アボカドの保存方法⇒熟す前の緑、食べごろの黒色のアボカドの保存の仕方は?
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アボカドの保存の仕方を教えて!
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切った後⇒半分のアボカドの保存方法!
アボカドは熟した方が旨いと言われますが、どのタイミングで食べればいいのでしょうか
見極めが肝心なのはわかりますが、熟すまでの保管方法がわからない。どうしたらいいの?という方向けに詳しく説明しますね
ここでは、熟す前の常温保管(緑のアボカド)、食べごろの冷蔵庫・野菜室保管(黒色のアボカド)から「アボカド冷凍保存」の期間。アボガドの日持ち・賞味期限、保存の仕方から「黒くなった」「腐ったアボカド」の違い、見分け方まで徹底解説しています
アボカドの常温保管~熟す前の緑のアボカドと、熟した黒いアボカドの保管方法・日持ち期間~
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常温保管:3~7日
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アボカド保管の適温
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5~27度(15度から熟す)
アボカドは、常温保管で3~7日です。適している温度は、5~27度ですが、15度から熟し始めます。
食べごろは皮の色が黒の時です。買った時の状態の色から判断して保管方法を決めなければなりません。緑の場合は、まだ熟していないので常温保管、皮が黒色になったら冷蔵保管です
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アボカドが熟す目安
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3日前後(緑色→黒色)
アボカドは食べごろが重要です!皮が緑の時は未熟な時、常温で「日があたらない場所」で3日ほどで皮の色が黒くなってきます。その時期が食べごろです!この点を踏まえて、保管方法を選ぶ必要がありますね
アボカドの冷蔵庫・野菜室保管~熟してから何日、冷蔵できるの?保管方法のコツは?~
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アボカドの冷蔵保管
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5日(適温:7度前後)
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まるごと保管
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熟してから4~5日
アボカドの保管方法は、少し特殊です。果物のバナナと保管方法が似ています
熟す前の緑色の時は「常温」、食べごろの皮が黒色の時は「冷蔵・野菜室」です。熟している方がアボカドは美味しく食べごろです。15度以上の温度で「熟しはじめる」ので、いったんは、常温で保管します
食べごろの色になったら、7度前後で冷蔵、野菜室で保管すると「4~5日」は美味しい時期に食べられる!という仕組みです。
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冷蔵保管の長持ちのコツ
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フリーザーバック、ポリ袋
熟したアボカドを冷蔵する時は、フリーザーバックもしくは、ポリ袋に入れ保管します。空気に触れないことで「さらに熟してしまう現象」を遅らせるために、密封袋に入れる必要があるのです
切った後のアボカド、半分のアボカドの冷蔵庫保管はどうやるの?
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切った後、半分のアボカドの保管方法は?
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ポイントは
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種付きの実を完全密封
アボカドが余ることありますよね。アボカドが半分あまった時は「ラップで完全密封」を
種がついたままの方が、長持ちして実が茶色くなりません
この方法なら、冷蔵庫・野菜室(7度前後)で3~4日程、日持ちします
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作り置きにアボカドを使いたい時
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アボカドの作り置きは?
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⇒冷蔵3日が目安
アボカドは美容にもいい。タッパー保管でデキる作り置きおかずない?と常備菜としても使いたいですよね
カット済みアボカドは空気に触れることに極端に弱いです
乾燥を防ぐには「レモン汁」「酢」「オリーブオイル」で実の表面をコーディングする必要があります。そういった調味料を使う場合、作り置き用のアボカドが冷蔵なら3日以内で食べられます
※サラダのように、カットしたままのアボカドの冷蔵保管、作り置きはNGです
アボカドの冷凍保管~カット済み、まるごとの冷凍の場合~
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冷凍保存
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カット済みは、基本NG
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市販の冷凍アボガドとは異なる
業務用や市販の冷凍アボカドは、食べても大丈夫(※)ですが「自宅で半分に切った、スライスした」アボカドは冷凍保存NGです。アボカドは、冷蔵室5度以下で低温障害を起こします。そもそも、冷凍に向いていないです
ただし、レモン汁(※オリーブオイル、酢でも可)など「カット済みアボカド」にふりかけている場合は、1か月保存できます。業務用の冷凍アボカドは、こういった工夫がされています。しかし、この方法は素人が手を出す手法ではないと思いますので、カット済みは冷凍を避けましょう
熟すまで常温、熟してからは冷蔵庫・野菜室(7度前後)で保管がおすすめです
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冷凍保管する場合:1か月(まるごと冷凍)
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まるごと冷凍:(ポリ袋+ジップロック)
アボカドを冷凍する時は「まるごと」、カット済みのアボカドは冷凍に向いていません
冷凍する時は、アボカドを1個1個、ポリ袋に入れ「ジップロック」や「フリーザーバック」で2重にして冷凍します。この方法であれば、冷凍で1か月、日持ちします。解凍するときは、冷蔵庫・野菜室で20~30分で自然解凍します
このアボガド食べられる?腐った時の特徴と見分け方~味・臭い・見た目、よくある食中毒~
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腐ったアボカドとは?
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黒くなった部分は、食べられる?
アボガドは熟すと美味しい、この食べ方がありますよね。そうすると、食べる部分のアボガドが「黒く」 なっていることがあります。この黒いモノの正体は、メラニン色素。食べられない事もないのですが、完熟しすぎてしまっている状態です
本来の味ではないですし、おいしくないです。そのまま放置すると、腐る手前ですので「取り除き」ましょう
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見分け方:白カビ、異臭
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腐った見た目:腐ったバナナみたい
アボガドは腐ると「実の部分:腐ったバナナのような見た目」をしています。黒・茶色の実の色になり、少しシワシワしています。見た目以上に、異臭を放っていたり、よくみると「白いカビ」が発生します。こうなってしまったアボガドは、完全にダメ、変色した部分を取り除いてもダメです
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よくある食中毒は?
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下痢、嘔吐、吐き気
食中毒の事例はあまり聞きませんが、輸入物のアボカドの「皮」に「リステリア菌、サルモネラ菌」が付着していた事件はあります。皮から実にまで菌が移ることは稀なケースですが、調理中に菌が実についてしまうことはあります。この時は「アボカドはカットする前によく洗って、菌を落とす」という方法がとられました。アボカドは、洗ってからカットする。このルールを守ることが大事です
この他にも、異臭(チーズや納豆っぽい臭い)を放つ、酸っぱい臭いや生ごみの臭いがするもの。見た感じ:白っぽいカビ(黒、茶色の場合も有)、表面にぬめりがある。変色した水分が垂れている、ネバネバした糸を引くなど、こういった症状が確認されたら、アウトですので、絶対に食べないように。