土用餅の日持ちと保存方法！常温・冷蔵庫保管と冷凍保存の日持ち期間は？

土用餅の常温・冷蔵庫、冷凍保存の日持ち目安⇒賞味期限・消費期限を徹底解説！

• 土用餅の長期保存は冷凍保存！
  

• 土用餅の日持ち期間と保存期間は？
  

土用餅とは、お餅を餡を衣のように包む、もしくは餡子でお餅を包んだ和菓子で土用の丑の日、うなぎの日の夕飯のデザートとして食べる風習がありますよね。餅は甘くて美味しいのが多くたっくさん食べたい！と思っても、結構、賞味期限短いのが多いので、どうしたらいいかな？と長期保存を考えちゃいますよね

今回は土用餅の保存方法と日持ち期間をばっちり解説しますので、買って来て余った時など参考の目安にしてもらえると嬉しいです

• 土用餅の保存方法とは
  

• 常温・冷凍の２種類！
  

土用餅は銘菓のものから手作り和菓子さんのものまで様々あります。あんころ餅は、どれも材料に「餅粉」といったもち米から作っていますので冷蔵庫の保管が不向きな和菓子です。餅菓子の種類である「あんころ餅」は、すぐに食べるつもりなら常温、長期保存は冷凍保存がベストな保管方法です。

• お店の土用餅の賞味期限
  

• 消費期限を守る！
  

賞味期限とは期限を過ぎても、食べられる可能性がある期間です。しかし、５日以内に腐ってしまう可能性のある食品は『消費期限』が設定されており、消費期限切れは食べることはNGです

パッケージ化されたタイプのあんころ餅は「長くて4～5日以内」の日持ち期間が多いのですが、手作りや和菓子屋の場合はどうでしょうか。賞味期限がないこともあったり、日持ちする期間の目安を次に説明しますね

土用餅の常温保管：日持ちする賞味期限の目安は？常温の保管温度は？

• 土用餅の常温保管の目安は？
  

• １０度～１５度
  

• １日程度（当日中）
  

• １０度前後：２～３日
  

• 推奨の保管温度
  

• ４度以上、１０度前後まで
  

• 保管場所は？
  

• 高温多湿を避ける
  

• 直射日光のあたらない場所
  

• 涼しい場所
  

土用餅を買うとパッケージに「高温多湿・直射日光を避ける」と「涼しい場所で保管」と書いてある事が多いと思います。商品の場合は、賞味期限の間は、常温で問題なし。手作りや和菓子屋さんのモノは「基本：当日中、条件によって２～３日が目安」です

しかし、この条件って結局、どういう温度の場所なのか、いまいちハッキリしないですよね

常温という言葉自体、正確な定義がなく目安が分かりにくいかと思います

土用餅は餅粉から出来ていますので、０～４度の温度は水分が抜けパサパサになる特徴があり、冷蔵庫の保管は適していません。

• 常温の保管方法
  

• ラップで乾燥防止！
  

土用餅で食通毒の原因になる菌は１０度以下で繁殖を抑えられる事が多く、１２度から繁殖する菌もいます。この考えからすると「常温でも１０度以下」が望ましく「菌の付着をさけるために、ラップやパッケージのまま保管」するのがベストですね

１つの基準・目安として、常温なら『１０度前後の直射日光があたらない場所で保管』と考えて良いと思います

土用餅を冷蔵庫に保管する場合：日持ちする賞味期限の目安は？

• 土用餅の冷蔵保管：NG
  

• 餅粉が材料の土用餅
  

• ⇒冷蔵庫で固くなる
  

• 夏など、常温が心配なときのみ
  

土用餅は餅粉が材料、でんぷんを含む和菓子は「０～４度の温度でパサパサ、カチカチ」になってしまいます

土用餅の冷蔵庫の保管は不向きです

しかし、夏の暑い日など２５度以上の部屋の中は、菌の繁殖しやすい温度帯になりますから、常温保管が基本と言えども長く日持ちしません。夏は一時的に、その日のうちに食べるつもりで「一時的な冷蔵保管」も視野に入れてくださいね

土用餅を冷凍保存する場合：日持ちする賞味期限の目安は？解凍方法・温めなおしとは？

 

• 土用餅の冷凍保存
  

• ２週間～１か月
  

• 冷凍焼け対策なら？
  

• ⇒２週間以内が推奨！
  

土用餅を買いすぎて、大量に余っている！あんころ餅は冷凍できますから、すぐに食べる予定がないなら、冷凍保存です

ご飯の冷凍ストックが可能なのと同じ原理で、あんころ餅は冷凍保存できます。保存期間の目安は『１か月以内』ですが、冷凍焼けをして味・食感が急激に悪くなることがあるので「２週間以内」が、おすすめの冷凍期間です

• 土用餅の冷凍保存の方法は？
  

• →個別にラップする
  

• →保存袋（ジップロック保管）
  

土用餅の冷凍保存は「①小分けしてラップをする」＋「②保存袋に入れ冷凍する」のこの２つ。二重保存することで冷凍出来ます

和菓子は常温保管が基本とはいえ、日持ち期間が短いので、すぐに食べなのなら冷凍保存で長期保管するのが、おすすめです。冷凍することで「２週間～１か月」の時間がありますので、その間に食べればOK。腐ってしまう心配もなくなりますよね

• 土用餅の解凍方法は？
  

• 冷蔵庫へ保管場所の変更
  

• ６時間程度で解凍
  

• 常温２～３時間の自然解凍
  

土用餅の冷凍からの解凍方法は２つ。常温の自然解凍なら「２～３時間」、冷蔵庫の中で解凍するなら「６時間程度」です。

さて、土用餅の保存方法と日持ちの目安を紹介しました。日持ちの目安は数日あれば食べられる期間ですが、土用のうなぎの日に食べるのがふさわしく、前日もしくは当日に買うのがベスト。土用餅が大量にあるから食べきれない時は冷凍保存がいいと思います