ミヤマクワガタの平均寿命!ミヤマの成虫のオス・メスの寿命はどのくらい?

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ミヤマクワガタの平均寿命!ミヤマの成虫のオス・メスの寿命はいつまで?

  • ミヤマクワガタの寿命+死ぬ前の兆候はコレ!

  • オス、メスのミヤマクワガタの成虫の寿命はいつまで?

ミヤマクワガタとは、ゴツゴツしたボディー+ギラギラした体の色、そして大きなハサミが魅力なクワガタですよね

子供が喜びそうな特徴が多く、ミヤマは深山(みやま)と漢字で書く通り比較的、山奥を住処をしているクワガタ、田舎町ならクワガタの木に多く、夜は山道付近の街灯にもいます。

ミヤマクワガタを捕獲した!子供がもらってきて飼う!となった時、ミヤマクワガタがどのくらいの期間、世話するべきか。寿命が知りたいですよね

今回はミヤマクワガタの平均的な寿命をオス、メスで!死ぬ前の兆候や前兆、よくミヤマクワガタがする行動、もしも死んでしまった後にどうするべきかといったところまで詳しく解説します

国産のミヤマの成虫の寿命:3ヵ月~6ヵ月

  • 長く生きたミヤマクワガタの最長ギネス記録

  • →特に記録はなし

  • 一般的なミヤマの寿命:3ヵ月~6ヵ月

ミヤマクワガタの最長長寿の記録は、特にギネスにはないようです

オオクワガタなら3年ほど生き、最長記録は7年と言われますが、実はミヤマクワガタは短命なタイプのクワガタで、長寿の記録は特にありません。

一般的に、ミヤマクワガタの寿命は『3ヵ月、長くて6ヵ月』と言われますが、羽化した時期が早い方が寿命が長く、秋ごろに死んでしまう昆虫です。わかりやすく言うと『成虫になってから、活動を開始してから3ヵ月以内』が寿命の目安です^^

  • ミヤマクワガタの寿命はどのくらい?

  • オスの平均寿命:2~3ヵ月

ミヤマクワガタのオス・成虫の平均寿命は『2~3ヵ月』が目安

  • メスの平均寿命:3ヵ月

ミヤマクワガタのメス・成虫の平均寿命は『3ヵ月』が目安

ミヤマクワガタは春の4月の終わり頃から5月に羽化する事が多く、長い個体で半年、ほとんどのミヤマは3ヵ月が寿命です。

ミヤマクワガタの成虫の寿命は『オスの平均寿命:2~3ヵ月』、『メスの平均寿命:3ヵ月』とオスとメスで寿命の長さは少し違います。昆虫だけではないですが、男性よりも女性の方が人間でも平均寿命は長いですよね

ちなみに、クワガタの場合は人間とはちょっと違い『産卵、交尾をしていないクワガタ』は稀に長生きする事があります^^

もしかしたら、生物として役目を終えていない、未出産のメスのミヤマなら6ヵ月と長生きするかもしれませんね

  • ミヤマクワガタが寿命を迎える時期

  • 8月後半:お盆過ぎから9月の頭頃まで

ミヤマクワガタの成虫の寿命は『活動するようになってから、3ヵ月以内が寿命』と説明しました。

では、寿命はわかったけど、いつまで生きているのか。おおよそ、どのくらいの時期に死んでしまうのか、ココが気になりますよね。

大量にミヤマクワガタを飼育すると、一斉に全滅することは少なく、8月15日頃から徐々に寿命を迎え、子供の夏休みが終わる8月後半、9月には、ほとんど生き残っていません

ミヤマクワガタは『夏休みが終わる時期:8月後半』に、残念ながらお亡くなりになってしまうと考えて心得ておくと良いと思います

  • ミヤマクワガタは冬越し、冬眠するの?

  • ミヤマクワガタは冬眠しない種類

  • →例外的に冬越しした事例:有

コクワガタやオオクワガタと違いミヤマクワガタは、冬眠しない種類で冬越しする事はできません

ミヤマクワガタは、9月の頭頃には寿命を迎え、長く生きた個体でも、一般の飼育下であれば10月頃が最大の限界と言われています

しかし、例外的にミヤマクワガタが冬越しした事例があり『交尾をしていないミヤマクワガタ』が、飼育下で『冷蔵庫の中で冬眠→冬越しした』というニュースもあり、もしかしたら今後、ミヤマクワガタの冬越し方法が判明するかもしれないす

死ぬ前のミヤマクワガタの兆候・前兆:活発的になる、飛ぶ

  • 死ぬ前のミヤマクワガタの兆候・前兆は?

