【シチューの具材を炒める順番、炒める意味と理由】煮込めば味は一緒!?基本のクリームシチューの作り方と、肉と野菜を炒める訳は?

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クリームシチュー具材を炒める派&煮込む派!シチューに使う肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの具材・食材を炒める順番、タイミングは?炒めることで美味しくなる意味と理由を解説。クリームシチューの具材を順番通り、煮込めば、味は一緒と思いがち。炒める事で、「旨味成分を逃さない」「野菜の煮崩れを防止」効果があるけど、炒めずに、玉ねぎを煮込むと、肉が柔らかくなる。シチューの作り方の不思議と、基本のクリームシチューの作り方を紹介しています

シチューの具材を炒める順番!肉、玉ねぎ、人参、じゃがいもを炒める意味と理由は?

シチューの具材を炒める順番、炒める意味と理由

  • シチューの具材を炒める意味ってあるの?

  • どのみち煮込むのなら、味は一緒じゃないの?

寒くなるとよく作るようになるクリームシチュー。シチューを作る時、市販のルーの裏に作り方が乗っていますよね。具材を炒めて、煮るというのがシチューの作り方の基本ですが、何故、肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを炒める必要があるのでしょうか。野菜の旨味が逃げてしまうといっても、シチューはスープの部分も食べますよね?つまり、煮込むのなら、味も同じで旨味の成分も逃げていないのでは?と思いませんか。ここでは、何故。シチューの具材を炒める意味があるのか、そんな素朴な疑問を具材を炒める順番も含めて詳しく解説しています

シチューの具材を炒める意味と理由~シチューの具材を炒める訳~

  • 具材を炒める意味と理由「炒める時の油が、旨味を閉じ込める」

フライパン

  • 具材を炒める意味と理由「煮崩れを防止する効果がある」

2日目のシチュー献立

シチューの具材を炒める主な理由は2つ。1つ目が、炒める時の油が、旨味を閉じ込める為、食材1つ1つの味を堪能できるからです。美味しさを凝縮するとイメージすればわかりやすいと思います。これはお肉だけでなく、野菜も同じで、シチューに使う具材なら、玉ねぎは煮込むと旨味が逃げやすい野菜です。また煮込むと、旨味成分がスープに溶け込むと同時に、形が崩れる=煮崩れを起こします。煮込むと人参やタマネギ、じゃがいもが小さくなってしまう。形が崩れて、見栄えが悪くなってしまう問題は、煮込む前に炒めることで防止することができます

  • 豆知識「シチューは日本生まれ。起源は、フランスの煮込み料理」

シチューの起源は、16世紀後半から17世紀のフランスにあったラグーというルーを使った肉と野菜の煮込み料理が始まりとされています。煮込み料理時代は、はるか昔から存在していましたが、日本で記録にあるのは明治4年(1871年)、洋食屋「南海亭」にあった「シチウ(牛、鶏肉のうま煮)」です。 当時の日本人は、牛乳を飲む習慣も定着しておらず(牛肉を食べる事ですら、明治に入ってからの話です)、シチウとは、今のビーフシチューや牛筋煮込みのような料理であったのではないかとされています。大正時代に入ってから、牛乳を使った料理もしばしば紹介され、その中で、やっと今のクリームシチューに近い料理が紹介され、戦後に給食のメニューとしてだされるようになって、定着した料理です

  • 豆知識「煮込み料理は、かたい肉を柔らかくする料理方法」

シチューの具材を炒める意味があるのか?という素朴な疑問に対する1つの答えは、コレです。日本で食べるお肉は、鶏も豚も、牛もすべて柔らかい。肉が柔らかいというのは、日本人の常識で、世界の他の国では、柔らかい肉よりも硬い、噛み切れない肉が多いです。旅行などで外国で一般的なお店でお肉を食べると、やっぱり、日本がいいなぁと感じる経験をされた方も多いかと。もともと、煮込み料理は、硬い肉(すじ肉など)や野菜を柔らかくして、食べられるようにする料理方法、肉は炒めるよりも煮込む必要があった食材なのです。でも、今の日本にあるお肉は、どれも柔らかい。柔らかいお肉があるなら、煮込んで柔らかくすることよりも、肉を炒めて「旨味のある、しっかりとした肉」として食べる方が、ワンランク上の料理です。煮込んで柔らかくする必要性が薄い日本だからこそ、今の日本ではシチューの具材を炒め、より美味しさを追求する料理方法が主流になったと考えるのが妥当です

  • 番外編「炒めずに、玉ねぎを煮込むと、肉が柔らかくなる」

日本のお肉は柔らかいから、炒めてから煮込む料理法が良いという事を主張しました。しかし、お肉によっては、牛すじのように硬い肉もあります。少し今日のお肉は安かった。いつもより硬そうな感じがするというお肉の時は、玉ねぎを炒めず、煮込んだ方が良い場合もあります。玉ねぎは、成分が水に溶けやすく、お肉を柔らかくする効果が微力ながらあります。煮込み料理は、もともと、煮込んで食材を柔らかくして食べられるようにする料理法方法です。食材の形、煮崩れを気にせず、味とお肉の柔らかさを求めるのであれば、「逆に、野菜を炒めず、煮込んで作る」方法で料理するのもありです

シチューの具材を炒める順番~基本の肉、玉ねぎ、人参、じゃがいも~

  • 具材を炒める順番「肉(鶏肉)」

  • 具材を炒める順番「玉ねぎを、炒めて甘みを引き立てる」

赤玉ねぎ(紫玉ねぎ)

  • 具材を炒める順番「火の通りにくい人参」

歯を汚す野菜「ニンジン」

  • 具材を炒める順番「煮崩れしやすいジャガイモは、最後に」

じゃがいも大量消費のレシピ

シチューの具材を炒める順番です。最初は、お肉。次にお肉の油を使って、玉ねぎを炒めます。玉ねぎは、炒める事で甘みが引き立つようになります。次に、人参、ジャガイモと火が通りにくい野菜ほど後に炒めるようにしましょう

  • 「ブロッコリーは炒めない。煮込まない。別鍋で、ゆでる。食べる前にトッピング」

下茹でするブロッコリー 

ブロッコリーは、煮込むと煮崩れが激しい野菜です。美味しいシチューを作りたい。ブロッコリーの食感も大事にしたいと考えるなら、ブロッコリーは別の鍋で下茹でをしましょう。下茹でしたブロッコリーを食べる前に、シチューにトッピングする方が、素材の味を楽しめると思います

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