-
夏の冷たい作り置きおかず
-
シシトウの煮浸しの冷蔵庫の日持ち
-
冷凍保存の方法
夏に冷たくて食欲がないときにも、ばっちり食べられる「ししとうの煮浸し」です。作り置きのレシピもつけますので、ぜひ、作ってみてくださいね。では、作り置きした場合。シシトウの煮浸しは常温・冷蔵庫・冷凍保存の方法でいつまで日持ちするのでしょうか。
ここでは、作り置き用の煮浸しの作り方、簡単レシピから、保管方法と日持ち期間を解説。もしも、放置して腐ってしまった時の「ししとう」の見分け方・味・ニオイ、食中毒事例も一緒に紹介しています
ししとうの煮浸し~簡単レシピの作り置き、冷蔵庫の常備菜から作る~
-
ししとうの煮浸しの作り置きレシピ!
-
野菜:ししとう
-
(ナスも一緒に作って可)
-
合わせ調味料①:めんつゆ2倍濃縮※
-
大さじ2:水
-
大さじ12(180cc)
-
(※3倍濃縮、大さじ1+半分:水大さじ1+半分)
-
(※4倍濃縮、大さじ1、水:大さじ2)
-
合わせ調味料②
-
白だし:大さじ1+半分
-
水、大さじ12(180cc)
-
(①と②、どちらかで作ろう!)
ステップ1:ししとうに縦に切り込みを入れる
ステップ2:軽く鍋で炒める
ステップ3:合わせ調味料を加え、5分煮る
ステップ4:あら熱がとれたら、冷蔵庫へ(※タッパー推奨)
この4ステップで煮浸しは完成です。煮浸しは冷やした方が味がなじみますので、あら熱がとれたら、タッパーに入れ冷蔵庫にいれましょう。この癖をつけていると、常温で放置してダメになることを回避できます
合わせ調味料は「めんつゆ」と「白だし」の両方のレシピです。お好きな味の方を選んでくださいね。
では、レシピを紹介しましたので。次に、作り置きした場合の日持ち期間を説明しますね。まずは、具材に使う野菜の日持ちからです
ししとうの煮浸しの材料!野菜:ししとうの日持ち&賞味期限~野菜室、冷凍でどれぐらい?~
-
ししとう(緑)の日持ち
-
常温:不向き
-
冷蔵庫・野菜室:3~4日
まずは、煮浸しの具材に使うシシトウ、食材の日持ちを確認しましょう!
シシトウは保存温度8~10度と、夏に育つ野菜にしては低い温度で保管しなければなりません。そのため、常温は不向き。すぐに1日程度でダメになってしまうと考えましょう
冷蔵庫・野菜室なら、3~4日の日持ちです。作り置きして冷蔵庫保管しても、ししとうだけなら3、4日大丈夫です。
-
ししとうの冷凍保存:1か月
-
(解凍方法:冷凍ししとうをそのまま使う)
シシトウは家庭菜園で育てると、食べきれないほど、たくさん実ります。プランター栽培でも、大量豊作!ですので、長期保管なら冷凍を。冷凍なら1か月保管できます
解凍は、炒め物に使う時は、そのまま冷凍した状態を調理:可、時短料理に向いています。このレシピの作り置きを冷凍できるの?という話は、のちほど説明しますね
ししとうの煮浸しを常温保管~放置した時の日持ち、作ってからの賞味期限の目安は?~
-
常温保管:日持ち目安:基本NG
-
作ってから「ラップあり:3時間以内」まで!!
ししとうは夏野菜のイメージが強く、常温でも大丈夫ではと思いがちですが、適正温度は8~10度。夏場の常温保管はむいていません。作り置きの場合も同様で、あまり長く常温の放置はNG。ラップをしていても、長くはもちません
ししとうの煮浸しを冷蔵庫~日持ちの目安、賞味期限は?保管方法にコツはあるの?~
-
冷蔵保管:日持ち目安:3~4日
-
冷蔵保管の方法:タッパー、保存容器
煮浸しを作り置きするときは、タッパーを特に清潔に。ししとうは、常温で傷みやすい野菜ですから「消毒した容器」、タッパーは清潔な状態が望ましいです。正しい保管方法なら、冷蔵庫で3~4日間、日持ちます
※ナスも一緒に、作った場合も冷蔵3~4日です
ししとうの煮浸しを冷凍保管~日持ちの目安、賞味期限は?冷凍保存のコツは?~
-
冷凍保存:基本NG(※冷凍した「ししとう」から時短で作る※)
ししとうは、野菜そのものの冷凍保存可能ですが、作り置きの場合は「冷凍より、冷蔵保管」です
ししとうを具材に煮浸しの作り置きは、冷蔵保管が推奨。冷蔵庫でも3日、保管できますから「今晩の夜ご飯の副菜を、すぐ食べたい」方にとっては、冷蔵の方が向いています。冷凍の場合は、冷凍したシシトウからの時短料理になりますので、この時間がもったいないと思う方は作り置きの方がいいでしょう
-
冷凍保管のコツ:保冷袋、フリーザーバックへ
-
解凍方法:そのまま炒める
冷凍ししとうを解凍して時短料理にする場合です
電子レンジ解凍なら、2分ですが、「冷凍ししとう」をそのまま炒める方法が楽です。ししとう1パック分は保冷袋1枚に入りきります。なるべく、空気を抜いて冷凍保管したものなら、そのまま料理に使えます
腐った「ししとうの煮浸し」の特徴と見分け方~味・臭い・見た目、よくある食中毒~
-
腐った時の見分け方:種から変色
-
腐った味・臭い・見た目:強い酸味、苦み
-
よくある食中毒 :下痢、嘔吐
ししとうは腐ると、種の部分が「黒く」なりはじめたら、腐りかけです。黒い種を取り除けば、実の部分は食べられます。しかし、そのあと「しなしな」としてきたら、もう食べるのはやめましょう。
煮浸しの場合の事例です。煮浸しの野菜から水分が「べとっ」と出ていたり、表面に「ぬめり」があるものは腐っています。しかし、過去の食通毒の事例では「2月~7月の期間」に煮浸しから「ウェルシュ菌」が発生し、食通毒の事例があります。ほとんどが、青菜(ほうれん草、チンゲンサイ)を使た煮浸しが多く、給食や老人ホームといった施設の出来事です
施設や学校は、大量に作り、お昼までの時間なら常温でお浸しを冷ますという方法だったのかもしれません。
はっきりとした詳細はわかりませんが、春から夏にかけての期間に「常温」の状態であった、完全に密封されていなかったことが原因ではないかと考えられます。こういった事例からも、家庭での煮浸しの保管は、やはり密封容器で、冷蔵庫に保管。この方法がベストなのではないでしょうか
この他にも、異臭(チーズや納豆っぽい臭い)を放つ、生ごみの臭いがするもの。見た感じ:白っぽいカビ(黒、茶色の場合も有)、表面にぬめりがある。変色した水分が垂れている、ネバネバした糸を引くなど、こういった症状が確認されたら、アウトですので、絶対に食べないように。
具材の「ししとう」を使った「」煮浸しの簡単レシピ、日持ちする賞味期限を解説しました。
シシトウを長期保管するなら、冷凍した「ししとう」を解凍して作るのが良いです。作り置きの煮浸しなら、冷凍より冷蔵がむいていますので、「3~4日内に食べる量」で作り置き、冷蔵庫保管です。もしも、腐ってしまった時は「調味料が入っているから大丈夫」と思わずに、思い切って諦めるのも大事です!