カブトムシの一生と寿命⇒飼育方法やカブトムシが死ぬときの兆候を教えて!!
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カブトムシの寿命
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死ぬ前の兆候はコレ!
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オス、メスのカブトムシの寿命はいつまで?
カブトムシは子供に人気の昆虫の1つで、夏休みの初めに採取して飼育しているご家庭が多いのではないでしょうか。
しかし、大人が考えてわかるようにカブトムシは、それほど長い寿命をもっていません。
では、カブトムシは実際、どのくらいの寿命があるのでしょうか。今回はカブトムシの平均的な寿命をオス、メスで!死ぬ前の兆候や前兆、よくカブトムシがする行動、もしも死んでしまった後にどうするべきかといったところまで詳しく解説しますね
カブトムシの長寿記録⇒ギネス記録は何歳?
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長く生きたカブトムシ
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最長ギネス記録
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→特に長寿の記録はない
長く生きたカブトムシの長寿記録は、特に国産のカブトムシであればギネス登録されていないかと思います
カブトムシの『むし社公認ギネスの記録』であるのは『野生のカブトムシ:87.3mmの大きさ』とサイズの話で、この大型のカブトムシは2015年に、カブトムシ育成のプロ!俳優の哀川翔さんが育てた「88mm」が最高記録と言われます
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半年以上に事例:有
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⇒カブトムシが生きてた!
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12月、1月まで生きた事例があり!
特にカブトムシの長寿の記録はないとされますが、中には『しっかりとした飼育環境』で『交尾をしていないメスのカブトムシ』なら、冬の12月まで、1月後半まで飼育した事例があるとされます。もしも、オスで冬まで生きたら大往生、すごい事です^^
条件が整えばカブトムシは『3ヵ月以上』も長生きする可能性がありますが、ほとんどのカブトムシはもっと短命であり、特殊な長寿のケースを除けば、カブトムシの寿命はこれぐらい!という期間を次に、オスとメスで説明します^^
カブトムシの寿命はどのくらい?カブトムシの平均寿命を紹介!
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カブトムシの寿命はどのくらい?
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オスの平均寿命
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1.5~2か月
カブトムシは寿命が短いと言われ、成虫になってからのカブトムシはオスなら2カ月以内が平均的に飼育できる寿命の目安です
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メスの平均寿命:2~3ヵ月
カブトムシの成虫の寿命は『オスの平均寿命:1.5~2か月』、『メスの平均寿命:2~3ヵ月』と『成虫になってから約3ヵ月以内』で寿命をむかえ死んでしまいます
カブトムシは7月頃に蛹から羽化し、成虫となります
成虫になるまでの期間が約1年ありますので『卵、幼虫、蛹』の期間まで含めると『約1年』が一生の時間であり、カブトムシはオスより、メスの方が『1ヵ月』ほど長生きしやすいと言われ、平均的な寿命も少しだけ長いです
カブトムシが死ぬときの兆候!死んだらどうするべき?
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カブトムシが寿命を迎える時期は?
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8月後半
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お盆過ぎから9月まで
カブトムシの成虫の寿命は『成虫になってなら3ヵ月以内』、オスよりメスの方が長生きだよ!と説明しました。
では、寿命はわかったけど、いつまで生きているのか
おおよそ、どのくらいの時期に死んでしまうのか、ココが気になりますよね。
大量にカブトムシを飼育すると、一斉に全滅することは少なく、8月15日頃、お盆や夏祭りが行われる時期から徐々に寿命を迎え、子供の夏休みが終わる8月後半、9月には、ほとんど生き残っていません
カブトムシは『夏休みが終わる時期:8月後半』に、残念ながらお亡くなりになってしまうと考えて心得ておくと良いと思います
カブトムシは冬眠して冬越しする昆虫なの?国産のカブトムシは冬越ししない!
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カブトムシは冬越し
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冬眠するの?
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国産、日本のカブトムシはしない
クワガタは冬越しできる国産がいっぱいいますが、カブトムシは残念ながら夏休みが終わる時期に、ほとんど死んでしまう昆虫です。外国の大型のカブトムシには冬越しするタイプもいますが、それでも『外国のカブトムシ:寿命6ヵ月から10か月』と、春には死んでしまいます
日本で昆虫採集できる普通のカブトムシは冬越しできず
短命ですから、来年まで飼う!というのは難しく、不可能と思ってくださいね
カブトムシが死ぬ前にする兆候・前兆⇒よくある死ぬ時の行動を具体的に紹介!
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カブトムシが死ぬ前にする兆候・前兆は?
