フルーツ大福の日持ちと保存方法!常温・冷蔵庫・冷凍の賞味期限・消費期限切れ

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フルーツ大福(苺・キウイ、ミカン等)の日持ち期間と保存方法!常温・冷蔵庫・冷凍の賞味期限・消費期限切れを解説

  • フルーツ大福は冷凍保存できるの?

  • フルーツ大福の常温・冷蔵庫

  • 大福の冷凍保存の日持ち目安を解説!

フルーツ大福とは、中身にクリームや餡子に加え生のフルーツ(苺・キウイ、ミカン、マンゴーなど)が入っている大福の事です。冷やして食べると美味しいので、冷凍できるのでは?と思う方いると思いますが、作り方とタイプによって冷凍できない大福と冷凍可のフルーツ大福があります

今回は、少しややこしいですが、フルーツ大福の保存方法について詳しく解説しますね

  • 手作りのフルーツ大福の保存は

  • ⇒常温が基本

  • 冷やして食べるとしても?

  • ⇒冷蔵庫で1~2時間程度

フルーツ大福は、材料に「お餅」を使っております。デンプンを含む食べ物は冷蔵庫に長く置くと「餅が固くなる特徴」があるので長期保管は不向き。ヒンヤリして食べたい時に1~2時間程度、冷蔵庫に入れて冷やす程度にしましょう

そして断念な事に、フルーツ大福は生のフルーツは冷凍が不向きで、冷凍保存の基本NGです

買ってきたフルーツ大福:常温・冷蔵庫・冷凍保存の保管方法

  • 冷凍フルーツ大福はお店によってはOK

  • お店のフルーツ大福は賞味期限、消費期限を守る!

冷凍がダメなの?通販やネットで冷凍されたフルーツ大福を買ったことあるけど?と思う方いると思います。冷凍されたフルーツ大福やクリーム大福は、よくみると乾燥剤らしきものが裏にはいています

ココは各メーカーさんや和菓子屋さんの技術力があると信じてOKかと。ただし、冷凍フルーツ大福は和菓子屋さんのやり方で冷凍し保存の安全性が確認されていると思われますので、その指示に従うのが吉。

ダメなのは冷凍で届いたフルーツ大福を解凍後、再び冷凍するといった事をせず、基本は「届いた冷凍フルーツ大福→解凍後食べる」という方法です。

フルーツ大福に賞味期限が決まっていますが、賞味期限とは期限を過ぎても、食べられる可能性がある期間です。しかし、5日以内に腐ってしまう可能性のある食品は『消費期限』が設定されており、消費期限切れは食べることはNGです

フルーツ大福の常温保管:日持ちする賞味期限の目安は?常温の保管温度は?

  • フルーツ大福の常温保管の目安は?

手作りフルーツ大福の日持ち期間(常温・冷蔵庫・冷凍保存)と賞味期限・消費期限切れ

  • 10度~20度

  • 1~2日程度(翌日中)

  • 推奨の保管温度

  • ⇒4度以上、10度前後まで

手作りのフルーツ大福は、ほとんど当日~翌日までの商品が多いです。

フルーツ大福の材料のお餅は「0~4度で固くなる現象」が起きますので、常温でも4度以上が推奨。食通毒の原因になる菌は10度以下で繁殖を抑えられる事が多く、12度から繁殖する菌もいます。この考えからすると「常温でも10度以下」が望ましく「菌の付着をさけるために、ラップやパッケージのまま保管」するのがベストですね

  • 保管場所:高温多湿を避ける

  • 保管場所:日のあたらない涼しい場所

おおよそですが、フルーツ大福は10度~20度の常温で1~2日程度(翌日中)日持ちすると考えて良いですが、出来れば10度前後の温度の保管の方が望ましいです

1つの基準・目安として、常温なら『10度前後の直射日光があたらない場所で保管』と考えて良いと思います

フルーツ大福を冷蔵庫に保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?

和菓子の冷蔵庫保管の注意点

  • フルーツ大福の冷蔵保管:NG

  • お餅が材料のフルーツ大福は、

  • 冷蔵庫内で、カチカチ固くなる

  • 夏など、常温が心配なときのみ

フルーツ大福はお餅が材料、でんぷんを含む和菓子は「0~4度の温度でパサパサ、カチカチ」になり固くなってしまいますから、冷蔵庫の保管は不向きです

しかし、夏の暑い日など25度以上の部屋の中は、菌の繁殖しやすい温度帯になりますから、常温保管が基本と言えども長く日持ちしません。夏は一時的に、その日のうちに食べるつもりで「一時的な冷蔵保管」も視野に入れてくださいね

フルーツ大福を冷凍保管する場合:日持ちする賞味期限の目安は?解凍方法・温めなおしとは?

冷凍保存の方法 

  • フルーツ大福の冷凍保存は?

  • ⇒手作りはNG

  • 例外的に

  • お店が冷凍OKとしている商品のみ

フルーツ大福の冷凍は、お店によってはOKな商品があります。しかし、コンビニで買ったモノや手作りのフルーツ大福は生の果物がはいっていますので、基本的冷凍はNGです

さて、フルーツ大福の保存方法と日持ちの目安を紹介しました。日持ちの目安として「作ってから1~2日」あれば食べられる期間ですが、なるべく早めに食べる方が美味しく、安全であるのは間違いないです

フルーツ大福の食中毒の事例は?

  • 大福の食中毒の事例

  • ⇒黄色ブドウ球菌食中毒

  • セレウス菌

フルーツ大福で過去に、食中毒の事例があったか、調査したところ、

まず、最も有名なのが「黄色ブドウ球菌食中毒」と「セレウス菌」による食中毒事件が、国内で過去にあり、下痢・嘔吐という症状の内容です

この事例はフルーツ大福ではありませんが、餡子の大福⇒餅米を作るときに、指先から混入⇒原因の特定が明確になりませんでしたが、最終的にセレウス菌による食通毒となっています

簡単に言うと、作るときに手をちゃんとビニール手袋などでカバーしていたら発生しなかった食中毒の可能性:大です

  • ⇒いちご大福の食中毒事件

  • ⇒ノロウイルス

2023年に、京都府で起きた食中毒事件。この事件は、なぜ?いちご大福から食中毒になったのか

不思議な食中毒事件です

いちご大福を食べた36人が、下痢・嘔吐の症状となった事件ですが、検出された原因の菌がノロウイルス

ノロウイルスとは通常、海の牡蠣がもっとも原因になりやすく、次に、あさりやハマグリの二枚貝です

牡蠣を食べる時に、レモンを使う。レモンをかけて食べるのは、いちよう、レモンのクエン酸がノロウイルスに効果があるとされるから、生ガキを食べる時はレモンが必須案件とされるからです

  • 不思議な食中毒事件

  • なぜ、いちご大福からノロウイルス?

しかし、ノロウイルスの食中毒は、稀に果物のリンゴ、梨での事例がありますが、極わずかな件数

いちご大福からノロウイルスが検出され、原因となるのは、普通の理屈からは考えずらいですよね

京都府では「ノロウイルス患者の吐物や下痢便などの処理をする場合にはゴム手袋やマスクなどを着用」を、以前から注意しています

そもそも、京都は貝類をよく懐石料理で食べる地域でありますが、いちご大福からノロウイルスというのは、不思議な食中毒事件、詳細は不明⇒嘔吐物から経由の可能性あるの?と、よく考えると、怖い内容(ノロウイルスは嘔吐物、便経由で感染事例:有)です。もしかしたら、いちご大福が原因ではない可能性を否定できませんので、調査はココまでにします。

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