」という風に調理をします
なぜ、イカの長い足は食べないのか。毒でもあるのかと思いきや、イカの足先にはバイ菌や雑菌が多いとされるため、切り落とすようにしているというのが昔からの流れです
昔の日本。除菌や殺菌する仕組みや技術がなかった頃の知恵袋が「イカの長い足を切る」という食中毒防止の心得です
また、イカの足先は吸盤が多く→ゴツゴツした食感が嫌われ、足先を切り落とすようになったという説もあります
-
体の機能としては?
-
⇒腕とたいして変わらない
-
イカ視点なら腕が10本かもしれない!
さらに、もっと詳しく述べると、私達がイカの足と呼んでいるモノは、獲物を捕まえたりし、足というより手や腕の機能と大して差がなく、イカの立場になって考えると?
足が10本ではなく、手が10本あるという認識かもしれません。海で泳ぐイカ達からすると、そもそも足じゃないし・・・と思っているかもしれませんね
あれ?本当にイカって10本足がある?
-
水族館でよくイカを見ると
-
足が8本しかありません
-
残りの2本は、どこにあるの?
イカの足は、足と腕を合わせて10本と
今度、水族館に行った時によく見てください。なんと、イカの足の数が8本しかありません
水族館のイカは足・腕の合計が8本しかなく、なぜ、2本足りないのか。疑問に思う方がいると思います
-
イカの大きな腕:2本
-
⇒普段、体の中にある=見えない
-
獲物をとらえる時以外は
-
基本的に体の中に隠している
イカの大きな2本の腕(触手、触腕)は、獲物をとらえる時に使う特別な手です
普段の生活は、8本の足だけ見ることができますが、残りの2本は体の中に隠している為、見ることができません。獲物をとらえる時、エサを確保するときに、大きな腕を出して攻撃する⇒この瞬間を目撃しない限り、普段見る水族館のイカは8本の足に見えます
-
11本の足のアオリイカが発見!
イカの足・腕の合計は10本。この定説を覆すニュースが、2022年11月、松江市の海岸で偶然、発見されました
アオリイカを釣った方が、イカの一夜干しにしよう!としたところ、よく見たらアオリイカに11本の足があった⇒イカの足が10本じゃない!とされ話題になりました
アオリイカの合計の足の数は10本が普通ですが、11本あったのはなぜか。
理由は不明ですが、イカとよく似たタコは「足を怪我をする⇒再生する事」があり、過酷な環境で生きるタコは足の数が増える事があります。イカの足が再生するのか、研究が進むと、もしかしたら、足が再生するイカがアオリイカなのかもしれませんね
ちなみに発見された11本足のアオリイカは、イカの一夜干しにならず、鳥取県立博物館で標本となっています
イカとタコの違いって?足以外には何がある?
-
イカとタコの足の違いは?
-
イカは特別な腕、触手が2本ある
-
イカの足には、尖ったギザギザがある
イカとタコの違いは、イカには、特別な腕、触手が2本あります
また、イカの足は、タコと違って吸盤付近に、歯のような尖ったギザギザがあるのが特徴です
-
イカ墨は自分の変わり身を作るモノ
-
タコ墨は、めくらましに使う
また、イカとタコの墨にも違いがあり、イカ墨は、粘着物が多い為、水の中で墨が自分のダミー、偽物を作って敵から逃げます。タコの墨は、粘着物が少なく、水の中で墨が拡散する、煙幕のような墨です
イカは、自分の変わり身として墨を使いますが、タコは、目くらましをする為に墨を吐きます。イカ墨の粘着物には、メラニン色素やアミノ酸も豊富で、美味しくたべられます⇒イカが自分の変わり身の術に使うぐらいですから、美味しくなければ、外敵から逃げる時間稼ぎができないですよね^^
ちなみに、タコの墨は「めっちゃまずい!」⇒私たちが食べられる味をしていないです
-
イカの食べちゃダメな部分は?
-
⇒精巣
ヤリイカなどイカの内臓を食べるレシピがありますよね。
イカはまるごと食べれるのだ!と思うのは、ダメです。実はイカは食べてはいけない部位があります
イカの食べてはいけない部分は、生の精巣です。イカの精巣を簡単に言うと、精巣の中にトゲのようなものがあり、人間が食べると口の中に刺さります。しかも、釣り針のような返しがあって、自分で抜くことができません
生のイカの精巣は食べると激痛が走り、最悪、病院送り⇒病院で摘出手術をする羽目になります。
イカの体の構造、意外なイカの体の秘密は?
-
頭に見える三角の部分は、イカの胴体
-
イカの頭は、足の付け根の部分
-
イカは、人間と違って心臓が3つある
イカの体の構造は、すこし変わっています。 頭に見える三角の部分は、イカの胴体で、イカの頭は、私達が足の付け根の部分と思っている場所です。人間のように、頭、体、足という構造ではなく、胴体、頭、足という体をしているのです。水の中で暮らす生き物は、不思議がいっぱいですね
-
イカの足は8本が正解!
-
タコの足の数は8本であってる?
面白情報:タコの足は何本?足の数はなぜ8本なの?
さて、今回は「イカの足の数は何本ですか」っと疑問をお持ちの方向けに、イカの足の数を紹介しました
小学生にイカの足は何本?と聞くと、元気よく「10本!」と答えますが、正確には足の数は8本、腕が2本が正解です
また、イカの足は喧嘩や怪我をしてちぎれてしまった場合、再生するのか。このあたりは研究が進めば、もしかしたら足が再生するのかもしれませんね。そのほか、イカ以外にタコの足の数も面白い情報です。タコは足が96本のタコが発見され、子供が喜びそうな情報をたっぷり紹介。よかったら、タコの足の数の解説も見てくださいね