[朝食抜き、置き換えダイエット効果] 朝食を抜くと太る体質になる理由「脂肪が燃えにくい体」と「昼食時に血糖値が上昇しやすくなる」

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朝食抜き、置き換えダイエット効果です。朝食抜きダイエットや置き換えダイエットは、体重を減らす効果が低くメリットも少ない。カロリーの消費バランスで体重が減る事はあるが、朝食を抜くと「太る体質」になってしまいます。太る体質は当然、ダイエットには不利な状態です

朝食を抜くとやせる?それとも、太る?朝食抜きダイエットの真実は、どっち?

朝食抜きは、ダイエットと健康効果が低い?太るの?やせるの? 

人の体には体内時計がある。頭・脳(主時計)と体(末梢時計)を朝、起こす事で人は本格的に活動する事ができるのです。朝食を抜くと太る体質になる理由は、体の内臓や細胞が寝たまま、寝ぼけた状態が続き、結果的に脂肪が燃えにくい。その為、昼食を取ると血糖値が上昇しやすくなると健康的にも良くないのです。体内時計のメカニズムから朝食とダイエットの関係を解説します

朝食を抜くと、カロリーの消費バランスで体重が減る事はあるが、朝食を抜くと「太る体質、やせにくい体質」になってしまいます

朝食を抜くと、カロリーの消費バランスで体重が減る事はあるが、朝食を抜くと「太る体質」になってしまう 

朝食を抜くと太る体質になる理由です。朝食を抜いてダイエットに成功した。朝食を食べなくてダイエットの効果があったという方がいますが、カロリーの消費バランス、摂取するカロリーよりも消費するカロリーの方が大きければやせるのは事実。しかし、朝食を抜くと、「太る体質」になってしまいます。太る体質は当然、ダイエットには不利な状態です

朝食を抜くと太る体質になってしまうのは「体内時計のメカニズム」が関係している

体内時計は、24時間周期のリズム。頭や脳にスイッチをいれる「主時計」と、体や内臓(胃や腸など)を動かす「末梢時計」の2種類があり、朝起きた状態は、頭も体も寝ぼけている=本気で活動ができる状態ではない

朝起きた状態は、頭も体も寝ぼけている

頭と脳を動かす主時計にスイッチを入れるのに、一番良いのが「朝日を浴びる事」です。朝、太陽の光を浴びると、脳が朝が来たと認識します。朝、頭がぼーっとするのは、まだ脳が寝ている、寝ぼけているからです。脳を起こしてあげると、頭はスッキリします。頭や脳と同じで、体や内臓(胃や腸など)、体の中も朝は眠っている状態。体の内部も起こしてあげる必要があるのです

体や体の内部(胃や腸など)を動かす「末梢時計」が回り始めると、睡眠覚醒、体温、ホルモン分泌、消化、代謝などの機能が調整され、活発的に動く事ができるようになる

体や体の内部(胃や腸など)を起こす簡単な方法が「朝食をとる事」=朝食を食べ、胃や腸などの体の内部を目覚めさせる=朝食を抜くと「太る体質、やせにくい体質」になりやすい

朝食を抜くと「太る体質、やせにくい体質」になりやすくなる研究結果①「朝食抜きの人が、もっともBMIが高くなる傾向」

朝食抜きの人が、もっともBMIが高くなる傾向

男女約2200人が対象。1週間の朝食の頻度「朝食抜き」と「週1~6回の朝食」、「毎日、朝食をあり」男女の5年後のBMI(肥満度)を調査。朝食抜きの人たちは、毎日、朝食ありの人たちに比べてBMI(肥満度)が平均値で約0.5kg/㎡高い結果となった(データ:Pediatrics;121,3,e638-645.2008)

朝食を抜くと「太る体質、やせにくい体質」になりやすくなる研究結果②「朝食抜くと、昼食後、インスリンの分泌量が高くなり、結果的に体内に糖分が増え、肥満になりやすい」

 朝食抜くと、昼食後、インスリンの分泌量が高くなり、結果的に体内に糖分が増え、肥満になりやすい

インスリンは、体の中の細胞にエネルギーとして糖分を与える働きをします。インスリンが大量に分泌されると、最後に糖分が残ってしまった場合など、糖分を脂肪細胞に送ります。つまり、インスリンの分泌量が増えると、肥満になりやすいのです。男性12人を対象に、朝食抜き、朝食ありの人で、昼食後のインスリンの分泌量を調査したところ、分泌量、血糖値ともに朝食抜きの人たちの方が高い結果となった(データ:J Nutr;141,1381-1389,2011)

朝食を抜くと「太る体質、やせにくい体質」になりやすくなる研究結果③「朝食を抜くと、脂肪が燃えにくい」

朝食抜きの人に、昼食を2食たべてもらった。朝食抜きで2食をとっても、朝食を食べた人に比べ、エネルギー産生量は半分にもみたなかった。つまり、カロリーの消費効率は、朝食を食べた人の方が約2倍早くエネルギーを消費できるのです。これは、エクササイズや運動をした場合にさらに有効です。逆に、お相撲さんは太る為に、朝食を食べずに1日2食でトレーニングを昔からしています

つまり、朝食を食べる事は体の内部を活性化し「やせる体質、やせやすい体」にする効果があるのです

朝食を食べる事は体の内部を活性化し「やせる体質、やせやすい体」にする効果 

ダイエットは単純に食事を抜いて、カロリーを消費すればよいというものではありません。科学と栄養学の進歩、人のメカニズムの解明から、効率的で健康にダイエットする事が大切なのです

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