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死ぬ前の兆候①
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⇒よく動く
カブトムシは普段、じっとしていて激しく動き回ることはしないですよね
カブトムシは『動きが鈍くなる=寿命が近い』のは本当の話ですが、夜行性ですので『昼間は動かない』のが普通のこと。
昼間、観察しているだけでは死ぬ前兆は見逃しがちで、ある日、朝起きたら死んでいた。こんな経験が多いのではないでしょうか
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⇒昼間
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いつもより、激しくガサガサ動く
カブトムシは死んでしまう3日前ぐらいに、虫ケースなら『上の蓋』、『虫カゴ』といった足で登れて動きやすい場所で『よくガサガサと動き回る』ようになったら、ちょっと寿命の心配をした方が良い個体がいます
元気に活動している!と見えても、普段から『大人しい性格のカブトムシ』が、活発的に動くようになってからは『長くて1週間』、おおよそ3日以内に寿命をむかえる事が多く、死んでしまう可能性も視野に入れなければなりません
特に夜行性のカブトムシが夜ではなく、昼によく動き回る時は気をつけた方が良いです
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死ぬ前の兆候②
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何度もひっくり返る
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→ひっくり返って起き上がれなくなる
よくあるカブトムシが死ぬ前にする行動の2つ目のパターンです
カブトムシだけではなく、クワガタにも多い事ですが、原因は不明ですが『よくひっくり返る=起き上がれない』といった老衰を疑う行動をする個体がいます
寿命が近く、起き上がるパワーがなくなっていると考えて良いかと思いますが、虫ケースや飼育箱の中で起き上がれないのは弱っている証拠でもありますので、『何度もヒックリ返る+自分で起きあげれない』といった行動を『よく見かける』ようになったら、危なく『足を触って力が入ってない』ようであれば、3~4日ほどで寿命を迎えます
カブトムシの死んだふりの見分け方⇒カブトムシは死んだふりをする?
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カブトムシは死んだふりをする?
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→擬死をあまりしない
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→カブトムシは死ぬと体重が軽くなる
カブトムシは『死んだふり=擬死』をするのか、しないのか。ココ、飼育してる時は重要ですよね
もしかしたら、カブトムシは死んだふりをしてるだけかも!と希望的観測に希望を頂いた方には残念なお話ですが、クワガタは足をたたんで『死んだふり』をしますが、カブトムシはあまりしない昆虫だと言われます
動かなくなったら、カブトムシは死んでいる可能性が高く『カブトムシを持ってみて、軽くなっていた=ほぼ死んでる』と、判断して問題ないかと思います
カブトムシが死んだらどうする?土に返すべき?カブトムシのお葬式を紹介!
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カブトムシが死んだら、どうする?
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正解:燃えるゴミとして捨てる
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理由はどうして?なぜ?
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生態系を変える恐れがある為
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昆虫の骨格は土に長い間、分解されない
カブトムシが死んでしまうと子供が悲しみますよね
夏休みの時期に、長く一緒に暮らしたのなら、ゴミとして処分するのは気持ち的にできないと考える方が多いです
国産のカブトムシなら元の場所、捕獲した付近の土に埋めるのなら生態系を崩す可能性は低いですが、1度飼育したカブトムシは、病原菌をもつ事があり、基本的に『生態系を変える恐れがある為、土に返すのはNG』、『公園の土に埋めるのもNG』とされ推奨はされていません
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公園や庭の土に埋めるのはNG
育った場所と飼育していた場所が違うので、病原菌を持ち込んでしまう可能性があり、エサとなる昆虫や他の生き物に影響を及ぼすので『形の残らない火葬する方法』がベストだと、考えられます
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子供とお葬式(火葬)をやるのはあり!
昆虫の骨格は土に長い間、分解されないので『土に埋める=自分の庭でもNG』と考えるべき。子供と一緒に『自分で火葬+その後、燃えるゴミといて処分する』など、軽くお葬式をあげるのもありかと思います
ちなみに、自分でできない方も多く、昆虫が死んでしまった時は「昆虫葬」を行うペット葬儀屋さんがり、現代ではこちらを利用する人が増えています(値段は3000円くらいが相場です)
カブトムシ以外!ミヤマやノコギリクワガタの一生と寿命を紹介!
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コクワの一生と寿命!
コクワの飼育:コクワガタの寿命と一生
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ミヤマの一生と寿命!
ミヤマの飼育:ミヤマクワガタの寿命と一生
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ノコギリクワガタの一生と寿命!
飼育方法:ノコギリクワガタの一生と寿命
さて、カブトムシの寿命と死んだ後の処理、お葬式の方法まで詳しく解説しました
カブトムシは夏の間がメインの活動時期で、夏休みが終わる事にはなくなってしまいます。子供と一緒に飼育しているなら、寿命の時期や兆しは知っておいて損はないと思います