  • 死ぬ前の兆候①:よく動く

  • →いつもより、激しくガサガサ動く

ミヤマクワガタは夜行性の昆虫であり、また、そもそも他のクワガタより大人しいです

よく動くのは元気な証拠、コレは本当の話ですが

ミヤマクワガタは死んでしまう2,3日前ぐらいに、虫ケースなら『上の蓋』、『虫カゴの網の部分』といった場所で『よくガサガサと動き回る』ようになったら、寿命の心配をした方がよい時があります

死ぬ前のミヤマクワガタの兆候・前兆:バタバタ、ブンブン飛ぶ

  • 死ぬ前の兆候②:バタバタ飛ぶ

  • →なぜか、飼育ケーズの中で飛ぶ

特に、ミヤマクワガタはそれほど羽を開いて飛びません。飼育ケースの中で、バタバタ飛んでいた後、数日後に死んでしまう事があります

元気に活動している!と見えても、普段から『大人しい性格のミヤマクワガタ』が、活発的に動くようになってからは『長くて5日』、おおよそ3日以内に寿命をむかえる事が多く、死んでしまう可能性も視野に入れなければなりません

  • 死ぬ前の兆候③:何度もひっくり返る

  • →ひっくり返って起き上がれなくなる

よくあるミヤマクワガタが死ぬ前にする行動の3つ目のパターンです

ミヤマクワガタだけではなく、クワガタにも多い事ですが、原因は不明ですが『よくひっくり返る=起き上がれない』といった老衰を疑う行動をする個体がいます

寿命が近く、起き上がるパワーがなくなっていると考えて良いかと思いますが、虫ケースや飼育箱の中で起き上がれないのは弱っている証拠でもありますので、『何度もヒックリ返る+自分で起きあげれない』といった行動を『よく見かける』ようになったら、危なく『足を触って力が入ってない』ようであれば、3~4日ほどで寿命を迎えます

ミヤマクワガタの死んだふりとは?

  • ミヤマクワガタは死んだふりをする?

  • →擬死をする

  • →足をたたんで、丸くなる

ミヤマクワガタは『死んだふり=擬死』をします。カブトムシは死んだふりをしませんが、クワガタは『外敵に襲われる=ピンチな状況になる→死んだふり』をします

足をたたんで、丸くなると表現していますが、ダンゴムシのように丸くなるのはなく、身を小さくひそめるようなイメージです

野生のミヤマクワガタは、木を揺らすと落ちてきます。その時は「外敵が来た→身を丸めて落ちて来る=足をバタバタしない」事が多いので、基本的に怖い思いをすると、死んだふりをしやすいのかと思います

  • ミヤマクワガタが死んだら、どうする?

  • 正解:燃えるゴミとして捨てる

  • 理由:生態系を変える恐れがある為

  • 理由:昆虫の骨格は土に長い間、分解されない

ミヤマクワガタが死んでしまった時の対処方法です

ミヤマクワガタは夏休みの時期に飼う昆虫で、約1か月ほど共に過ごすかと思います。長く飼うと情が移り、ゴミとして処分するのは気分的にできない!と考える方のは普通の事です

国産のミヤマクワガタなら元の場所、捕獲した付近の土に埋めるのなら生態系を崩す可能性は低いですが、1度飼育したミヤマクワガタは、病原菌をもつ事があり、基本的に『生態系を変える恐れがある為、土に返すのはNG』、『公園の土に埋めるのもNG』とされ推奨はされていません

ミヤマクワガタは育った場所と飼育していた場所が違うので、病原菌を持ち込んでしまう可能性があり、エサとなる昆虫や他の生き物に影響を及ぼすので『形の残らない火葬する方法』がベストだと、考えられます

昆虫の骨格は土に長い間、分解されないので『土に埋める=自分の庭でもNG』と考えるべき。子供と一緒に『自分で火葬+その後、燃えるゴミといて処分する』など、軽くお葬式をあげるのもありかと思います

ちなみに、自分でできない方も多く、昆虫が死んでしまった時は「昆虫葬」を行うペット葬儀屋さんがり、現代ではこちらを利用する人が増えています(値段は3000円くらいが相場です)。

さて、ミヤマクワガタの寿命と死んだ後の処理、お葬式の方法まで詳しく解説しました。ミヤマクワガタは見た目からしてゴツくてかっこよく、男の子に特に人気です。可愛がって育てると思いますので、死んでしまった時にがっかりさせないように、心構えをしておくといいと思います

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