野菜を食べると便秘になる理由。便秘解消に食物繊維の多い野菜を食べてたのに!野菜が便秘解消の逆効果になるパターンを解説、野菜を食べると便秘になる理由です。野菜に含まれる食物繊維は消化が悪く、食べ過ぎや腸に便が溜まっている人ほど、逆にドンドン消化されない野菜が溜まってしまいます。野菜中心のダイエット中に、便秘になりやすいのはその為です。食物繊維の多い食品、水溶性・不溶性食物繊維をバランスよく取れる7つの食べ物もランキング形式で一緒に紹介、食べ過ぎに注意しましょう
野菜を食べているのに、便秘になってしまう理由とは?
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便秘の豆知識①「食物繊維が足りていない人は、野菜を食べるとお通じが良くなる」
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便秘の豆知識②「便が大量に溜まっている人は、逆に野菜ばかり食べていると便秘になってしまう」
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便秘の豆知識③「食物繊維の多い野菜は消化が悪く、便が溜まっていると排出されない場合がある」
野菜が体や美容に良い事は良く知っていますよね。野菜に含まれる食物繊維がお通じをよくするのも事実です。しかし、便が大量に溜まっている人は、逆効果。食物繊維を含む野菜は消化が悪く、ゆっくり時間をかけて消化されます。その為、野菜ばかり食べていると、逆に便秘になってしまうのです
食物繊維には2種類ある「腸の働きを活性化するのが不溶性食物繊維。便を軟らかくするのが水溶性食物繊維」
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不溶性食物繊維「野菜、豆類、穀物中心の食物繊維。腸の動きを活性化する。消化されにくいのでサラダや生より、スープや加熱した料理の方が便秘には良い」
不溶性食物繊維とは、野菜、豆類、穀物などに多く、水に溶けない。腸の中で水分を吸収し大きくなるのが特徴。腸を活性化させますが、消化が悪く、生で野菜やサラダを食べ過ぎると、消化がもっと悪くなり逆に便秘になってしまう場合があります。野菜は生より、スープや加熱する方が便秘解消には良いのです
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水溶性食物繊維「海藻、果物類、きのこ類中心の食物繊維。水に溶けるので、便を軟らかくする。便が溜まっている人は、便を軟らかくする必要があるので野菜よりも海草類やフルールの方が効果的」
水溶性食物繊維とは、海藻、果物類、きのこ類などに多く、水に溶ける性質。水分に溶けるので腸内で他の食材を混ざり合い、便を軟らかくする効果があります
水溶性・不溶性食物繊維をバランスよく取れる7つの食べ物「食物繊維の多い食品ベスト・ランキング(100gあたりの食物繊維)」
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1位 ドライ・プルーン(食物繊維7.2g、水溶性3.4g、不溶性3.8g)
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2位 納豆(食物繊維6.7g、水溶性2.3g、不溶性4.4g)
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3位 ゴボウ(食物繊維5.7g、水溶性2.3g、不溶性3.4g)
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4位 アボガド(食物繊維5.3g、水溶性1.7g、不溶性3.6g)
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5位 オクラ(食物繊維5.0g、水溶性1.4g、不溶性3.6g)
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6位 さつまいも(食物繊維3.8g、水溶性1.0g、不溶性2.8g)
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7位 ニンジン(食物繊維2.9g、水溶性1.1g、不溶性1.8g)
水溶性・不溶性食物繊維をバランスよく取れる7つの食べ物は、季節に関係なく市販で手に入りやすくい食品の中から上位7つの食べモノをランキング化しました。ここにある食品より、水溶性が高い、不溶性が高い食品も多くありますが、どちらの食物繊維もバランスよくあるもののみを抽出しています