-
カレーを作る時、どの順番で材料を炒めますか?
-
カレーの具材を炒めるタイミングと意味、理由はあるの?
煮込む前に具材を炒めると、カレーは美味しくなりますよね。カレーの具材を炒める時、実は「炒める順番」があるって知ってました?普段、なんとなく、野菜(玉ねぎ、人参、じゃがいも)を一緒に炒めて、特に何も考えてなかったけど!という方、必見です!
野菜を炒める順番を変えるだけで、美味しくなる!初心者でも簡単な基本のカレーの作り方を、肉(牛・豚肉、鶏肉、ひき肉)、野菜の玉ねぎ、人参、じゃがいもを炒める順番をちゃんと解説しますね
カレーの具材を炒める順番~肉・野菜は、このタイミングで炒める!~
-
カレーの具材を炒める順番:肉(牛肉、鶏肉、ひき肉)
-
最初は、油を温め、肉を炒める!
-
炒める意味:うま味をしっかり閉じ込める!
カレーは最初に「肉」を炒めます。肉の種類は牛、豚、鶏肉、ひき肉の場合も関係なく「1番最初」に炒めるのは肉です
肉は焼き目がつくまで炒めると、肉のうまみが外に出ません。煮込んだ時に「肉のうまみ」が逃げないようになります
-
番外編:ナスカレーの場合は、ナスが肉の次に炒める
普通は、肉の次に玉ねぎです。しかし、素揚げしたナスではなく、カレーにナスを入れる方が増えていますよね。ナスを具材に使う場合は、肉の次にナス。ナスは水分が多いので、傷めずに煮込むと「ナスの味がしなくなってしまう」ので、早めに水分を飛ばし、カレーの味がなるべくしみ込まないようにする必要があるからです。
ナスを使わない方は、ここは飛ばしてOKです
-
カレーの具材を炒める順番:玉ねぎ
-
肉の次は、玉ねぎを炒める!
-
炒める時間:弱火5~10分(あめ色が推奨)
-
炒める意味:カレーにコクがでる
カレーに使う玉ねぎは「弱火で5~10分」ほど炒めると、あめ色の「炒め玉ねぎ」になります。
あめ色たまねぎは、カレーに使うと「コク」がでて、カレーが旨くなります。炒めすぎると、ゴロゴロした玉ねぎではなくなってしまうので、そこが難点ですが。味は、抜群に旨くなります。あめ色まで炒めなくても、カレーに香ばしさも加わるので、どちらにしても炒めた方がいいです
-
カレーの具材を炒める順番:人参
-
玉ねぎの次は、人参を炒める!
-
炒める意味:肉の油と合わさって、ビタミン吸収率がアップ
人参は、玉ねぎの次に炒めます。
人参に含まれるビタミンは、脂溶性。脂溶性とは油によって溶けだすという意味です。ただ、カレーとして煮込んだ時に比べて肉の油で炒めることによって、吸収率がアップ。さらに、油で人参の表面がコーディングされますから、煮崩れ防止にもなります
-
カレーの具材を炒める順番:じゃがいも
-
最後に、ジャガイモを炒める!
-
炒める意味:煮崩れ防止
カレーの具材の中で、ジャガイモが最も煮崩れしやすいです。
ジャガイモを炒めることによって、人参と同じく油で表面がコーディングされ、煮崩れ防止になります。ゴロゴロした野菜のカレーを作ろうと思うなら、煮込む前に炒める!ここがポイントです
カレーを炒める順番は「肉→玉ねぎ→人参→ジャガイモ」です
それぞれ炒める順番に意味がありますが、まとめると。具材を炒めると「肉をはじめに炒めることで、肉の油」をだし、「その油で炒めることで野菜のうまみを凝縮」、そして「煮崩れを防止」すると理にかなった方法が「炒める」という料理方です
特に、肉の油と相性の良い人参、ジャガイモにとっては先に「肉を炒める」ことが重要ですので順番は肉をはじめに炒めましょう!
さて、カレーの具材を炒める順番を紹介しました。この方法で美味しいカレーが出来ますので、次は献立ですね。カレーライスの日の他の付け合わせ、サラダ・副菜、スープに迷った時は、参考にしてくださいね
Facebook Twitter Google+ Instagram RSS