たけのこの水煮の保存方法+下処理はコレ!冷蔵庫・冷凍保存の日持ち期間

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たけのこの水煮の保存方法+下処理はコレ!冷蔵庫・冷凍保存の日持ち期間 

  • たけのこの水煮の簡単!レシピ付き!

  • 筍の水煮は冷蔵保管

  • 冷凍保管できるの??

4~5月頃にニョッキニョキとはえてくるタケノコは掘り起こしてから、皮つきで保管があまりむいていませんよね。

長期保存する一番の定番の方法が「水煮」です。水煮とは味付けなしの下ごしらえを終えた状態で「他の料理に使いやすい」とメリットがあります。たけのこを茹でてあく抜きに時間と手間がかかるので、水煮で保管がおすすめです

今回は「たけのこの水煮の作り方」と「保存方法」を常温、冷蔵庫の保管、冷凍保存で。日持ちする期間まで詳しく解説しますね。

筍!たけのこの水煮の作り方(レシピ)~簡単に作り置き+保存方法~

  • たけのこの水煮の作り方

  • レシピのポイントは?

たけのこの水煮の作り方:人気のレシピ

  • 材料:たけのこ 1個

  • 材料:

  • 米ぬか、もしくは、米とぎ汁

  • +水

  • 火にかける時間:強火→沸騰後:弱火で30分

ステップ1:皮をはぎ、根元の部分をカット。

ステップ2:強火→沸騰後:弱火で30分

ステップ3:鍋のふたを閉め、12時間程度置く

ステップ4:取り出すときは「よく米ぬかをふきとる」

たけのこの水煮を作る時のポイントは、茹でるまでの方法よりも最後に「よく米ぬかを洗い流す」など。たけのこのアクを「ぬか」にたっぷり吸収してますので、ついているとタケノコが苦くなります

筍!たけのこの水煮の常温保管~常温保管NGだけど、瓶詰め+煮沸消毒はOK~

  • 皮つきの筍の常温保管:基本NG

  • 水煮のタッパー保管(常温)

  • NG→冷蔵庫へ

皮つきのたけのこは、掘り起こすと「徐々に酸化」する食べ物で、掘り起こしてから放置すると「よりアクが強く、苦くなる特徴」がありますので、あく抜き、水煮をする必要があります。根本的に、土から出してしまうと常温での保管がむいていない食べ物です

水煮を食べやすいサイズに切って保管の時は冷蔵庫ですが、長期保管を目的なら「瓶詰+煮沸消毒なら半年から1年」、常温保管できます

  • 瓶詰め:煮沸消毒+脱気の方法は?

ピクルス瓶の煮沸消毒+脱気

  • 常温保管場合:瓶詰めなら半年から1年

  • 作り方:米ぬか+鷹の爪(2本)+酢(小さじ1)

たけのこの水煮を保管する瓶を「沸騰した湯」で瓶ごと消毒し、脱気すると長持ちするようになります。

長持ちするレシピは「米ぬか+鷹の爪(2本)+酢(小さじ1)」+水900ml程度です。きれいに消毒した瓶に、タケノコをつめ瓶詰した状態で30分、湯にかけます

細菌やウイルスのほとんどは、75度以上の温度で5分以上、熱にあてると死滅する特徴があります。沸騰したお湯でたいがいの細菌は消毒できるというやり方で、推奨する煮沸消毒は「80度以上の温度、10分以上」、このルールで、ほとんど対応できます

市販の瓶詰が長持ちする理由は、使っている酢の違いだけでなく、こういった消毒がされているからです

※ 細菌やウイルスの特徴によって、もっと高温でないとダメな微生物もいますが、大方、死滅する温度と時間です

筍!たけのこの水煮の冷蔵庫保管~作り置きの日持ち、冷蔵の賞味期限は?~

作り置きのタッパー保管:消毒済みの保存容器

  • 冷蔵の日持ち:1週間以内(水につけたまま)

  • 冷蔵保管の方法:タッパー、保存容器

  • 保管のコツ:2日に1回は水を変える

また、冷蔵庫保管の時は「消毒したタッパー、保存容器」に保管します。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふきます

たけのこの水煮は「冷蔵庫保管+水につけたまま」の状態で1週間の日持ち期間があります。注意点は「水につけている間もアクが出る」ので「2日に1回は水を変える」ことです!

筍!たけのこの水煮の冷凍保管~冷凍できる?たけのこを冷凍する方法~

  • 筍の水煮の冷凍方法:保存袋

  • 冷凍保存期間:1か月

  • 保存のコツ:カット後に+砂糖大さじ1

  • 作り方:砂糖をまぶして30分後に冷凍

タケノコの水煮を作ったあと、冷凍する場合です

冷凍の時は「カットされたタケノコ(水煮済み)」に砂糖を大さじ1をまぶします。その後、30分程度、なじませてからジップロックなどの保存袋にいれ冷凍。この方法で1か月の日持ち期間です

筍が腐るとどうなる?傷んだ時の特徴と見分け方~味・臭い・見た目、よくある食中毒~

  • 腐った筍(たけのこ)の特徴とは?

たけのこは腐るとどうなる?腐ったタケノコの特徴(見た目、臭い、味)

  • 腐った見た目:ぬめり、えぐみ

  • 見分け方:酸っぱい→苦みのある臭い

筍が腐るとどうなる?というお話です。筍は水分が多いので「生のタケノコは、常温不向き」な食べ物です。あく抜き後や水煮にして保管が一般的です。腐ってしまったタケノコは「酸っぱい→苦みのある臭い」というようになります

水煮など市販で買ったタケノコは、酢が使われていることもあり、酸っぱいニオイだけでは判断が難しい事がありますが、市販のモノは最初と違う臭いがしたら傷んでいる可能性大です

  • 見分け方:水煮の時は「茶色の水」

筍を水煮して保管するのが定番ですよね。たけのこは長く水につけておくと「最終的に溶けてゆく」と思ってくださいね。腐った時は水の色が透明から、茶色に。茶色の水は完全に腐っていますので、もうダメ。保管失敗とあきらめましょう

  • たけのこの白い粉、つぶつぶは何?

  • たけのこの白い粉の正体は、シロチン

この筍は大丈夫?と心配になることは2つ。1つ目に、「タケノコの根元の黒い部分」です

たけのこの黒い部分は、たけのこが大きくなる過程で切り落とした根が変色した部分であり「食べられなくはない→でも、食べた感じは悪い」と害はないですが、料理の時は切り落とす部分です

2つ目に、切ったタケノコに白い粉やつぶつぶしたモノがあると思います

たけのこの白い粉は「シロチン」という成分で、カビではありません。むしろ、ここがタケノコの美味しさで「茹でる→うま味が溶けだす→温度が下がり結晶となる」といったもので特にココは気にするものではないです

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